テルコ雑貨店のノートが店頭に、ようやく復活いたしました!(それと少し在庫のいろいろを)
CIRCLEの入っているビルが先月からずっとメンテナンス続きで、CIRCLEは未だに足場や布に囲われたりしているのですが。
ちょいちょいトラブルがありつつ、なんやかやとまだ足場は撤去されなかったりします。
なんとかもう少し、せめて店が見えやすいようにと対処をお願いしたりもしているけれど、なかなかどうして進みが遅い。
ただでさえわかりにくいお店ですのに、さらにわかりにくくなっていてご迷惑をおかけしてすみません。
なるべく良い状況になるように、もろもろ努めてまいります……。宜しくお願い申し上げます!
さて本日は、長らく店頭から離れていて、ようやく一部が復活となりました。
テルコ雑貨店のノート、新作を交えながら店頭に。
秋のイベントのもろもろがあって、CIRCLE店頭からはすっかり姿を消していたテルコ雑貨店のノートたち。
「なくなっちゃったの?」とお声をいただくことも重なっていて申し訳なかったところなのですが、ようやく一部厳選した冊数にて、復活となりました!
この秋冬からの新作なども結構いろいろ……だったのですけれども、イベントが先行であったゆえ、イベントで結構なお声をいただいて気がつけば冊数がちょっとした残っていなかったりするものも多く。
しかしながら、とにもかくにも、15種類ほどではありますがCIRCLE店主が「これは、置きたいなぁ、いま」とわがままいろいろ入って選んで揃えました。
華やかなものからシックなものまで。
手触りがさらさらなものから、個性的でふわっとしたものまで。
海外っぽいものから、日本らしいものまで。
新作の中で個人的にものすごく好きだった子は、製作出来た分が全てイベントでいなくなってしまって、またわずか残っている生地分で仕上がれば……と期待はしているのですけれど、それはまた今度かなと。
でも様々な種類で良いところ、揃えてみました。
新しくお目見えする子たちが結構いますので、もろもろご紹介して参りましょう。
まずは新作の中でもとりわけ個性的で、イベントでもものすごく人気だったトルコのテキスタイル。
トルコのレガシー(遺産)をテーマにした模様や、伝統的な事柄を模様にした生地で、なんとも面白い。
もはや絨毯とかタペストリーな感じで肉厚な素材感。
どーんと大きな敷物的なサイズから、真ん中の方に入っている柄部分のみをカットして作られたノート。
ちょっと贅沢ですけれど、その分質感は豊かでたのしい。
柄はいろいろと入っていて、作れた大きさによって柄が違っていたり、あるいはカットした部位によっても見えてくる柄が違う。
そういう意味でのランダムさも含めて、まさに世界で一冊的なノートに。
カッパドキアなんかも入ってますし。
どんな柄が組み込まれているか、ぜひ見てあげてくださいね。
トルコ好きな方はもう、きっとぐっとくるはず。
続いては、これも肝いりでCIRCLE店主が素材提供したのだけれども。
イベントではやっぱりすごい人気で、まさかの残ったのは一冊だけ。なんとか店頭に出せてよかった。
えー、チェコスロバキア軍時代の1950年代のヴィンテージテント生地、でございます。
あれですね、KUONさんで洋服に仕立てている、あのテント生地と同様のヴィンテージテント。
CIRCLE店主も数枚持っているので、その中の1枚を提供。
無論、紐やら革やらテープやら、いろいろが思いっきり縫われていたりくっついていたりするので、それらを解体していく。
もうその段階から「この部分が面白いから、綺麗に残るようにカットしよう」とか「ここは全体にこう入れたい」とか言いながら、なるべくテントっぽい良い雰囲気が残るように仕立てたもの。
残る一冊は無地のA6サイズ(小サイズ)。でも良い感じにステッチと生地の重なりのある部分がご覧いただけるのがよかった。
テント生地そのものはまだ持ってはいるので、どこかのタイミングでもう少し店頭用に数を作ってもらって、としたいところだけれども。
いかんせん解体も結構大変で、なおかつどこをどう取るか、というのか一番のポイントでかなり時間かかったりもするので、それはもう来年以降にやれたら…という。
ひとまずは、この1冊が今年分のラストになるので、チェコ軍テントがお好きな方は愉しんでもらいたいなと思っています。
そしてお次は、ぐぐっと華やかな子。
イタリアはヴェネツィアにて飾り用や衣装用として輝いていた、色とりどりのダイヤ柄生地。
発色がとってもよくて、質感もさらさらで気持ちいい。
華やかなダイヤ柄って好きです。
まるでアルルカン(道化師・アルレッキーノ)が纏う衣装のようで、素敵。
素材としてはポリエステル的な化繊なのですけれど、むしろその化繊独特の光沢が、柄の発色とよく似合っていて。
シルクではない分価格も落ち着いてくれるので、華やかなノートとしてはとっても使いやすいコスパ良い子に。
アルレッキーノダイヤ柄、という風に名前がついていて。
個人的にかなり好きなノートです。
海外の空気だけではなくて、和の空気のある新作も。
縁起の良い様々な柄で構成された良い着物さんを、ざくざくと解体して作られた子。
淡いピンクやグリーン、からし色に朱色に淡い紫……色合いも豊かで、見ているだけで良いことありそうな柄。
青海波模様があったり、絞り模様を入れたり、菊の花が入ったり、ちょっと亀甲紋的な部分も時にあったり。
そもそもの着物がとっても雰囲気良いものだったからこそ、ノートになっても良い塩梅。
待つや梅の模様も入ったり。
吉祥模様というネーミングになっていて、おめでたい明るい空気に溢れたノートです。
もちろんこれも、個体によって柄の出てくる分や入り方、見え方が異なります。
その1点もの感もまた、他にない面白さ。
華やかな子は他にも。こちらはスペインらしいアーティスティックな色使いが素敵な、プリントコットン。
手書きで描かれたようなうねっとしたストライプの動き、そして渋い雰囲気と華やかな色合いのバランスがとても面白い。
スペインはアートの国。
色使いは同じヨーロッパのフランスともイタリアともイギリスとも、やっぱりちょっと違う感じがある。
ピンクや紫、赤を連続して並べてもどこか綺麗なバランスを取る。
まさにアート的なテキスタイル。
かと思えば、ブルーグレーの渋い感じや、淡いグリーンの風合いがまた良い具合で。
華やか一辺倒にならず、どこか落ち着いた風合いを混ぜることで、華やかさの美しさがまた増して感じる。
水色の発色も好き。
そして手書き風なこのランダムなストライプの揺れがまた、心地よい。
色の配色感はもちろん同じなのだけれども、手書き風のラインの流れは、やっぱり撮れる場所によって違う。
ちょっとした違いだけれど、でもやっぱり違うからそれぞれの雰囲気がある。
そしてさらに、イタリアはフィレンツェ産のマーブルペーパー、ピンクのものが一種類。
前にCIRCLE店頭でも少しご案内していた孔雀柄とはまた違う、くさび形のようなヘリンボーンのような、独特な動きのあるタイプ。
ピンク、イエロー、グレー、赤などなど、柔らかな色合いの流れが美しい。
水の上に(厳密に言えば、水ではないのだけれども)インクをいろいろと置いて、そこに棒などを動かしながら柄を描く。
そこに厚めの紙をすっと敷いて、色の流れを丸ごと写し取る。
日本風に言えば墨流しという技法に近いわけだけれども、イタリアはフィレンツェのこの伝統的なマーブルはやっぱり綺麗。
当然、水の上に描かれたことなので、同じように見える形でも同じものはない。
狙って柄を描くけれども、そこには偶然の要素もいろいろあって、最終的には二度と同じ紙は出来上がらない。
柄のうねりや、色の絶妙な混じり。そういったものも含めて、マーブルの面白さ。
もちろんノートになっても同じものは出来上がることがないので、それがたのしい。
柄の向きがまた違ってくると、見え方も異なって。
マーブルはペーパーサイズの兼ね合いもあって、大きいノートはなく、小さいノートだけになりますが、ご了承くださませね。
と、そしてこれはイベントでノートがなくなる前にも店頭にいましたが。
フランスの美しいインテリアやドレス用の生地。
イベントでとってもお声を多くいただいて、この無地の小さいサイズの1冊で終了ということに。
生地も残っていないので、追加等はありません。
せっかく最後の一冊なので、店頭にもちろんもらっておきました。
華やかでフランスのこういった系統の生地はの美しさはピカイチ。
ラグジュアリーな空気があって、なんだかちょっと豊かな心持ちになる。
マネキンさんがこの生地を使って作ったドレスを着ていたのを店主は見ていて、「うわぁ…すげぇ……」とフランス生地の力を感じました、はい。
赤い部分だけでなく、それ以外のシャンパン色の部分の織りも実は凝ってるんですよね。
細かなところの織りまで美しく、さすがフランスですねぇ…と感じさせてくれる。
と、その他にもテルコ雑貨店のエース的存在な赤いロータス柄や、CIRCLEで男性にとっても人気でお声いただける大島紬を解体したものなども。
大島紬は出来上がっている分で終わりなので、あとちょっとになりました。
インドの伝統衣装用の孔雀柄生地は発色豊かで柄が細かくて素敵だし、オーストリアのヴィンテージ生地も残りわずかに。
イギリスのシックなスーツ用ウール生地ももちろんカッコ良かったり。
イギリスにも負けませんよ、と愛知県産のウールチェック生地の質感も柔らかくて素晴らしい。
その他にもコルクや和紙のものなども含めて、今は15種類くらいは揃いました。
ぜひ、もろもろまたお愉しみいただけたら幸いです。
と、そしてここからは少し在庫のこと。
これもブログで詳細をしっかりどこかのタイミングで書きたいのだけれど、ルボナーさんの二つ折り純札入れ、いろいろあって在庫が出てきたブッテーロバージョンがちょっとだけ店頭に。
基本、もう作られることはなかろうなぁ……と思っていたわけですが、いわゆるデッドストック的な感じで出てきた分があったということで。
CIRCLEとしても純札入れが大分種類なかったので、今回は少しだけ揃えました。
ブッテーロのブラック、チョコ、キャメル、ワインです。
ご興味ありましたらぜひ、ご覧いただけたらな!と。ブログでしっかりご紹介できるのは、ちょっと先になりそう。
そしてまた、ルボナーさんのコンフェ・チュ。
CIRCLEではブラックとトスカニーを在庫しておりますが、今ブラックは短ハンドル仕様でもご案内できる具合になっています。
もちろん長いハンドルの方でもご用意できますし、いずれでも対応出来るようになっていますので、もし短ハンドルが良かった!という方がいらっしゃればどうぞこの機会に。
オンラインでも備考に「短ハンドルを……」とご記載いただければ大丈夫です。
トスカニーはごめんなさい、短ハンドルのパーツがそもそもないので、長いハンドルだけです。
また、先日ご案内のリプロダクトクロック。
正方形の銀色の子は旅立ちが決まり、あと木製とクリームのホーローの二つに。
旧ソ連の面白さとスウェーデンの時を感じる子達。
引き続き、ぜひお楽しみを。
そして店頭で「可愛い〜」とお声いただける、CIRCLEベアくんたち。
大分嫁いで行きまして、今はこの五倍子を用いたグレーのベア、それと市松模様刺し子ベアの二つに。
この可愛さも引き続きお愉しみくださいね。
あ、ボディが漆黒刺し子で横白ブリーチに切り替わったこの子は、訳ありさんなので店頭で気になる方はお声がけを。
すっごい基本は可愛いので、店主の細かさが気にならない方はきっと、とっても良い感じ。
いろいろアウトレット的なアレなので、その辺はお店でどうぞ。
と最後に、この間ご案内したばかりのF-lineの特注パスポートケース。
多くのお声をいただけて、いちから形を検討した甲斐があった!というもの。とっても嬉しいです。
今はこの3種類となりました。
「あれ、これがまだ在庫なのか……」と意外な子だったりもするわけですが、お好みはいろいろ。
残り少ないですが、ビビっと響いた方はぜひお愉しみくださいね。
と、こんな具合で最近ご案内の在庫たちもちょっとお知らせでした。
ここから先、ちょっとクリスマス的なムードが漂い、たぶんCIRCLEもてんやわんやといろいろご案内やご連絡が多くなります。
どうぞ、宜しくお願い申しあげます!
CIRCLE
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- 2019.01.14 Monday 05:10
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