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2017.11.17 Friday

Circus of Happinessのドラーロシリーズのエイジング定点観測 その4

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     今日は打ち合わせに来てくれた作り手とともに、タイにすごく詳しい(むしろ住んでる)子が一緒に来てくれて、素敵なお話をいろいろ聞くことが出来ました。

     

     やっぱりタイ航空は良いなぁと感じたり、タイ料理って素敵よねと思ったり、タイシルクの面白さを再認識したり。

     

     ふと行きたくなることが多いタイ。CIRCLEを始めてからはそう行けなくなったけれども、どこかのタイミングでタイシルクをいろいろ見にまた行けたら良いなぁと感じています。

     

     さて本日は、ちょっと定点観測。

     

     Circus of Happinessで用いているイタリアはワルピエ社のドラーロ。定番でもある素敵なタンニン革ブッテーロに型押しを施し、上から少しグレージングをかけた皮革ですが、その経年変化をご覧いただく観測。

     

     

     今年の夏までは、ロングウォレットでキャメル、ミニウォレットでグリーンを使っていて、その2種類のカラーのエイジングも定点観測としてのブログでご覧いただいておりました。

     

     「こんな風に変化しますよ!」というのは結果だけを見てももちろん雰囲気は掴めますし、使い方によって差異はあれどもなんとなくの方向性は感じ取れる。

     

     でもその変化していく過程も含めてご案内することで、その革を使い進む過程がどんな風に素敵か、というのをお伝えできるのではと思うので定点観測という具合でその時々の風合いをご案内しています。

     

     

     今はロングウォレットでスポットカラーのグレーを使い……

     

     

     ミニウォレットでは華やかにオレンジを使っています。

     

     どちらも同じタイミングで交換をしましたが、それが8月のこと。(先ほどの前のグリーン・キャメルの経年変化過程の中で、時期も書いてますが)

     

     もちろんお財布たちですから毎日欠かさず持っていて、だいたい3ヶ月半くらい。

     

     夏の暑い時期と秋の始めを超えて、どんな風に変わっていったのかを愉しんでいただけたら、と。

     

     そしてドラーロの小物たちをご検討いただくときの参考になれば幸いです。

     

     

     ではまずはロングL字ウォレットにて、スポットカラーのグレーから。

     

     グレーは今年の3月にスポットカラーの扱いでロング・ミニと合わせて作りましたが、今はミニウォレットは店頭現品以外は完売していて、少し多めに作れたロングのタイプのみ数個在庫しています。

     

     定番にしないの?と聞かれることもありますが、定番にはなりません。なので茶味がかったグレーがお好みの方は、どうぞこのタイミングにお楽しみを。

     

     と、新品のグレーと店主が使っている真っ最中の3ヶ月半ものを並べています。

     

     もう、この時点で明らかに違う色の感じと光沢、そして全体の存在感。圧倒的に使っていく方が、より素敵な表情を見せてくれる。

     

     言わずもがなと思いますが、上が新品状態で下のぷっくりしているのが使っているものです。

     

     

     たった3ヶ月半でここまで差が出るとは思わなかったけれど、そのスピードよりも変化した後の美しさにより驚いています。

     

     しっかりとした全体的に色は深くなり、グレーとしての味わいはしっかりと強く残しながらも、やはりほんのりと茶色味も深くなる。

     

     そして何より、この光沢の透明感と強さの差。想定以上の素晴らしさです。

     

     

     光の当たり具合で明るさももちろん変わるけれども、どこから見ても一目瞭然に差が出ています。

     

     もとがグレーということで薄めの色味ですから、経年変化がくっきりと見えやすい感じもありますね。

     

     でもまだこれで3ヶ月半。まだまださらに味わいが深まるに決まっている。

     

     

     こちらが、始めの新品状態。

     

     いえもちろん、この段階でもドラーロの色彩は美しいですし、表面もうっすら光沢感ある仕上げなので、十分に綺麗なのですけれども。

     

     

     この段階からスタートをして、基本的には普段あんまりお手入れみたいなことも深く考えずに、ただただ毎日使って。

     

     意識的に撫でるとかも特にしていないし、強いて言うなれば使い始めに早速傷をつけたので(傷がつきにくいドラーロなので、ちょっと尖ったものでザリザリっと小さくやってしまった)、そこをなんとか復元しないかなーとグリグリしたくらい。

     

     

     それで、この仕上がり。いやもう優秀すぎる。

     

     型押しによる凸凹した色合いの違いはさらに深まり、透明感溢れる光沢が全体を覆い、革そのものもしっとりした雰囲気に。

     

     

     この変化、風合いの進み方は実はどの色もやはり同様で、前のグリーンやキャメルでも同様に感じることが出来た。

     

     ただグレーは色がもともと薄い分、よりそれが顕著に早く感じられている。

     

     もはや暗いところでも革のじんわりした光沢がわかるくらいに綺麗です、すでに。

     

     

     違う角度から並んだ感じも。

     

     無論、左が使っている方です。

     

     やっぱりあ明らかに差がありますよね。

     

     中身を入れすぎてぷっくりしてるな!というのはどうぞ優しく見守っていただけると幸いです。店主はどうしてもお財布がぷっくりする。

     

     

     こちらが、新品。もちろんすでに素敵な佇まい。

     

     

     でもしばらく使うと、それだけでこうなってくれる。素敵。

     

     

     もう一枚のこっちで見ると、本体にすでに指を反射して鏡みたいにうっすら見える。

     

     スムースな表面のレザーならまだしも、型押しのこの表情でこんな風に変化が進むのは、そうないですよね。

     

     やっぱり、スムースで素敵な変化をする革に、しっかり良い型押しを施すのは効果的だなと感じます。

     

     傷も目立ちづらく、そもそも引き締まるのでつきづらくもなり、グレージングを少し施しているから水気にもわずかに強くなって。

     

     ドラーロはきっともっとこれから、世間的に評価されていくのではないか、と感じています。

     

     

     続いてはミニウォレットに使っている、オレンジの変化を見ていきましょう。

     

     オレンジもグレー同様に、3ヶ月半ほど経過してます。

     

     正直、手入れってなんだっけ?というくらいにラフに、それこそポケットにしょっちゅう突っ込むような感じで使っておりますが、しっかり綺麗に育ってきてくれています。

     (もちろん、お客様のお財布のお手入れはしっかりさせてもらいます!)

     

     ワントーン色濃くなりながら、グレーほど色味の変化が強くはまだ出ていませんが、光沢感や質感の変化は顕著。

     

     もちろん、上が新品で下が使用中。

     

     

     パキっと明るさが強かったオレンジを、大人の味わいにワントーン深くした感じに育ってきてます。

     

     色合いに関して言えば、これはもっとこの先に濃くなって、ぐぐっと熟した柿のような具合になっていく。

     

     

     そしてツヤ感の違いはかなり大きい。

     

     他の色味と同様、全体を透明感がしっかりある光沢が覆ってくれます。

     

     もともと華やかな色味なので、その光沢の美しさはまたひとしお。

     

     

     こちらが新品。無論、このパキっとした発色は素敵で、さすがワルピエ。

     

     

     この感じからスタートして、徐々に徐々に深まっていくのが良いわけです。

     

     

     さらにもっと深まるはずだけれども、きちんと良い具合に濃くなってはきています。

     

     ドラーロは型押しをしていないブッテーロそのままに比べると、経年変化のスピードそのものは若干ゆっくりに感じる。

     

     でも経年変化をしていくさまや、たどり着く感じはやっぱり一緒で、とにかく美しい色とツヤに育つ。

     

     もうワルピエ社の鞣しが素敵だとしか思えない。

     

     

     表面はハリを維持しながらも、しっとりした感触になります。

     

     このしっとり感も、初めのサラリ感とはまた違って、革らしい空気を深めてくれる。

     

     ワルピエ社の皮革は総じてやはり、未使用よりも使った後の方が高級感に溢れていると思う。

     

     

     こうして並べると、まるで違いますね、うん。

     

     

     手に持っても違いを感じていただけるはず。これが新品。

     

     

     こっちが使っている方。色は照明の関係で変化がわかりにくいかもしれませんが、明るめのカラーにも関わらず、やっぱり本体に少しもう指が鏡のように映る具合になってきている。

     

     明るい色はくらい色よりも本来はこうして映りにくいから、なかなかに良い光沢の上がり方をしているなぁと改めて。

     

     と、このような具合でグレー、オレンジの経年変化も素敵なドラーロさん。

     

     ぜひ色選びの参考になれば幸いです。

     

     

     せっかくなので、前の色味のキャメルとかも少し。

     

     上が新品、下が使ったもの。

     

     まぁこれも一目瞭然で色が深まって、ツヤが高級感醸し出すようになる。

     

     

     このキャメルももっと進んで濃くなっていく。

     

     本当にはそこまで使いたいけれど、それをしているといつまでも経年変化の傾向をご覧いただけないので、この辺りで変えてます。

     

     

     基本的には乾拭きで十分ですし、クリームなどを塗るとしても半年〜年に一度くらいで十分。

     

     ただ、コバ面などは顔料を乗せずに、革の風合いを活かして磨いているので、たまにクリームを塗って磨くと綺麗になります。

     

     

     これが……

     

     

     こうね。渋い魅力が数倍に。

     

     

     角度を帰るとまた変化度合いがわかりますね。

     

     これで一年弱くらい。

     

     もう一年くらい使えば、さらにぐっと深く味わい豊かになっていく感じがしっかりある。

     

     

     グリーンもせっかくですからね。

     

     上が新品で下が使ったもの。これでやっぱり一年ちょっとくらい。

     

     グリーンそのものの色が深まり、光沢はもう別物と思うくらいに違う。

     

     

     透き通った感じの光沢が出る革が好きです。

     

     

     初めの状態の新品らしい光も好きだけれど、使い込んだ後の柔らかく持つ良い光沢はなお良い。

     

     

     ちょっと暗く写ってますが、この感じのグリーンが

     

     

     どーんとこんな感じに深く渋く、そして美しく。

     

     

     これらは全て、店頭に保管もしていますので変化を生で見ておきたい方はどうぞお声がけくださいね。

     

     ドラーロの変化に関しては、できるだけ全ての色をと思っていますが、ブラックとネイビーに関してはこの次に変えるタイミングで……。

     

     チョコ色に関しては名刺入れで使っているので、来年にはその変化をご覧いただけるかなぁ、と。(どうしても、店主の職業的に名刺入れはお財布よりも変化がゆっくりなので……営業さんとかだと早いんですが)

     

     

     ぜひ、このドラーロとブッテーロを組み合わせたCircus of Happinessの革小物たち、宜しくお願いします。

     

     名刺入れのネイビー、ミニウォレットのグレーは在庫がありませんが、他は僅少なもののいろいろとしっかり揃ってます。

     

     経年変化が好きだけれど、傷もなるべく目立たせたくないし、気軽に良い革を使いたい!という方へ。

     

     どうぞ、宜しくお願い申し上げます!

     

     

     

     CIRCLE

     

     

    コメント
    こんにちは。初めてコメントさせていただきます。
    先日ギャルソンウォレットとカードケースを購入させていただき、大変気に入って使っております。何を隠そう購入したきっかけも革のエイジングを調べていたときにこちらのブログに辿り着いたからで、定点観測は大好物です(笑)
    傷が付き難いのにいい感じにエイジングしてくれるドラーロが大好きです。
    ブックカバーやペンケースなどステーショナリーも今後ラインナップに増やしていただけないか…とこっそり期待しています。
    それでは、素敵なお品ものをありがとうございました!
    • ぎんなん
    • 2017.11.23 Thursday 14:31
    ぎんなん さま
    こんにちは、コメントありがとうございます。

    ギャルソンウォレットとカードケース、お使い下さりありがとうございます!
    エイジングの定点観測、なるべく変化をしっかりご覧いただけるように、地味に続けていきたいと思っています(笑)。

    ドラーロはとてもバランス感良い革と思っています。使いやすさと経年変化、いずれも味わえるので。
    ブックカバーやペンケース、ステーショナリーは確かに愉しいところではあるのですが……。
    CIRCLEがもっともっとしっかり体力がついていけば、そこは展開してみたいなぁというところです。

    ありがとうございます。ぜひ引き続き、ご愛用いただけたら幸いです!
    • CIRCLE 青山
    • 2017.11.24 Friday 13:03
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