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2017.05.13 Saturday

KUON(クオン)の伝統と現代の交わる、襤褸パッチワークポケットTシャツについて。

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     随分と強い雨になった1日ですが、そんな中にもじっくり足を運んでくださるお客様もいて、心が温まる。

     

     商売的なことだけでいえば、もちろん一般的な店舗にとって雨はどちらかと言えば良いものではないのだけれど。

     

     でも、そのおかげで逆にゆったりとしていただけたり、また普段とは違う話ができたりするのは、ある意味でCIRCLEにとっては良いことだなぁと感じる日もある。

     

     とはいえ、明日は晴れてほしいものですね、気分としても。

     

     さて本日は、半袖の夏物の続きをもう少し。

     

     KUONさんから届いているTシャツは、様々な襤褸の雰囲気の良さと、そこに交わる現代の技術の面白さが非常に素敵な塩梅のTシャツです。これは、とてもかっこいい。

     

     

     Tシャツというアイテムは、基本的にはとてもシンプルなもので、無地TシャツにせよポケットTシャツにせよ、あるいはプリントものであってもシンプルであるには違いない。

     

     そのTシャツでブランドの個性や面白さが出せるところというのは、面白いと思っています。

     

     CIRCLEとしてはWorkersさんは糸の選び方や作りで面白さを持っていて、そしてKUONさんの今年はブランドの姿勢がまっすぐ出ている感じがして、素敵です。

     

     

     CIRCLE店主的にTシャツは好き嫌いが結構あって、年によって扱いが多かったり少なかったりする。

     

     今年はKUONさんからこの1型と、Workersさんからまた1型。

     

     もちろん、昨年等から引き継いでいる子達もあるのでもろもろ種類はありますが、それぞれのまるで違う愉しさが感じられる。

     

     

     KUONさんの今シーズンのTシャツは、すごく面白い。

     

     様々な襤褸の風合いや雰囲気を楽しみながら、さらに現代的な面白さが詰まってる。

     

     

     色合いは、ちょっとこなれた青み感の良いネイビーと、掠れ感が素敵な墨黒的なブラック。

     

     本来は白も展開はあるのだけれど、白は思うところがあってCIRCLEでは入荷してません。

     

     

     KUON 襤褸パッチワークポケットTシャツ ネイビー ¥22,000+税

     

     まずはネイビーを見て参りましょう。

     

     今シーズンからのKUONのTシャツの感じが好きです。ボディは完全にKUONさんのオリジナルボディになっていて、ディテールも綺麗に整った。

     

     そこに、KUONらしい塩梅で襤褸を交えてくれている姿は、やはり他では見られない愉しみ。

     

     

     ネイビーは濃いめのネイビーですが、青みはしっかり感じられます。

     

     そしてまた、ちょっとこうこなれた感じの色味です。なんといえばいいか、柔らかい感じがすると言いますか。

     

     コットン100パーセントでとても柔らかく気持ちいい質感のTシャツ。もちろん、ボディから全て日本で。

     

     

     首元のクルーネックが良い。しっかりとしたバインダー式のネックで、伸びや型崩れが出にくい。

     

     仮に伸びたり崩れても、だらしなくならない形状。やっぱりTシャツはこれが良いなという店主の想い。

     

     

     窮屈にならない程度の伸縮がある首で、ステッチも綺麗に整っていて良い。

     

     

     そしてしっかり丸い首加減。この丸さは着た時に首周りへのフィットが良いので、キュッと綺麗におさまる。

     

     

     タグは一応こちらに。でもサイズ表記は左裾のほうです。

     

     サイズはSとMで入荷してます。基本的には普段がSサイズの方はSで、という塩梅。

     

     形は極端に絞っていたりするでもなく、妙にビッグなゆとりというでもなく、シンプルにストンと着られるTシャツなのでサイズ感はそれで大丈夫かと。

     

     タイトにキュッと着たい場合はワンサイズ落としても良いかもしれませんが、ジャストはそんな感じです。

     

     

     身幅に関しても、大きすぎず、小さすぎず。

     

     何回か着て洗うと、ボディの風合いがすごく良くなりそうな素地。

     

     そしてもうこの段階で明らかに特徴的なポケット。

     

     

     Tシャツ全体の質感やスタイルも良いですが、ポケットがこのTシャツの一番のポイント。

     

     

     この襤褸を使って作られた独特なポケット。

     

     フレームに囲まれた襤褸が現代絵画のように雰囲気良くポケットとしてあしらわれる。

     

     襤褸を9種類細かくパッチワークにしてポケットをつくり、それをさらにアウトドアアイテムなどでも使われる防水用などのシームテープをレーザー圧着して、ポケットをがっしりボディにくっつけている。

     

     そのシームテープの雰囲気もどこか未来的な感じもして、素敵だ。

     

     

     ぎゅぎゅぎゅとボディとポケットが圧着されてるこの感じ。

     

     

     もちろん各部の強度はしっかりしていて、実用的なポケットに仕上がっています。

     

     

     長い時間を経てきた昔の生地である襤褸と、現代的な技術の一つであるシープテープの圧着を組み合わせた、なんともKUONらしい顔。

     

     良いバランスで昔と今を交わらせた愉しみ。

     

     

     襤褸は9種類使われ、それぞれ系統が違って組み合わせられる。

     

     おおまかな生地の傾向は色サイズが違っても同じなのだけれど、まぁもちろん細かく厳密に言えば、取れるところがまた違ったりはするので、完全にまるっきり同じですよ、というものはない。

     

     左上は、絣の襤褸。

     

     

     上真ん中は濃いめのいわゆる襤褸らしい無地藍。

     

     

     右上は細めのラインの縞襤褸。

     

     

     真ん中左は上よりは淡目の無地藍。

     

     

     ど真ん中は襤褸に手刺し子を施したもの。まさに顔ですね。

     

     真ん中右は、今度は絞り。有松絞りの襤褸を使って。

     

     

     左下は、右上ともまた異なる風合いの縞襤褸。

     

     

     下真ん中はもっとも薄めの無地藍。

     

     

     そして右下はぐぐっと深い黒に近いニュアンスの襤褸を。

     

     

     と、そんな風に組み合わさるこのパッチワーク。工場さん、かなり大変だろうなぁ……。

     

     そしてそのパッチワーク具合を全て管理するデザイナー石橋氏の大変さも…。

     

     でもその分、面白いものが出来ていて良いなと思っている。

     

     

     ボディの裾周りはもちろんシンプル。

     

     着丈は短すぎず長すぎず、一枚で着て綺麗に夏場に羽織れる感覚です。

     

     

     裾の処理も良い感じです。

     

     

     そして肩と袖周り。

     

     ここも窮屈な感じはなく、動きやすい太さは確保されてます。

     

     長さはちょっとだけ短めで、スタイリッシュな空気。

     

     

     キュッとミニマルな感じもする袖が、胸ポケットの現代的な空気とも合っている。

     

     

     そして背面はもう、基本的にずどーんとシンプルです。

     

     純粋に着心地良いTシャツという感覚です。

     

     

     KUON 襤褸パッチワークポケットTシャツ ブラック ¥22,000+税

     

     そしてもう一色のブラック。

     

     ブラックとはいうものの、いわゆる真っ黒な感じではなくて、どちらかといえば墨黒。アンティークブラックとかそういう感じのグレーっぽい黒です。

     

     この色の感じも個人的に好き。着込んでいってさらに掠れ感が増していくとなお良さげ。

     

     

     絶妙な色合いで、ブラックと表記するのがちょっと抵抗もあるけれど、良い色です。

     

     

     首はもちろんバインダー式。これでなくちゃ弱いとは言わないけれど、長い間着ていっても上品に着られるのはこれだな、と実体験で。

     

     

     首は洗濯をして乾かす時に、しっかり形を整えてポンポンときっちり平たくすると、より長持ちする。

     

     まぁそれは、バインダー式でもそうでなくても、全てに共通して言えること。

     

     

     スタイリッシュに着こなせる丸首。

     

     これは店主のごく個人的な好みですが、TシャツはVネックよりもUネックよりも、やっぱりクルーネックが落ち着く。

     

     1枚でどんなシーンでも着られるし、アンダーにももちろんしやすい。

     

     

     こちらもネームはもちろん首に。

     

     サイズ感等のネイビー同様に、SとMで入荷してます。

     

     

     ボディのコットンの心地よさもTシャツにはとっても大事。しっとり滑らかです。

     

     そしてやっぱりポケットが大きなポイント。

     

     

     襤褸とテープの異素材の組み合わせが、なんだか心地よい。

     

     

     現代らしいアプローチの襤褸の使い方だな、と。

     

     

     カジュアルにさらっと着こなしてかっこいい感覚。

     

     

     ブラックに乗る襤褸の青さも良いものですね。

     

     

     やはり左上は絣。絣は雰囲気あって素敵と思う。

     

     

     上真ん中は濃いめの無地藍。

     

     

     右上は細めの縞襤褸。

     

     

     真ん中左は中間トーンの無地藍。

     

     

     ど真ん中は襤褸に手刺し子。刺し子やっぱり好きだな。

     

     

     真ん中右は、有松絞り。

     

     

     左下はまた違う縞襤褸が。

     

     

     下真ん中は一番淡い無地藍。

     

     

     そして右下は濃いめの黒に近い襤褸、とおおまかな構成は同じで、ものすごく細かく見るとちょっとずつ襤褸感が異なるという。

     

     

     この見栄えの面白さと実用の兼ね備わった雰囲気が、素敵。

     

     

     ゆるりとジャストで着るのも良いし、タイト目に合わせてもかっこいい。

     

     

     着て洗って、本体も掠れて古っぽくなるとなおかっこいいな、と。

     

     

     袖の感じはもちろんネイビー同様、ちょっとスタイリッシュな長さ。

     

     

     1枚で着て、さらりと涼しげ。

     

     もちろん、重ね着をしても良いし、この上にシャツを羽織ったりしても良い。

     

     

     バックスタイルは極めてシンプルです。

     

     

     ネイビーとブラック(というか墨黒)、どちらも良い雰囲気が醸し出されているなと思います。

     

     襤褸をもっと身近に、そしてデザイン的に愉しみやすいTシャツに。

     

     どーんと襤褸がど真ん中に、というTシャツとはまた違って、KUONらしさが全面に出た感じもします。

     

     このTシャツは、単純にざっと着てかっこいい。

     

     襤褸と現代の交わりで生み出された面白さ、お愉しみくださいね。

     

     

     

     CIRCLE

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