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2017.04.22 Saturday

KUON(クオン)の表情豊かな手刺し子襤褸パッチワーク・カーディガンについて。

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     しょっちゅう、CIRCLEはこの先どうしていきたいのか、どうなっていきたいのか、何がしたいのかを考えます。

     

     一般的に言えば、色々な変化はしつつも基本の軸は変わらずに、長く長く続けていくことが理想なのかもしれません。

     

     4年目を過ごしているCIRCLEとしては、どんなことがやりたいのか、がもう少しシャープに見えてきている感じがします。まだそれでも靄はかかっている感じがあるけれど、この道とこの道の向こうに光とかたちを感じるなぁ、という程度には。

     

     洋服、革製品(カバンも小物も)、アクセサリー、時計、雑貨、文房具、ガラス、陶磁器、金網、コーヒー、お菓子……。

     

     ある意味では「もっとやりたいこと」があるけれど、ある意味では「もっと凝縮したいこと」もあるとも言える。

     

     10年、と考える。10年を迎える頃には、こうありたいというイメージにたどり着けたら素敵だなと思いを馳せています。

     

     さて本日は。そんな気持ちの中でご案内するのが、また良いなと感じている。

     

     KUONのシグネチャーシリーズ、昨日のネイビー裂き織りカーディガンだけ、ではありません。

     

     またまるで風合いの違う子も、違う素晴らしさを携えて仕上がってきました!

     

     

     昨日ご案内をした、ネイビー襤褸裂き織りを用いたカーディガンは、KUONのシグネチャーシリーズとしても独特な風合いがあり、その爽やかさと立体感が素敵な一着でした。

     

     それに加え今日ご案内をいたします一着は。

     

     KUONのど真ん中とも言える襤褸をやはり用い、そこにさらに現代の暖かな人の手が加わることによって生まれた、珠玉の一枚。

     

     この世界観はどう見たって、ひたすらに素敵なのだと思ってしまう。

     

     

     KUON(クオン) 手刺し子襤褸パッチワーク カーディガン Lサイズ ¥320,000+税

     

     裂き織りとはまた異なる、複雑な表情と風合い。

     

     このカーディガンに用いたのは、50年〜80年以上前の、風合い豊かな襤褸生地。

     

     小さなサイズの襤褸一枚一枚を丁寧に洗って補修し、その後に東北にて(大槌町のお姉さまがた)生地に合わせた糸で直線の手刺し子を加えたもの。

     

     それをデザイナーがバランスをとりつつパッチワークで構成し、熟練の職人が仕上げた一枚。

     

     

     この美しさは、襤褸の持つ時間の経過だけで生み出されたものではなく、そこからさらに現代の時間の多くを費やしてできている美しさ。

     

     ネイビー裂き織りも同様な感覚ではあるけれど、時間と手間のかけ方を変えるとまるで異なる面白さが生まれる。

     

     もうなんというか、良くないわけがない、というくらい良い雰囲気。

     

     

     形そのものは昨日のカーディガン同様に、肩周りはキュッとしつつ、身幅にゆとりを持たせながらのボックス的なほんのりAライン。

     

     ざっと羽織ってラフに着るもよし、その一方で上品な着方もできるかたちのカーディガンです。

     

     

     もちろん完全な一点ものとして、数ヶ月の時間をかけて作ってもらいました。

     

     この独特な佇まいは、他では体験できない美しさ。

     

     

     パッチワークされた襤褸は、本当に様々な色合いと風合いを持つ。

     

     そこにザクザクと施される直線刺し子は、シンプルだけれど、生地によって糸の感じも違えば、刺し子のピッチも異なる。

     

     

     その色々な表情を持った手刺し子襤褸たちを絶妙な塩梅で組み合わせている。

     

     柄ではなく直線とはいえこれだけの面積分の手刺し子にはものすごい時間と手間もかかり、それを組み合わせていくにも相応に時間と手間を要する。

     

     それぞれにさらに想いをのせて仕立ててくれていると思うと、やはりシグネチャーラインのクリエイションは唯一無二だなと感じる。

     

     

     パッチワークをしつつ、そのつなぎ目部分の切りっぱなし襤褸部分などのほつれ感もたまらなく素敵で。

     

     

     目を向けるあらゆる部分で異なるテイストを味わえる面白みがある。

     

     

     けれど全体としてみるとそれが綺麗に一つにまとまっていて。

     

     決して無駄な派手さがあるわけではない。

     

     

     襤褸の豊かな風合い、手刺し子とパッチワークによる立体感と奥行き感。

     

     いくつもの要素が混じりあって、他にはない魅惑的なクリエイションになっている。

     

     ひとことでズドンと言えない複雑さが、個人的にはKUONのシグネチャーの良さでもあると感じている。

     

     

     この顔がもう素敵だ。

     

     このカーディガンを展示会で見て思ったのは、ちょっとがっしりめな方が、柔らかく着てくれたらとても素敵だろうなということ。

     

     もちろん細身の方でも面白いとは思っているのだけれど、はじめにイメージしたのが「Lサイズで欲しいな」ということだった。

     

     なので、昨日のネイビー裂き織りがSサイズなのに対して、こちらはLサイズで仕立ててもらってます。

     

     とても素晴らしい空気感になったので、よかった。

     

     

     襟ぐり部分はパイピングで濃いめに。

     

     

     下にはカットソーでもシャツでもいずれでも合わせやすいくらいにVラインです。

     

     

     身幅はしっかりゆとりがあり、ふんわりと。

     

     このゆとりある感じが襤褸の風合いによく合っていて、好きです。

     

     

     正面から見たボディのこの感じ。

     

     美しきコンポジション。

     

     モンドリアン的な色彩とはまた違うけれど、コンポジションとしての美しさのそれは、まさに現代絵画のようで。

     

     アートを、身にまとってください。

     

     そしてこれを生み出すまでに様々な人が想いを込めて針を入れた、その時間とストーリーを感じていただけたら嬉しい。

     

     

     ボタンは黒に近い色合いのホーンボタンで。

     

     

     そして裾まわりはステッチでもちろん止まっているけれど、端っこは切りっぱなしの状態にしてパイピングなしの仕上げ。

     

     このほつれ感もまた、全体の雰囲気を醸し出していて良い。

     

     

     この襤褸の部分が、とても素敵と思っている。

     

     

     ポケットまわりももちろん、パッチワークで襤褸を。

     

     複雑な表情が素敵。

     

     

     左側ももちろん、パーツで襤褸が分かれます。

     

     

     中は白のコットンで。こちらに品質表示もサイズ表示もあります。

     

     

     肩まわりは、ややタイト目にキュッと。

     

     余計なだぼつきが少なく、シャープに見える。

     

     

     でも動きやすさは大切に、腕は細すぎずのライン。

     

     腕もパッチワーク具合が盛りだくさんですごい。

     

     

     袖先までしっかり総刺し子。

     

     

     一つボタンで止まっています。

     

     袖先はパイピングしてあります。

     

     

     裏地は白のコットンで総裏。

     

     

     ここはもう、シンプルに綺麗に。

     

     

     ブランドネームはこちらに。

     

     

     ボタンホール裏は別布で補強されてます。

     

     

     このカーディガンは、後ろ姿がまた極めて素晴らしい。

     

     襤褸のパッチワークのバランスが、本当に美しい。

     

     

     他のどこにもない、世界で一着のバランス。

     

     着込んでクタリとしていけば、なおこの感じは成熟して美しさを増すと思う。

     

     

     淡い色合いから濃いめの色合いまで、多くの 藍の色彩が。

     

     

     そしてそこに折り重なる手刺し子の表情がもう。

     

     

     自分で作れ!と言われたら気が遠くなるけれど。

     

     

     それでもこの素晴らしさは展開したくなった。

     

     

     手仕事だから素晴らしいなんて言うつもりはない。

     

     そして社会貢献にもつながっているから素晴らしいなんて言うつもりもない。

     

     別に機械仕事だって、あるいは社会貢献に特につながっていなくたって、素晴らしいものやことはたくさんある。

     

     むしろ、逆で。

     

     このカーディガンの佇まいと風合いが、あまりにも素晴らしい。

     

     それを実現した手仕事はやはり素晴らしいし、それが社会貢献につながっているとあればなお素晴らしい。(手刺し子は東日本大震災の復興支援につながっています)

     

     素敵だなと感じることが、結果として様々な良いことにつながっていく感じ。それが、KUONのクリエイションには感じられる。

     

     

     着込んでいくうちに、生地もさらに柔らかくなって擦れたり、きっと刺し子が切れたりするところも出てくるでしょう。

     

     それもまた深まっていく味わいとして、長く愛でて欲しい。

     

     

     そうするくらいの面白さがあり、価値が詰まっている、と思います。

     

     

     いろんな角度から、いろいろな視点で見てもらって。

     

     

     このカーディガンの魅力が少しでも伝われば良いなと思っている。

     

     

     襤褸は世界的に確かに流行っている。でも、「流行っているから、良い」ということでもない。

     

     そういう流行りは関係なく、長く美しいと感じられるプロダクトではないでしょうか。

     

     

     奥深い襤褸の世界を、全面で愉しんでください。

     

     

     ちょっとどころかとても贅沢かもしれないけれど。

     

     着ると納得な世界があります。

     

     

     どうぞ、KUONのまた異なるシグネチャーの世界観をお愉しみくださいませ。

     

     もうKUONの直営なんじゃなかろうか、というレベルにいろいろお願いしているCIRCLEですが、この世界はもっと広がっていって良いと感じています。

     

     

     

     CIRCLE

     

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