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2016.11.06 Sunday

1sin(イッシン)のグレーウール・ODYSSEYコートについて。

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     だんだんと店頭でお話させていただく会話も、冬や年末(ひいてはクリスマス)などのこともチラチラと出るようになってきて、明確に季節は進んだのだなぁと感じています。

     

     今年は夏が結局ダラダラと長くて、秋は少し短くなってしまいそうで、冬の訪れがどうやら早いみたい。

     

     今月の終わりにはきっと、「あ、冬だね」と感じるくらいの気候になっていくのでしょうね。

     

     寒いのは嬉しいような辛いような。でも「寒いねー」とか言いながら暖かい服を着たり、暖かい飲み物を飲んだり食べたり。なんだかそういうのは、ある種の幸せを感じる一つじゃなかな、と思ったりしてます。

     朝起きた時に寒いなかで、ぬくぬくと布団の温かさを感じる、みたいな。

     

     さ、今日と明日で今年のCIRCLEに入荷する冬物のアウターのご案内が全てとなります。今日は1sinの軽やかだけれど暖かい、心地よく体を包む出来る子を。

     明日はKUONよりぼわっと膨らむデザイン的なコートでありながら、とっても綺麗な空気を作り出せるコートを。

     

     ウールのコートご案内も違和感ないくらいになってきましたね。それでは、まずは1sinのウールオデッセイコートです。

     

     

     1sinのコートといえば、ODYSSEYコート(オデッセイコート)と名前をつけられて、シーズンが来る毎に素材や細部をアップデートしながら、ベースのイメージは同じでも、全く雰囲気と機能性が異なるコートを出してくれています。

     

     今年もそのオデッセイコートとしてアウターを作ってくれて、今季はウールで軽く暖かく、ついつい気持ちいいから着たくなる、そんなアイテムに。

     

     1sinとしての洋服は、今シーズンで一旦休止となります。

     

     次の春夏は1sinの洋服のコレクションはなくて、そこから先は「作りたいものを作りたい時に作る」というCIRCLEと同じようなスタンスに移っていくとのことでした。

     なので、今シーズンが色々なアイテムで楽しめるラストシーズン。最後のオデッセイはとっても実用的で、素敵な一枚になりました。

     

     

     1sin グレーウール・ODYSSEYコート ¥58,500+税

     

     昨年の冬は厚手のコットンで、今年の春は軽やかなナイロンオックスで、そして今年の冬は心地よい柔かなウールで作られたオデッセイコート。

     

     このウールバージョンの完成度が、これまた極めて高い。

     

     展示会で袖を通した時に、「あ、これ個人的にまず普通に買います」と言ってしまっていた。

     

     軽くて柔らかくて暖かくて。冬にはそういうコートもやっぱり良いもんですよね。

     

     

     全体的なフォルムは春夏のオデッセイとほぼ近く、素材による見え方の差があるくらい。

     

     ゆったりとしたAラインを描いて、ふわぁっと生地の揺れ感やシワ感を愉しみつつ、でもオーバーに大きくならないスッキリ感で着こなせる形。

     

     このフォルムそのものがまず綺麗なので、カジュアルでさっと一枚アウターとして着ているだけでサマになる。

     

     

     ステンカラーコート、という呼び方でも良いけれど、かしこまったような感じというよりももっと柔らかなイメージ。

     

     

     ウールの素材になったことでまたその優しさや柔らかさは強調されているような具合で、ふわっと感がよく合う。

     

     

     裾に向かって少しずつ広がるラインは、コートの醍醐味の一つ。

     

     キュッとタイトなコートもそれはそれで良いけれど、広がりのあるコートの愉しさもありますよね。

     

     

     素材のグレーウールはウールと複雑なナイロンやポリエステルなどを上手く混紡して風合いを出された上質なウール生地。

     (ブログ更新当初、素材表記が間違ってました……申し訳ありません)

     

     淡いグレーと濃いめのグレーなどが合わさって、ほどよい少しだけ濃いめのグレー、が出来上がっている。

     

     

     質感は柔らかくふわりとして、単純に気持ち良い。

     

     

     ちょっと前にご案内を始めた、同じく1sinのメロウネストラウザーのウールバージョン、こちらに使われているウールと同じものです。

     

     セットアップ的に着るのも良い具合に作られています。

     

     

     襟はほどよく小さめで、軽やかさも感じられる。

     

     この襟のサイズがいろんなスタイルに合わせやすくまた便利なのです。

     

     

     マフラーやストールを巻くときにも、邪魔になりにくい。

     

     

     襟の裏側まで同じウールになっているので、立たせてもまた自然な感じ。

     

     

     肩のラインはなだらかに。Aラインの膨らみをもたせているコートですが、肩幅はそこまで大きい感じではありません。

     

     

     ボディ部分のパターンが良い膨らみを見せていく。

     

     タイトにキュッと着るというよりも、ゆとりを持って柔らかく体を包み込むように着る。

     

     

     前部分はボタン開閉です。

     

     大きめのボタンがほどよくアクセントになって、可愛さもある。

     

     

     ボタンはベージュと茶がムラになった水牛風のボタン。

     

     

     ボディのグレーの色合いとも似合っていて、良い雰囲気。

     

     

     そして裾に行くまでにしっかりボディが広がっていって、着ていると服がほどよく揺れる感じが楽しめる。

     

     もちろん体が入るとその人にあったドレープが出てきてくれて、美しい陰影を生み出す。

     

     

     とはいえ、ドカーンと田舎っぽく大きいというわけではないのが、パターンのうまいところ。

     

     基本的にはスタイリッシュにシャープな感覚もある。

     

     ゆったりしてふわりとするのに、スタイルとしてはシャープに決まる。オデッセイコートの好きなところです。

     

     

     腰元にはもちろんポケット。

     

     

     そして反対側にももちろん。

     

     

     ポケットの内側には片面はそのままボディウールがつながり、片面は柔らかい薄手のコットンで裏地がつきます。

     

     

     そして今度は前を開けて、中を見てみると。

     

     ボディ部分は裏地があしらわれていて、この裏地が結構しっかりしたヘリンボーンコットン。

     

     

     色合いはカーキのような茶のような落ち着いた色味。

     

     細めのヘリンボーンで、それなりに肉厚感があってこの部分は暖かさもかなりアップしてくれるはず。

     

     

     しかも総裏であしらわれますので、軽やかなウールコートですがしっかり暖かいです。

     

     

     ハリ感もあるコットンですが、ウールのしなやかさを邪魔していないのが、ほどよい。

     

     

     前よりの部分には、内ポケットがしっかりついてます。

     

     

     左右いずれにもついていますので、便利に使ってください。

     

     縦向きについてるので、コートを着たまますっと手を出し入れしやすい感じになってます。

     

     

     サイズはSとMを入荷してます。

     

     基本的には普段の洋服がSサイズの方はSを、Mサイズの方はMという感じで綺麗に形は出ます。

     

     ただ、もっとスッキリぴったり着たいんだという場合には、Mサイズの方がSを着たり、普段はLサイズの方でもMで着ていただくことは出来る余裕感はあります。

     

     

     内側の裾周りにはこんな風にウールもあしらわれて、ここは表からみるとまた便利な作りになってます。

     

     

     さ、外に戻って腕周り。

     

     ふんわりのコートですが、腕はズドンと太いとかではありません。

     

     無論、下に着込むくらいの余裕はありますが、しっかりシュっと細さもある。

     

     

     袖先に行くまでにも少しずつ細身に。

     

     

     ベルトとボタンがつきます。絞ったりすることが出来るわけではないので、どちらかというと見た目のために。

     

     

     袖まで裏地が着ていて、その色合いが良い塩梅なので、個人的にはこんな風に少し袖を折り返して着ると、洒落感あって良いなと思っています。

     

     

     そして後ろ姿。オデッセイらしいポケットなどもあしらわれつつ。

     

     

     フォルムは基本はAライン的ですが、そこはまた変化をつけることも出来るのが、オデッセイの面白さ。

     

     もっとラインを強調することも出来るし、Aでもなくもっとぼわっと膨らませることも出来る。

     

     

     上半分はとってもシンプルに。

     

     

     腰部分から下に色々とあしらわれてます。

     

     

     首肩周りはすっきりしているので、また着心地もシンプルに良い。

     

     

     センターで切り返しがあります。

     

     

     そしてここからがオデッセイらしいところ。

     

     

     まずはセンターベントになっている裾周り。

     

     

     開いて動きよくなっていますが、中にも生地があってペラペラとは開かないようになっている。

     

     

     ボタンとタブもついていて、動きを大きくするかほどほどにしておくかも調整出来る。

     

     基本は止めた状態で十分とは思うけれど、もっと開かせたい場合はボタンを外せばさらに、という。

     

     

     そして右腰下には1sinさんが好きなディテールのバックポケット。

     

     

     結構しっかりサイズなので、色々入れられます。

     

     

     箱マチにもなっているので、少し厚みがあるものでも余裕で入ります。

     

     

     そして、最後にこの腰の部分のベルトがポイントで。

     

     ここを絞ったり緩めたりすることで、フォルムを自在に変化できる。

     

     ぎゅっと強めに絞れば、ウエストラインはとてもシャープにキュッとなり、そこから裾へのしっかり広がるラインが強くなり、広がり感をより表現することも出来る。

     

     

     逆に緩めていけばいくほど、そのラインは緩やかになっていくので、最大限に緩めるとAラインぽさは薄くなって、むしろがほっと全体的大きさを感じられるオーバーコートのようにも出来る。

     

     これが愉しいですね、一つのコートだけれど色々なスタイルで遊べる。

     

     下に着るものによって変えても便利ですね。

     

     

     1sinさんとしては上下のセットアップコーディネート、という感じも良い風合いに決まってる。

     

     もちろんパンツはパンツ、コートはコート、それぞれで使いやすい色味ですから、バラで様々なスタイルに合わせて欲しいなとも感じています。

     

     

     軽やかで暖かで、幸せ感のあるコートです。

     

     ふわっとやわらかい幸せを、冬の寒さの中で感じるのは素敵。

     

     ぜひ、お愉しみいただけたらと思います。

     

     

     

     CIRCLE

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