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2016.10.04 Tuesday

Circus of Happinessのドラーロシリーズのエイジング定点観測 その1

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     また台風が来て、各所で被害がありつつ東京はすごく暑かった。10月でなお30度を超えるなんていうのは、あまり経験したことがないかもしれません。

     

     けれど、その午前中の早めの時間や、合間に吹く風には、確かに秋の雰囲気が漂っていました。

     

     明日は東京はきっと雨で、CIRCLE店主はそんな中に打ち合わせに神奈川へ行くので、CIRCLEはお休みを頂戴いたします。

     

     そしてとんぼ帰りで今度は明後日は名古屋に旅立つ。帰ってきたらその翌日の金曜日は今度は浅草方面で打ち合わせ、となんだか気分がふわふわしてくるような目まぐるしさ(金曜日は、午前中で打ち合わせが終わるので、もちろん普通にCIRCLEオープンします)。

     

     愉しいものですね、正直考えることや思いつくこともなくて動かないよりも、考えることや思いつくことが多くて目まぐるしいくらいの方が、なんか今結構生きてるなという感じがして面白かったりします。

     

     さて本日は、Circus of Happinessの革小物たちのエイジング定点観測。ブライドルレザーの時も定期的にご覧いただくようにしていましたが、ドラーロシリーズになってからもそれは続けていきたいと思っています。

     

     今回はまだ、使い始めて日が浅いのがほとんどだけれど、それですらもう変化が見えてきているものもあります。やっぱり、面白い革です、これ。

     

     

     ドラーロという皮革はものすごくざっくりといってしまうと、イタリア皮革であるブッテーロをベースに、シボ感のある型を押して、その上から表面をさらに少しグレージングして良い表情を出したもの。

     

     型押しの皮革は基本的にはクロームなめしで味気ない革だったり、あるいはあまり質感が面白くない革になっていたりと、そういうものが多いのも多くの方が感じてくださっているであろうこと。(無論、ペリンガー社のノブレッサやワインハイマー社のワープロラックス、かつてのデュプイのチェルケスなどなど、クローム型押しで魅力的な革はそれはそれでいくつもありますが。)

     

     でもこのドラーロはその型押しの革の中で、ある種の存在感を示す皮革になってくれているのでは、と思います。いつまでイタリアのワルピエ社がこれを継続してくれるかはわからないけれど(日本の革問屋さん次第でもあろうところ)、型押し皮革としては抜群に魅力を感じています。

     

     

     店主が使っているのはまず、ついこの2週間ほど前に使い始めた、中が独特のジャバラ式になったセミロングのギャルソンパース。

     

     ギャルソンパースそのもののご案内はどうぞこちらのブログをご覧いただきたいところですが、これが思いの外、想像していたよりも随分使いやすくて、「あ、なるほど、こういうジャバラ式を女性が使いやすいという意味がわかった」と自分で使って納得しているこの頃。

     

     なんというか、思ったよりも良い塩梅でガバっと開くし、それぞれのところで入れるものを決めていると便利でありつつ、その反面カードとかはざっくりとテキトーに突っ込んでおけるので気が楽。そして何より、お財布を手でくっと抱えて持っている時の佇まいが、ギャルソンパースらしいおしゃれ感に溢れて、たまらない。

     

     ギャルソンパースはキャメルです。

     

     

     そしてCircus of HappinessといえばのL字のミニウォレットもグリーンで併用しています。

     

     L字ファスナー財布に関してはロングはこちらのブログを、そしてミニはこちらのブログを参照いただきければと思います。

     

     主にカード類を入れるのと、パスモ、そしてチャージやこれだけで外に出る時用のお札や小銭を、などもろもろ入れています。

     

     お祭りだったり、ちょっとコンビニにとかいう時はもうこれだけで事足りますし、サイジングがまた良い具合で収納力が高いので、正直かなり重宝している形。ミニウォレットはもう、これ以上機能的にやることは何もないな、と個人的には感じています。

     

     

     そして名刺入れとしては、チョコ色で持っています。ブログはどうぞこちらより。

     

     主に仕事用の名刺を20枚ちょっと、そしてショップカードを同じく20枚ちょっと入れながら、いただいた名刺などとうまく配分して、50枚弱で運用しています。

     

     使って少し経つと革が馴染んできていて、50枚どころかもっと余裕あるなと感じることも多いですが。ただ営業仕事とかではないので、お財布よりはどうしても触れる頻度がちょっと落ちます、なのでエイジングもゆっくりかなと。

     

     

     まずは使い始めてから2ヶ月ちょっとと、一番長めである、グリーンのミニL字から。

     

     といっても2ヶ月やそこらなので、これで劇的に変わっていたら驚きですが、結構変わっていました。

     

     上の段においているのが新品のグリーン、そして下の段が使っているグリーン。

     

     中身入れすぎで妙にぷっくりしてるのは、どうぞ「それくらいパンパンでもいけるんだな」と前向きにとらえていただけたら(笑)。

     

     引きの段階でもすでに、明らかに使っている方の色が濃くなってきていて、光沢感に変化があるのがわかります。

     

     

     真上からも見ていただいて。

     

     やはりカラートーンが上がって、より深みのある緑に進みつつあります。

     

     そして、色の変化やツヤの変化が出ている部分が、妙に透明感ある雰囲気になってきている。さすが、素地がブッテーロなだけある。

     

     

     もちろん、ドラーロは始めの状態でもすごく綺麗です。

     

     型押しした後により綺麗になるように整えてくれているので、光沢感も少しありますし、色合いだって発色は良い。

     

     

     でも使い込み始めると、たった2ヶ月やそこらだけれど、どう考えても使っている方が表情が良い。

     

     型押しのシボ感も立体感と陰影が増して、光沢感もヌラリと潤った感じがする。

     

     発色もけえして色抜けという感じはなく、むしろより深くなる。これは、まだまだ進む。

     

     

     もちろん撮る光の当たり方の塩梅などもあるかもしれないけれども、それでもここまで明らかな違いが出ると、さらに先は愉しみになろうものです。

     

     裏面ももちろん、始めも綺麗ですよ、綺麗ですけど。

     

     

     そりゃ使っていく方が、どう見ても光沢感に透明感が感じられる。

     

     硬い光沢感からぐっと柔らかさのある輝きにも感じられるし、しっとりする手触りも出てくる。

     

     型押しの皮革でここまできちんと綺麗にエイジングしてくれる皮革って、そうない。

     

     

     手にも持ってみましたよと。

     

     

     ま、違いますよね、やはり。

     

     基本、店主はお客様のものや家族のものなどの手入れはしっかりするけれども、自分の使っているものは放って使っている人間なので、ほとんど何もしてません、使ってるだけ。

     

     しかもミニL字なので夏の間はとにかくポケットに入れてましたし、バッグにも平気でぽーんと放り込んでいた。

     

     でも、目立った傷はほとんどありません、つかないわけではなくて見えにくいというのが正しいのかもしれないですが。

     

     

     こんな風に下のマチ部分を並べるとまた色が見やすかった。

     

     

     型押しの見え方や透明感の違いがハッキリと。

     

     グリーン、やはり綺麗で好きです。

     

     

     あ、もちろん中のブッテーロも少しずつ変化はしていますが、外に比べるともっとゆっくりです。

     

     

     そしてお次は使い始めて1ヶ月ちょっとのチョコ色名刺入れ。

     

     名刺入れはお財布ほど手に持つ頻度が高くないので、まだまだあんまりエイジングは進んでいません。

     

     でも、それでも光沢の感じに差は出てきている。

     

     

     上が新品のチョコ、下が使っているチョコ。

     

     色合いも若干違いますが、なんというか光沢感に複雑さが出始めているところ、という感じです。

     

     これが進んでいくと、グリーンのようにもっと分かりやすい光沢感やツヤの柔らかさになっていく。

     

     

     色はまだ、ほんのちょっと濃くなったかなー、というくらい。

     

     

     もともとは茶色感が結構しっかりしていて。

     

     

     やっぱり使っていくと、ちょっと独特な赤みも加わりながら濃さが出てくる雰囲気。

     

     これはまだまだ、これから色のムラや濃さが出てきますね。

     

     

     定期的に見ていきながら、変化を愉しんでいきたいと思います。

     

     

     そしてもう一つ、キャメルのギャルソンウォレット。これはまだ使ってから2週間やそこらなので、実際ほとんど変化はありません。

     

     生で見るとそれでもちょっと違いは出てきているのだけれど、画像だとほとんどわからない。

     

     

     角度によっては、光沢感が強くなってきていること、くらいはわかるかも。

     

     上が新品で、下が使っているものです。

     

     

     わずかにですけれど、色の変化というか陰影の感じは雰囲気出てきているかなぁ〜というほど。

     

     これはもっとこれからです。良い雰囲気になりそうな片鱗、くらいな状態。

     

     

     キャメルが一番色の変化ははっきり出て行くはずなので、楽しみ。

     

     

     濃いめの茶色まで進めて、味わいたい。

     

     ところで、実はこのギャルソンウォレット、店主の使い方の荒さもあって、実はこの間カギだったかペンだったか、硬いものでガリっとやってしまった。

     

     「おぉ〜う……」とさすがにちょっと不安だったけれども、ふにふに触ってなじませてたら、ほぼわからなくなりました。

     

     遠目では全くわからず、たぶん写真でもわからないはず。写っているどこかにそれがありますが、まぁこれ、撮っている店主も画像上じゃわかりません。

     

     それくらい、多少の傷であればほとんど目立たず使っていただけます。これがラクチン。

     

     

     それぞれどこまで進むか、一緒に愉しみながらご覧いただけたらと思います。

     

     そして同じ色合いをお使いのお客様は、「自分ともまた違う変化だ!」なんてそれぞれの使い方で出る個性も楽しんでもらえたらと思います。

     

     

     もちろん、ドラーロシリーズはこの3色ではないので、ある程度まで定点観測ができたら、残りの3色を使う具合に切り替えていこうかなと思っています。

     

     本当はあと3型くらい同時に使い込めるアイテムがあれば手っ取り早いけれど、今はまだそこまでではないので。今は、まだ。

     

     

     もちろん、シックなブラックはこの流れだとどう考えてもぐっと黒が濃くなり、良い存在感を出してくるはず。

     

     しっとりとした透明感ある光沢に包まれるブラックは、一気にぐぐぐと大人の深みを出し、ブラックだからこそ出る色気みたいなものを醸し出してくれるはず。

     

     

     そしてネイビーブルーに関して言えば、光沢感ももちろんですが、深く青が濃くなっていく過程がきっと愉しい。

     

     渋さを備えて、ゆっくりと色づいていくさまは、グリーンとどこか近いニュアンスも感じる。

     

     ネイビーブルーを育てて、濃いめのネイビーまでたどり着いた時の力強い表情が楽しみな子。

     

     

     そして店主も実は使いたい色味の筆頭であるオレンジも、熟した柿のような濡れたようなツヤに進んだ時に、ものすごく美味しそうにすら感じるはず(革や洋服に対して「美味しそう」というのは店主にとっては最大級の賛辞の一つです)。

     

     パスケースにオレンジがすごくあっている!という声をいただくことは多いけれども(パスケースについてはどうぞこちらをごらんください)、もちろん他のお財布や小物の形でもオレンジは素敵な差し色になってくれる。

     

     決して派手ではなく、ほどよい鮮やかさとして使いやすいオレンジを、早く育ててみたいとも思う。先にきっと、使ってくださるお客様のエイジングを見ることになるかもしれないけれども。

     

     

     随分と並びました。何も全色表に出さなくたって!!という声もあろうと思います。実際、他の店舗や百貨店などの売り場で色々していた時は、全型で全色を出しておくなんていうのは、やるわけがなかった。

     

     スペースも取るし、在庫も食う。でも、オリジナルで作っているからこそ、そこはもう度外視で全部見て欲しい、なんて思っています。

     

     まだ今後、型数がさらに増えていくことがあれば、さすがにちょっと考えるとは思いますけれど、やれるうちはできる限りね、と。

     

     色々形による色の感じ方、逆に色による形の感じ方が異なることも楽しんくださいね。

     

     もちろん、店主の使っているサンプルは、基本的にいつでもお声がけ頂ければご覧いただいてます。ほぼほぼ高確率で、中身入れすぎのパンパンに膨らんだ状態も見れます。あ、すげぇ入るんだコレ、と感じていただけること請け合い。

     

     そんなこんなで時折またエイジングはブログでもアップしていきます。

     

     ぜひ、Circus of Happinessのドラーロシリーズ、お愉しみくださいませね。

     

     

     

     CIRCLE

     

     

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