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2016.10.01 Saturday

ル・ボナーさんより今年の残心シリーズ・長札入れが届きました。

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     10月の始まりは決して晴れやかな天気ではありませんでしたけれど、CIRCLEとしてはちょっと嬉しいこともありました。

     

     Circus of Happinessのお財布をお求めくださったお客様が、元々は色々なブランドのお財布を見ては検討してくださっていた。

     

     ブライドルレザーを見ている過程でCircus of Happinessの小物を知ってくださり、今のドラーロシリーズになってからのご案内を見てくださった。

     

     もちろん、ドラーロの経年変化しつつも型押しで傷が目立ちづらくなっている良さや、形そのものの使い勝手もある程度好みに合致したからこそとは思うのだけれど、結果として「色々なことの説明が細かくされてて、理解しやすいのがよかったから」とおっしゃっていただけた。

     

     ブログはやたら長いですし、画像も妙に多ければ文章も無駄に細かい。人によってはたぶん、「なんて面倒くさい店なんだ」と思われるとも感じるのだけど。

     それでも、それがよかったと言っていただけることは、製品を褒めていただけることと同じくらい嬉しいものでした。

     

     なんというか、ひとまず目標としているところまでは変わらずに、しっかりとブログを書き続けていたいなと感じた今日でした。

     

     さて、前置き長くてすみません!今日は神戸はル・ボナーさんより、お待ちかねの残心シリーズ・長札入れが届きました。

     

     今年の仕上がりはまだかなぁと待ち続けていたけれど、これから順次、残心シリーズは仕上がってご案内をしてまいります。

     

     

     残心シリーズはル・ボナーさんがデザイン・監修をして、制作そのものは東京のフラソリティーさんが行っている。

     

     なので正確には「フラソリティー・バイ・ル・ボナー」ということになるのですけれど(今は制作が止まっている万年筆ケースなどもそう)、CIRCLEとしてはまぁボナーさんの革小物という認識でご案内してます。

     

     残心はボナーさんの思う、使いやすさの一つのゴール。薄くて軽くて邪魔にならなくて、さっと気軽に使えるものを、と。

     

     その理念にしっかり沿ったデザインと作りは、男女問わずに多くの方に愉しんでいただけるシリーズになっていると思います。

     

     

     長札入れはその中でも、しばらく前は量産がほとんどされていなかったもの。

     

     ボナーの松本さんは「これ、すごい良いんだよ〜」と言っては見せ続けてくれていたけれど、肝心な量産はかなりされていなかった(笑)。

     

     満をじして、一昨年くらいにようやく量産の体制も綺麗に整い制作をされた。そうなると、本当に文字通りそのまんま老若男女、とってもご好評をいただける形になりました。

     

     それからはおよそ一年に一度くらいのペース(正確には10ヶ月とかそういう感じかも)になっている感じがするので、決して頻繁にできあがるけれど、それでもしっかりと作っていただけるのが嬉しいカタチ。

     

     

     店主も、この長札入れの感じが好きです。

     

     なんというか、こういう類の「お札とカードがちょっと、薄型です」というお財布は幾つかの薄い小物制作が得意なブランドさんで見かけるのだけど、どこか物足りなくて、でもどこか有り余る感じもあって。

     

     ボナーさんの残心長札入れは、そのバランス感が良いと思っています。薄さと軽さと素材感と、もたせている機能性と。そしてもちろん価格も含めて、トータル的に見て良い塩梅で作られていると思う。

     

     

     今回は少しイレギュラーでいつも作られるクロザンカクバージョンが入らなくて、シュランケンカーフとクリスペルカーフの2種類になってしまったけれど(クロザンカクでお待ちくださっていたしたお客様、すみません。また、次のタイミングでは必ず)、今回もしっかりと使いやすい具合に仕上がった。

     

     これまでの作りと基本的なところは同じなのですが、内装の革が前までとまた少し変更になったことで、若干質感にも違いが出てきています。

     

     なので、改めて全体の作りや機能性含め、それぞれをご案内してまいりたいと思います、はい。

     

     

     まずは、シュランケンカーフバージョンから見てまいりましょう。

     

     今回は3色でした。ブラック、トープ、バイオレット。

     

     個人的に、ブラックが作られたことは嬉しい。

     

     

     今回はバイオレットをサンプルにご覧いただきましょう。

     

     

     全体のサイズ感は、一万円札をほんの一回り大きくしたような具合。

     

     基本的にはコンパクトで最小限なサイズ感。

     

     

     片面のシュランケンカーフの上には、フラソリティー・バイ・ル・ボナーの刻印がシルバーで押されます。

     

     あまり大きくなく、さらっと。

     

     

     そしてひっくり返してもう片面はもシンプルにシュランケンカーフの肌が広がります。

     

     もちろんシボの大きい小さいなどの個体差はありますが、それぞれで個性的な面白さがあるものです。

     

     

     厚さはというとやっぱり薄い。

     

     4mmとか5mmとか、そういう薄さの長札入れです。

     

     

     底部分も薄く、ココはコバ面を出さずにシュランケンカーフでぐるり。

     

     

     そしてメインの入口へ。これだけ薄いので、中身を入れてもスーツポケットにもすんなり、和服にもすんなり、バッグの隙間にもすんなりと入ります。

     

     機能性は本当にシンプル。

     

     

     まずは片方のメイン室。

     

     基本はマチのない部屋になりますが、意外とお札の枚数はたっぷり入れられます。

     

     万札もスムーズに入る大きさで、ストレスなく出し入れできます。

     

     

     そしてもう一つの部屋も同様に。

     

     意外とお札の枚数はたんまり入れることができます。

     

     全体はもちろんその厚さの分膨らむけれど、一応100枚は入るという。

     

     いやまぁ、薄手の札入れにわざわざ束で100万をぼーんと入れることは無いと思うけれど、それくらいは入るので日常の枚数は全くもって余裕ですよ、と思っていただければ。

     

     

     で、ここの内側に使われている皮革が、今回のロットではバングラヌメの白っぽい感じに。

     

     少し革のハリ感も強くなって、スムースな感じに。

     

     シュランケンカーフバージョン全体としてみても、以前よりちょっとハリが増しました。でも柔らかですけれど、もちろん。

     

     

     間の仕切りには、こんな風にカードスリットが3つ。

     

     縦向きにカードを入れる具合になります。

     

     

     基本的には一つのスリットに1枚のカードが推奨です。

     

     

     こんな風に3枚入る具合。

     

     1つのスリットに2枚カードを入れると、どうしても革は伸びますから、後から1枚にした時にゆるくなってしまう。

     

     もちろん、薄いカードなら2枚とかでも違和感無いとは思います。

     

     

     薄く軽く、軽快に持てる長札入れです。

     

     やっぱりこの感じは、良い。

     

     

     ル・ボナー 残心シリーズ 長札入れ シュランケンカーフ ¥12,000+税

     

     それでは各色もみていきましょう。

     

     シュランケンカーフバージョン、コストパフォーマンスもまた良いんですよね、実に。

     

     

     ブラック、トープ、バイオレットの3色。

     

     CIRCLEのオンラインショップではもちろん展開していますが、一つ一つ在庫の画像を撮ってのアップにしています。

     

     結構、個体差がありますので。

     

     その関係上特に夜にすでにご注文をいただくと、お店にはまだ在庫があっても、オンラインは在庫なしとなる瞬間もございます。

     

     その場合はまたオープン時に在庫も更新していきますので、ご理解くださいませね。在庫まだあるの?というところがアップまで気になる際には、どうぞお問い合わせくださいね。タイムラグはどうしてもできてしまうので。

     

     

     シュランケンカーフでのブラック、これはビジネス的に待ってましたという感じ。

     

     地味に、これまではシュランケンでは色が多かったのでブラックは並ばなかった。

     

     

     今回はステッチもブラックで、完全ビジネス仕様。

     

     でも、これを普段使いもやはりかっこいいとは思っている。

     

     

     中とのコントラストはこんな具合に。

     

     綺麗ですね、くっきりと。

     

     

     続いてはトープ。このカラーは長札入れでも欠かせません。

     

     万能という意味では男女問わず、幅広く楽しんでいただけるはず。

     

     

     いつも通り、ステッチは生成りです。

     

     

     内装とのコントラスト。トープは逆にすごく馴染んだ感じ。

     

     

     そして最後にサンプルでご覧頂いていたバイオレット。ボナーさんではもはや、茶色の代わりです。

     

     落ち着いていて、でも少し紫の華やかさもあって。ビジネスでもカジュアルでも対応できて、どこか和の香りを漂わすこともできる素敵カラー。

     

     ボナーさんではブログでミコノスも案内していたけれど、あれは前回ロットのボナーさんの店頭に出ている最後の一つ。

     

     先日もう一つ最後にCIRCLEでもミコノスは頂いて、ラストだったけれどすでに旅立ってます。なのでCIRCLEは3色。

     

     

     ステッチは少しだけ明るめ紫で。

     

     このステッチのおかげで本体の紫感もほどよく明るくも見えて良い。

     

     

     もちろん、中は白っぽいヌメなので高コントラストで。

     

     

     ル・ボナー 残心シリーズ 長札入れ クリスペルカーフ ¥15,000+税

     

     そしてもう一つの素材で、クリスペルカーフバージョン。

     

     今回はブラックのみ、でも制作となりました。

     

     キリっと引き締まった表情がこれまた良い感じなんですよね。

     

     

     クリスペルカーフの滑らかさや黒の艶やかさも、キャラクターが全く違って面白い。

     

     ぐっと高級感が出ていて、大人っぽさも増している感覚。

     

     

     ステッチはブラックで今回は入っています。

     

     

     クリスペルももちろん薄いです。

     

     

     スーツポケットにすごく良い相性のはず。

     

     

     中の作りは、シュランケンカーフバージョンと基本的に同様です。

     

     

     中はバングラヌメになっていて、白っぽく。

     

     

     もちろんカードスロットも。

     

     

     バングラヌメ内装になったことで、クリスペルカーフバージョンもハリがさらに強くなった。

     

     たぶんそれ以外にも革の厚みの微妙な差もあるのだけれど、クリスペルバージョンはかなりかっしりと、ピンとしたハリが出た具合に。

     

     

     これまでのクリスペルの長札入れを触ったことがある方は、すぐに「あ、ハリが強くなったね」と思うはず。

     

     これはこれで、かっちり感もあってまた雰囲気は良いと思う。

     

     

     と、このような具合で並びました。

     

     Facebookでアップして早速見に来てくださったお客様もいらしたり、ありがたい限り。

     

     オンライン含めて、しっかりと並びました。これからしばらくは、在庫を随時補充したりもしながらご用意できると思います。

     

     

     そして、名刺入れに関しても仕上がってきています。

     

     こちらはちょっとロットが混じったりもしつつ、複雑なところもあるので、明日改めてご案内してまいります。

     

     長札入れよりもバリエーションが多い感じです。

     

     

     ル・ボナー コンフェッティ バイオレット ¥50,000+税

     

     そして、ちょっとおまけでご案内。Facebookではあげていましたが、コンフェッティのバイオレットが一つ並びました。

     

     今回の制作ではバイオレットが数がかなり少なくて、CIRCLEでも1つだけもらった具合でした。

     

     それがすぐに旅立っていましたが、ボナーさんから数少ない中の一つ、もらえました。

     

     もしバイオレットの落ち着きと上品な空気感で!と感じていたお客様はこの機会に。

     

     どうぞ、宜しくお願い致します。

     

     

     

     CIRCLE

     

     

     

     

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