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2016.05.16 Monday

お休みの日に訪れた、「旅するルイ・ヴィトン展」について。(ネタバレ多数含みます)

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     昨日、一昨日はテルコ雑貨店のイベント参加のためお休みをいただきまして、ご迷惑をおかけいたしました!本日よりしっかりまた営業をしていきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

     イベントへ遊びに来てくださったお客様もいらっしゃり、本当に嬉しい限りです。

     テルコ雑貨店のノートは近日中にCIRCLEにて、改めてラインナップ豊かに華やかに並びます。今少しお待ちいただければ、と思います。

     さて今日は、先日のお休みに足を運んできた「旅するルイ・ヴィトン展」のことについて、少しご案内をできたらと思います。

     決してそこでCIRCLEに何かあるではありませんけれども、きっとこれは、ヴィトンの今の製品が好きか嫌いかはともかくとして、まずは見ていただいた方が良い展示だと感じたため、です。

     大いにネタバレが含まれますので、「自分は先入観なく、全てを愉しみたい!!」という方は、どうぞこの先は読まずに現地へ足を運んでいただければと思います。

     でも、とっても良い展示です、本当に。
     

     ルイ・ヴィトンというブランドに対するイメージは、世代によって、あるいは性別によって、様々なように思います。

     いわゆるハイブランドでやたら高いだけでしょ、という感じや、なんかチャラチャラしたような、というマイナスイメージを持っている方もいれば、そのデザインの好みはともかくブランドとしてはすごいとか、製品の一部はやはり素敵だ、とプラスイメージを持っている方もいるはず。

     店主はどちらかと言えば、「これだけの様々な製品を、多くの国で安定してクオリティを維持しながら展開できることはすごいなぁ」という気持ちと、「でもとりあえずヴィトンだからみたいな製品は好きじゃなくて、昔からの製品やトランクはかっこいいよなぁ」なんていろいろな感情が入り混じっています。

     そんな中、麹町で行われている「旅するルイ・ヴィトン展」は、規模の大小は人によって感ずるところは違ったとしても、ごく控えめに表現しても素敵なものでした。

     過去から現代までのヴィトンの素敵な部分を抽出したような、そんな空気感。

     特に普通にショップを見たりしているだけではまず見られない、迫力あるモノたちを生で見られるのはなかなか無い機会です。ブランドへのイメージはどんな風だったとしても、見る価値はとてもあると思います。



     入り口は決して大きくなかったけれど、中はすごかった。

     あ、ウェブサイトから予約をして入場もできますが、空いている時間帯などの場合は別に予約も何もいりません。入場も無料です。

     でもたぶん、中がかなり混み合う日などは規制をかけて予約者を優先するのだと思いますので、念のため予約はしておく方が良いかな、と。

     仮に予約時間より早く着いても、別に空いてたら普通に入れるので。(店主がそうでした、一時間早くても問題なく入れます、はい。)



     入ってそうそうに、その格好良さにドカンとやられる連発です。

     今回の展示ではトランクやケース類が極めて多く、そしてその中のほとんどは一般的に販売されているものではなくて、昔のアーカイブやお金持ちさんの個人オーダー的なものだったりする。

     非常に重厚感のあるケースたちは、ただただ圧巻です。



     会場内はやや薄暗いのですけれど、写真は自由に撮れます。近づきすぎるのはNGですが、かなり自由度高い展示です。

     製品数もかなり多くきているので、ブログでちょこちょこ載せるのはほんのごく一部。

     あまりにも素敵な存在感あるケースが続いていきます。



     バッグやケースだけでなくて、印刷物なども展示してくれています。

     このかつてのデザインにも心惹かれるところもあって、今のカードたちよりも何倍も良いじゃないか、と感じたりもする。



     そんなのあるのか、と不思議に思うトランクやケースも盛りだくさん。

     基本、どんなトランクかの説明もざっくりとですが書いてあります。

     また、ガイドツアー的なのも事前にできるので、より詳しく見たい方は頼んでも良いかもしれませんね。店主は、自由に見て回りたい派なので、頼みませんが。
     (どんな美術展に行っても、音声ガイドなども基本的に頼まない人間なので)



     製品だけでなく、昔の工場の様子なども写真で見せてくれたりもします。

     工場うんぬんよりも、その当時から着ている白衣かっこいいなとかそっちにも目がいく。



     倉庫の様子なども。

     これ、手前にいる人のスタイルがかっこ良すぎるのですよね。そっちの資料としても愉しい。



     ケースの錠前のロックナンバーの記録帳、なんてのもあったりする。

     こういう細かいところまで、ヴィトンはヴィトンらしい空気を保っているのは、すごいことだと思う。



     そしてモノグラムより前に作られていたダミエのトランクやストライプ柄のトランクなど、ものすごく渋くて素敵なものが多い。



     衣装ケースなんかもそうですが、ルイ・ヴィトンというブランドが世界的に愛されて、いつの時代でもそれなりに高いお金を出してでも欲しくなる人がいるその理由が、かいま見える気がします。



     そしてまた、この展示のすごいのは、実は衣装だとも。ぜひ、注目してほしい。

     トランクなどが1910年代とか100年以上前のものも多いわけですけれども、その当時の空気感を出すためにということもあって、飾られる洋服たちもリアルなアンティークやヴィンテージのものたち。

     これがものすごい綺麗な状態で博物館的なところから借りてきていて、とても良い。

     ヴィトンのトランクたちだけでなく、この衣類を見ていくだけでも非常に意味があると思っている。



     スタイルの再現ということなのでしょうけれども。

     服に目がいく機会もたっくさん。



     古いものばかりではなくて、新しい時代のひときわ変わったオーダーのものなども展示されます。

     このカラフルさも良い。メイクアップ道具や生活のものどでかい旅用ケース。

     このケースを見ている時になぜだか知らないけれど、中のお姉さん(シュっとして綺麗な人だった)がケースの説明を細かくずっとしてくれました。
     他にも多くいろいろな方が見ているのだけれど、思い切り店主に向かって個人的に話しかけてくるから、「知り合いだろうか、この人は」と不思議に思ってしまった。よほどアレかな、このケースに興味がありそうに見えたのだろうか。

     いや、良いものだったんですけどね、確かに。



     画像を載せているケースたちの数倍、いや十数倍の量のモノが来ていますから、じっくり見ていくと結構かかります。

     でも、じっくり見て行きたくなるくらい、そのどれもが魅力を放っている。



     あ、これも個人的に好きでした。ケースが、じゃなくて服が。



     それぞれの部屋ごとにテーマが分かれつつ、本当に様々なタイプの製品を一度に見られる。



     そんなの作ってたんだなぁ……と改めて知ることも多いですし、世の中って広いねと感じたりもする。

     ギンギラに輝くスピーディーはあんまり好きじゃないけど、銅で出来たトランクは異常なくらいかっこいいと思った。



     香水部門などのガラスなども見れたりして。展示のそれぞれがとにかく良く出来ています。

     このところ、エルメス・ディオール・ブルガリなどハイブランドがこんな風にアーカイブを交えながらイメージアップの広告とすることが多いけれども、そのどれもの中でも今回のヴィトンの展示はずば抜けて良いのでは、と感じる。



     この服は悶絶しました。今すぐにでもサンプルでほしい。

     なんてかっこいいのだ、と。



     この女性ものも。衣類も本当にたくさんヴィンテージのものが(ヴィトンのもの以外でも)見られるので、ぜひ見てください。

     ささーっと通り過ぎる方も多いけれど、この洋服たちも今となってはそう簡単に見られる年代のものではありませんから。(そのクオリティ含めて。)



     あ、でももちろん一番はトランクやケースたちを細かく見ていくと面白い。

     本を入れるケースって、重さものすごいことになるじゃん、とか。



     万年筆を見て、自分が万年筆売りをしていた時にお客様のヴィトンのアリゲーター革巻きの万年筆を見ていて、欲しいかどうか使うか使わないかはともかく、まぁ確かにかっこいいですよね、なんていう話をしていたことを思い出す。



     昔のものだけでなく、現代に近くなっていってからの美しいものたちもある。

     割合でいくとやはりアーカイブの方が多いですし、そちらの方が感激するところはあるのですけれど、現代は現代でカジュアルな面白さもあるな、と。



     ものすごい点数が来ていて、細かく展示されているので、飽きません。



     もうアレですよ、こんなのケースもすごいけどそれとセットにする鼈甲のブラシたちの方がすごいよ、と思ったりもする。

     象牙バージョンはレプリカだったけど、象牙でというのもどんな贅沢だ、と。



     良くも悪くも、やっぱりセレブというかお金持ちに対するものづくりの凄さ、みたいなところはあります。

     そんな風になりたいという憧れはそんなにないけれど、こんな風にかっこいいものたちを見せられると、そんな風にオーダーしてみたいよねという気持ちには駆られる。



     そして展示の中には、「あ、これCIRCLEにあるのと同じだ〜」と嬉しいことも。

     譲り受けたトランクとサイズ感もほぼ同じで、作りも同じ子が並んでいて。

     こんな風に展示されるようなアレがCIRCLEにフツーにポンとあるのが、なんだか不思議な気分にも。



     ハンドルとか鍵の部分とかまで同じなので、まぁ完全に一緒ですよね。

     かっこいいなぁ、うん。



     ヴィトンのモノグラムは日本の家紋柄にルーツの一部がある。

     そういう意味を感じさせる展示物もあったりする。これも素敵だった。



     そしてそんなのも作ってるのか、と突っ込みたくなるものも山ほどある。

     人のこだわりというのは果てしないものだなぁ、と。



     ごく最近のコラボ的なものも一部見られるので、直近の懐かしさも感じたり。

     このコムデギャルソンといろいろやった時はかなり面白かったので好きでした。(直近の川久保玲名義というよりも、骨董通り沿いに構えていたイベント店舗の方でやったコラボの時)

     思い出も振り返ったりしながら愉しめる展示でもある。

     こんな物量でヴィトンの良いエッセンスをまとめて見られる展示は、この先いつあるかわかりません。

     ぜひ、近くに来られる方はご覧いただいた方が!!と。

     もちろん店主は図録を買いました、大切な資料として。他に刊行されているでかい本とかも売っているけれど、図録はやはりそのクオリティに対してお手頃です。
     物販スペースのところでは、この展示会のロゴを押しためちゃめちゃシンプルなカードケースを、イニシャル入れて買うこともできます。個人的には買いませんでしたが、価格を無視すればロゴ自体はとても良い感じだったので、素敵だなとほしいなと思いました。

     あ、そしてこれは余談になりますが、中に職人さん女史がいらしていて、製品作りではなく技術面のみでの実演みたいなことを行っていますが、そこはあまり感動はありませんでした。なんというか、そのあたりはエルメスの方がやはりよかったな、と。そしてまた、素材的なところの展示などはないので、そういった側面で見るとエルメスの展示もやっぱりよかったか、なんて感じたりもします。

     いずれにせよ、6月19日までやっていますから、混み合う前にご覧いただくと良いかなと感じています。

     CIRCLEの何かでもないのにこうしてブログに書きたくなるよさがありますから。(もちろん、CIRCLEにヴィトンのケースたちがいるから、というのもありますが)

     どうぞ、お愉しみくださいませね。あ、図録は今度お店に置いておくようにしますので、なかなか麹町いけないわという方はどうぞそれをご覧いただいても、と。

     店主はたぶん、もう一回くらい期間中に観に行くと思います。



     CIRCLE

     



     
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