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2016.04.09 Saturday

REAL EDGE(リアルエッジ)のバルブ型スタンドペンについて。

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     CIRCLEのショッパーはちょっと普通よりも丈夫なクラフト紙で作っていて、店主としてはお買い物の後でも、なんやかやと意外に便利に使えると良いな、と考えてそんな風にしています。

     この春から初夏にかけて、ちょうどショッパーをまた発注しているわけですけれども、ほんのすこしだけリニューアルしようと思っています。

     といっても、素材が変わるとか持ち手が変わるとかそういうことではなくて、単純に今の小さなサイズの半分のスリムサイズのバリエーションを増やし、また大きな方はもう少しだけ大きくします。

     スリムサイズは小物やアクセサリーなどの時に、どうしても袋がむしろ大きすぎてしまうことがあったので。そして大きなショッパーの方は、結構余裕を持って作っていたつもりが大型のバッグだとかなりパンパンだったので少し余裕が欲しいな、という。

     今のショッパーが終わって新しいものが届き次第、順次ですが入れ替えてまいります。

     さて、本日は昨日に引き続き新しい仲間となりましたブランドの、REAL EDGE(リアルエッジ)さんより、ちょいと洒落たスタンドペン、いわばデスクペンのご紹介です。
     

     洒落たデスクペンというのが、随分と今は少なくなってしまったな、と思っています。

     もちろん筆記具業界を見ていけば幾つかこれは!と思うけれども、結構高かったり便利なようで不便なものも多く。(CIRCLEではラミーの2000ステンレスのデスクセットを使ってますが、やたら下のボールが重いです、凶器なみに)

     デザイン的に素敵なデスクペンといえば、イタリアは「ピニンファリーナ」の出している芯が金属で出来た半永久に書けるなんてペンがかっこいいとは思うのですけれど、どうにも色が薄くしか書けないので実用的かというと疑問符がありました。そう言いながらデザインが素敵なのでオブジェとして良いなとは思うのですが。

     そういった中でREAL EDGEさんのバルブ型スタンドペンはすごくバランスが良く面白いと思った。

     素材の持ち味を生かして、簡単には出来ない流れるようなラインもあって、それでいて「とっても実用的」。



     金属の美しさを感じさせてくれて、そしてまた時の流れも感じさせてくれるペンです。

     店主はそれこそペンを生業にしていた時に「このデスクペンあったら、おすすめ出来てラクだったよなぁ」なんて感じたりしますが。



     高級ペン、と言われるとそうではありません。

     けれど、事務的なペンかと言われるとそうでもない。

     デザイン的であり、実用的であり、ちょうど良い塩梅を持ってきてくれているデスクペンとして、CIRCLEは良いなと感じました。



     REAL EDGE(リアルエッジ) バルブ型スタンドペン ¥6,300+税

     下の支えの部分からすぅっと伸びていく直線的なフォルム。一見無機質なオブジェのようにも見えるけれど、確かにこれはペンで。

     素材はアルミに銅などを混ぜた合金、いわゆる「ジュラルミン」を用いています。

     超軽量で耐破断性が高く(破れたり切れたりしづらい)、切削精度も高くできることから、様々な工業パーツに用いられたり、飛行機の部材になったり、はたまたアタッシュケースになったりと、なんだかすごいアルミ合金。
     (漫画がとてもお好きな方はきっと、「あぁ、よつばと!のアレな」と違うものを思い起こすかもしれませんが、金属です、はい。)

     金属に詳しくなくてもジュラルミンという響きはどこかで聞いたことがあるのでは、というくらいに。

     そのジュラルミンをやっぱり塊から丁寧に削り出して、美しい形を作っています。



     頂点の部分の光がもう、綺麗。

     ジュラルミンにはあえて表面加工は施さず、素のままの味わいを愉しめるようになっています。



     横から見ても切削の細やかな跡が、模様のようにも見えて良い。

     ジュラルミンは本来、表面にアルマイト加工を施すことが多いのです。いわばチタンに色をつける陽極酸化と同様な具合ですが、電気的なものを流して金属表面に皮膜を作るようなニュアンス。

     それを施すと基本的には経年変化が少なく、傷なども見えにくくなるというわけですが。



     そのアルマイト加工を施さずに、無垢のままのジュラルミンで仕上げる。

     そうすることで、ジュラルミン本来の色合いや風合いが始めは愉しめ、使っていくごとに、時を過ぎていくごとに風合いは変化し、ジュラルミンのエイジングを愉しめる。

     擦り傷なども付きますし、よく手で握る部分とそうでない部分でも変化の差がでてくる。

     それをむしろ愉しんでほしい、というリアルエッジさんから漂うモノフェチ臭がたまらない。



     金属的な愉しみももちろんですが、何よりもやはりすごいのはリアルエッジさんの加工技術。

     車のエンジンバルブを模して形を起こしたというこのひゅおぉと滑らかな曲線。

     このラインの美しさは、なかなか一般的なデスクペンでは見られない良さ。



     光り輝くジュラルミンの肌合いと、まるで吸い付くような質感さえ覚えるほど滑らかなカーブ、そこから広がる完璧なフラットな面。

     工業的な技術の美しさがここにぎゅっと詰まっている。



     もちろん台のエッジ部分なども綺麗に面をつくられて、その光の反射も良い。

     置いてあるだけで、さまになる。



     そして肝心なペンの部分を抜いてみてみると、これもまたシンプルにソリッドで良い。

     すっと伸びるボディに、控えめにもちやすさを上げるためのラインだけ入れたグリップ。



     綺麗ですね、ジュラルミンはまた昨日のチタンとは異なる美しさがある。

     今は芯にインクの蒸発止めが付いた状態ですけれども、ペン先部分はとってもシンプルなボールペンです。

     過度な装飾などはなくて、単純に普通に使いやすい。こう書くと普通なのかと思われそうですが、見栄えを美しくしながら「普通に使いやすくする」というのは、意外に大変なこと。



     ヘッドの部分は一部だけアクセントとして切削で凹ませている。エンジンバルブまんまの空気だ、とも言えますが。

     これはスタンドに立てた時の美しさもありますし、ペンとしてつかっている時にもバランスよく見える。



     替え芯を交換する時には、ここが開きます、上ではなく。

     あ、そこ開くんだとおもうほどにぴっちり綺麗にくっついているので、この交換がまた気持ちよくて面白い。



     替え芯は実はとってもお手頃なものが入っています。

     文具界ではまず欠かせない、パイロットさん。そのBSRF−6F−Bを用いています。最後のBは色番なので、他にR、L、Gがあります。レッド、ブルー、グリーンです。
     (はじめ、BKRFと表記してしまっていましたが、よく見たらBSRFのタイプでした。書き味などは変わらず、ちょっとだけ芯の途中に突起のあるタイプです)

     これ、まず文房具店であれば確実に手に入るであろう、汎用的なパイロットさんのボールペン芯。

     それでいてこの芯は結構書きやすいんですよね。店主は学生時代にとってもお世話になっていました、コストパフォーマンスがよくて、こういった事務的な替え芯の中では明らかに書き味が良いので。

     この辺りがリアルエッジさんのスタンドペンの実用性の部分でもある。ただ、他の色味や書き味がどうしても欲しいんだ!という場合には、uniさんのリフィルをはじめ、サイズや太さや形的にはちょうど入るものならある程度いけます。
     (BSRF−6Fにはちょうど合う芯が多いです、各社さんで互換性もあります。uniさん、トンボさん、ぺんてるさん、ゼブラさん、プラチナさんなどなど。)

     デスクペンですから、替え芯はなるべく手に入れやすくて、ランニングコストが安い方が良い。その中でもパイロットさんのを選んでくれるのは、店主個人的に嬉しい。



     中の太さと長ささえあえば、もちろん他の替え芯を差し込むこともできなくはありません。

     が、たぶんパイロットのこの芯は不便ないと思いますので、そのまま使うのが良いと思っています。

     「パーカータイプだったら、もっと選択肢広くて良いのに」と文房具好きだと感じることもあろうかと思いますが、まぁそれは懐やペンケースに忍ばせるお気に入りのペン達で愉しんでもらうとして。

     でも、パイロットのこの手の芯は本当によく出来てますよ、ひいき目ではなくて。



     ジュラルミンを愉しむペンとして、そして見栄えよく、なおかつ実用性もあるデスクペンとして。

     技術をこめた割には価格も良いところに落ちつけてくれていて、バランスの良いペンと思います。

     ここまで凝っていなくて、ペン単体でも削り出しだともっとお高くなる場合が多いので。



     こういうペンを見ていると、ついつい思ってしまう。

     デスクペンとしてはこれでもう面白くて素敵なのだけれど、携帯用のボールペンも削り出しで作りたいなぁ、なんて。

     リアルエッジさんの技術に協力いただいて、見栄えも実用性も高い金属削り出しのボールペン、CIRCLEで作れないもんかな、とか。

     まぁ、ロットの兼ね合いとかありますから、そう簡単にはいかないのですけれども。地味に虎視眈々とそっと話を進めていきたいとか思います。考えるのは自由なので(笑)。



     このスタンドペンは是非この流れるようなフォルムを味わっていただきたい。

     日本の技術ってやっぱりすごいところがあるなぁ、と強く感じます。(いえ、海外には海外の誇るべき素敵な技術がもちろんありますが)



     あ、ちなみに台座の裏には滑り止めがきちんと付いているので、つるりとしたテーブルの上でも安心です。

     そっと優しいリアルエッジさん。

     どうぞ、お愉しみくださいませね。



     CIRCLE
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