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2016.04.08 Friday

CIRCLEに新しく仲間入りした、REAL EDGE(リアルエッジ)のチタンものさしについて。

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     このところ、古着の面白さを再認識しています。といっても、いわゆるアメリカ的な古着ではなく(いやもちろん、それはいつも好きなんですけど)、ヨーロッパ的なリネンやがほっとしたコットンの古着。

     今の生地には見られないムラ感だったり、どっしりした重量感だったり、あるいは時間を経過して生まれた柔らかさであったり……。

     すごく素敵なものだな、と改めて感じています。

     そういったスタイルにも合うような洋服作りを、Circus of Happinessでは始めから考えてはいたので、空気感としてはぴったりだなとは思うのですが、さらにそこを突き詰めていきたいなぁと感じるこの頃です。


     と、そんな今日は、もう一つCIRCLEには今年新しい仲間が加わります。先日の文鳥文庫は紙ものでしたが、今度は正反対に硬い金属もの。

     驚くほどに細かく、職人技術の塊といっていいようなものづくりをする、REAL EDGE(リアルエッジ)さんの小物を、CIRCLEにて展開をしていくことになりました。

     なかなかどうしてこれが、もう「そこまでやるのか」という感じがしてとても面白いのです。
     

     REAL EDGE(リアルエッジ)さんは日本は埼玉のブランドです。

     もともとはいわゆる世界に誇る技術を持った町工場的な会社さんが、工業的なことだけではなく、職人技術をグローバルに愉しんでもらうことはできないだろうか、とものづくりをしてくださっています。

     おそらく、巷やネットで目にすることが最も多いのは、ジュラルミンや時折木材なども組み合わせて作られる、「iPhoneケース」ではないかと思います。

     世界中でもまずそうはできないだろうというくらいに細かく繊細な切削技術を持って、リアルエッジさんの製品は作られます。

     それはどこか無駄なようでもあり、なぜそんなと思うことでもあるかもしれないけれど、その職人のちょっとした遊び心や、大人の愉しみが詰まっていて面白い。

     CIRCLEではiPhoneケースはひとまず置いておいて(メインの商材であろうのに)、他のなんだか店主的に面白く感じる小物たちを扱わせていただくことになりました。
     たぶん、リアルエッジさんのiPhoneケースではない小物系を店頭でというのは、かなり珍しいそうですが。(iPhoneケースは次のiPhone7などの動向を見ながら、もしかしたら展開するかもしれません)



     こんな具合にて、金属小物たちが並ぶことになりました。

     チタンを用いたものすごい精度のサイコロ、同じくチタンを削り出して生まれるやたら豪華なものさし、そしてジュラルミン削り出しで生まれる美しい形状のデスクペン、と。

     個人的にものすごくこの文房具たちに元々魅かれていて、リアルエッジさんとは昨年より話をさせていただいていました。

     ラインナップは決して多くありませんが(リアルエッジさんの製品自体が、iPhoneケースを除くとラインナップは少なめなので)、かなり面白い、粒ぞろいの子達と思います。

     それぞれを、ちょっと日を分けてご案内してまいります。



     今日はまず、その独特な製品たちの筆頭とも言える、チタン製のものさしをご案内。

     チタンは軽くて丈夫でアレルギーも極めて少なくて、すごく魅力的な金属です。

     アクセサリーのakihama氏にもお願いをして純チタンを使っていただくことは多いですが、まさかチタンでものさしを作ろう、なんてのはリアルエッジさんくらいのもんです、きっと。



     リアルエッジさんは手彫りで細かく云々という方向ではなく、その切削機械を用いたびっくりするくらいに高精度かつ高度な加工が持ち味。

     なんたって、リアルエッジ名義ではない本来のメインは自動車(F1のエンジンパーツとか)や人工衛星の部品や、工業機械だったり、異常なくらいに細かく正確でなければならない金属加工をする会社さんです。

     その技術の粋を集めて、シンプルなものさしを作ろうって言うんですから、これが面白い。

     人によっては「そんなの無駄じゃないか」と感じる方もいらっしゃるやもしれないけれど、それがものづくりのロマンの一つでもあるように店主は感じています。



     ものさしは素敵なアイテムです。

     なんというか、持っていて面白さがある。基本的には機能はシンプルですし、飾った何かがあるでもない。

     けれど金属の塊感を楽しめたり、そこに刻まれる細かな技術がダイレクトに感じられたりする。

     ちなみに、定規ではなくて実はあくまでも「ものさし」です。定規として使えますし、細かいことですけれど(笑)。



     チタンものさしは2種類を取り扱わせていただきます。

     ProfessionalというタイプとPremiumというタイプ。

     それぞれ縦型、横型なども違いもありつつ、異なる美しさがあるものさしです。



     基本的にはいずれも、純チタンの塊から一つ一つ機械で切削加工をして作られます。

     なので、ある意味ではものすごく贅沢で、妙に手間がかかる。

     なのでものさしの割に高価。でもそれ以上の満足感がある質感です。



     REAL EDGE(リアルエッジ) チタンものさし Professional ¥9.800+

     まずは、縦型のものさしであるProfessionalをご覧いただいて。

     シュっとスマートに縦に伸びるチタンは、ごく単純にもう金属として美しい。

     大きさは全体が17.5cmほと、幅は1.2cm、そして薄さは3mmです。



     Professionalというのは、その名の通りで、ものさしとしては縦向きというのはまさに工業的というか、プロ用の感じ。

     そしてまた、このチタンへの加工そのものもプロ的なので、二重の意味でProfessional。

     切削の跡が模様のようになり、そもそも置いてあるだけでもオブジェのように光ります。



     もちろんものさしですから、1cmごとの目盛りがあって、さらに細かく目盛りが彫られます。

     真ん中部分に数字表記はあって、両端部分に目盛り。

     この目盛りや数字達がまた面白くて、印刷だけではなくもちろんここも削り出しているので、意図的にむりやり削ったりしない限りは、この目盛りは消えることがありません。

     まぁ、チタンの目盛りをむりやり削って消すというのも、むしろ大変すぎる話ですが。



     この表情。

     切削機械は様々な種類があり、その刃によって、そしてまたどんなスピードでどれくらい切削するかで、表面に出てくる模様が異なる。

     そのあたりの美しさも突き詰めて、リアルエッジさんではチタンの塊から削り出してくれている。



     チタンの輝きが眩い。

     チタンは経年変化にも非常に強い金属ですから、どんな環境でも無論道具としてスペシャルに活躍できるものさし。

     美しいだけでは、ありません、当然。



     Professionalは頭の部分に余剰があり、穴をあけています。

     ここに紐をつけたり、ひっかけたりもできる仕様。

     リアルエッジさんのロゴは極めて控えめに、やはり切削で入っています。



     このね、目盛りがまたすごいのですよ。

     向かって左側は1mmごとに、いわゆる定番の定規のような具合で目盛りが切られています。

     対して右側が、もっと細かいことが見てお分りいただけるはず。

     こちら側は0.5mmずつの目盛りが刻まれています。細かい、細かすぎる。

     でもこの細かさをすっと出来てしまうのが、やはり職人技術の証。

     目盛りすら模様のようで美しいわけです。



     そして裏側がまた実は綺麗。

     切削の規則的な動きの跡が、非常に良い。

     あ、ちなみに線が入っているとそこに段がありそうに見えますが、ものすごくフラットです、裏側。



     金属の塊はそもそも美しい。常々、店主はそう思っています。

     けれどそこに、技術が加わるとさらに美しい。

     それは手掘りの秋濱氏の芸術的な彫りはもちろん。

     そしてまた、機械的に素晴らしいリアルエッジさんの切削も同様だと思っています。



     手作業だから素晴らしいとか、機械を使ったからダメだとかそういうのは本来無いと思っています。

     でも、どうしても巷ではそんな風な風潮があったりもする。

     リアルエッジさんほどに細かく、正確な切削を行おうとすると、もちろん実質の切削そのものは機械作業だけれど、その「機械に正確な指示を与える」部分は、恐ろしく細かくて的確な人による作業が必要になります。

     この厚さのこの金属には、どの刃でどのスピードで、切削方法はどれで……というのは、機械は考えてはくれません。

     あくまでも元々の職人さんたちの技術があり、そこには経験や勘といったものももちろん含まれるわけですが、そういったものが集まって、初めて正確でなおかつ美しい切削は生まれる。

     それは結局、人の力であり、人の持つこだわりの何かなのだろうと思っています。無論、ここまで突き詰めてやる場合は、ですけれど。

     そのあたりの細かさやこだわりがない機械生産や量産的な動きは、やはりどこか手作業というものとは異なるものを感じるけれど、リアルエッジさんの機械切削はもはや「手作業」なわけです。

     実際、最後には手作業の部分も入るだけですけどね。

     そういう意味合いにおいて「直接的に優れた技術の手作業」はやはり素晴らしくすごいと思いますし、「間接的に優れた技術の手作業」も同じようにすごいのだよな、と感じるのです。

     まぁ、このあたりはきっと人によって感じ方は違うとおもうのですけれども、少なくとも店主はそんな風に感じてリアルエッジさんの製品を扱いたいなと思った。



     暑苦しくてすみません。

     けれど、「なんか工業的な製品でCIRCLEっぽくない」という風に思われるのもな、というのがあったので。

     すごく人間的な製品です、リアルエッジさんのものづくりで生まれる製品は。

     そこはきっと、手にとってもらえればよくわかる部分と思っています。



     チタンなので決して重くはありません。けれど、どこかこうズシッとした重厚感を感じるはきっと、そういった意味での技術や想いが詰まっているからこそ、と。

     素敵な質感です、はい。



     REAL EDGE(リアルエッジ) チタンものさし Premium ¥12,000+税

     そしてもう一つのものさしは、Premiumバージョン。

     もちろん基本的にはチタンの塊から削り出し、というものさしなのですけれども、Professionalとはまた違う面白さ。

     形もそもそも横型のものさしです。美しい切削の感じもバランスがまた異なります。

     しかしアレです、この画像を見ていただいて「いや、ものさしとしては向きが逆さだぜ」と感じてくださった方はきっと、すごく文房具好きだと思います。



     横型のものさしなので、一般的には「定規でしょ!」と言われてしまうところ。

     でも正確には定規ではないんです、やはりものさし。

     定規とは目盛りに対する数字の向きが異なります。

     細かなことですけれど、それはともかくとしてもまず美しい。



     Professionalと同様の切削模様が入りつつ、また独特な流線型を描く面のあるものさし。

     すごい技術です。あまりのなめらかなつくりに驚かされる。

     そして、定規としてはこんな風に目盛りを上に向けておきたくなるわけですが、これはものさしなので……



     本来はこういう向きが正しい。

     あくまでもまずは「測る」という機能性に重点をおかれているので、この向きで置いて数字は読みやすいようになっています。

     とはいえ、結局目盛りと数字はついている話なので、もちろん定規のように使っていただいて良いわけですが(笑)。

     基本的にはやはり1cmごとに目盛り、1mmでも目盛りがあって、使いやすい。

     全体としては15cmまで測れます。



     さてそして、ここがこのPremiumのちょっと引くくらいにすごい部分。

     画像で見えづらいのが本当に申し訳ない……マクロレンズがあれば良いのですけれどもね。

     このPremiumは始めの1cm(10mm)までの部分に注目をしていただきたいのです。

     よくよく見ると、隣の1cm〜2cmの部分の目盛りとちょっと違う。

     これがなんとも驚くべきことに、1mmの間にさらに線を引いて、0.1mmの線を切削で入れています。

     0.1は100ミクロンです、そうもはやミクロンの世界。

     この1cmの間に100本のラインを切削して入れているというわけです。あぁ、おそろしや。

     一応、肉眼では「あ、うん、線はあるね、ある。1本単位ではもう数えられないくらい細いけどね」という感じで見えます。

     このミクロンの線にロマンを感じる。



     「それ、使わないし、無駄じゃん」と一蹴されることもあると思います。

     確かに実用的に0.1mmのラインはそう使わない(というか、使えない。0.5mmは結構使えます、便利に)。

     でも、そこまで細かな線を正確にきちりと入れることができる、その技術。

     そこまでの技術を有するまでの努力や時間や、様々な人の想いの結晶が、いわばミクロンの線に込められている。

     これをロマンと言わず、なんと言おうか。

     そういったロマンを手にできる楽しみが、このPremiumにはまたあると思っています。



     裏面もまたProfessionalとは異なる見え方で面白い。



     リアルエッジの担当の方と話をしていると、本当に面白い。

     金属の様々なこと、機械の様々なこと、そしてそこには必ず熟練した人が必要になること。

     機械的な作業はもちろん多いけれど、根っこは完全に人だよね、というのを強く感じる。



     CIRCLEで扱わせていただく製品の全ては、そういった節があります。

     結局は人がまずありきで、ものづくりがあり、製品がある。

     わざとそういうものだけを選んでいるつもりはないけれど、そういうものに魅かれるというのはやはりあるのだろうな、と思っています。

     リアルエッジさんの製品でも、どうぞその辺りを愉しんでいただけたらと感じています。



     存在感あるものさしたちです。

     大人の愉しみです、本当に。すっと出てくるものさしがここまで作り込まれたものというのは、やはりすごい。

     こどもさんの筆箱からこれらが出てきたら、ものすごいびっくりするけれど。でも、かっこいいな、とっても。



     いずれのタイプも異なる良さがあります。

     ちょっと変わったアイテムかもしれませんけれど、ぜひ愉しんでみて欲しいなと思います。



     あ、そしてこれはただの偶然なのですが、Circus of Happinessの包[くるみ]のLサイズには、ぴったりな感じでpremiumのものさしが収まります。

     専用じゃないよね、と間違うくらいに長さがぴったりです。



     Professionalの方ですと、綺麗にヘッドの部分だけが出てくる形になります。これはこれでアリだな、と感じている店主。

     余談です、失礼いたしました。

     チタンものさし、ワクワクするプロダクトです。



     CIRCLE

     
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