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2016.03.26 Saturday

FABRIC(ファブリック)に特注したエレファントレザー・ブリーフバッグについて。

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     今年に入って、魅力的な作り手さんに出会うことが多いな、とどこか感じています。

     もちろん、その全てがCIRCLEで扱うわけでもないですし、合っているものではないとしても、いち消費者・いち物好きとして見たときにワクワクすることがある。

     やはり、モノを見ているとこのワクワクが大切なのだな、と感じます。

     どこか不思議な感じがあろうと、どこか不完全なところがあろうと、どこか未熟な面も見えることがあろうと。

     最終的にそこにあるモノにワクワクするのであれば、それはある種の魅力を備えていて、きっと手元に来ると嬉しくなるものだろう、と。

     CIRCLEはできる限りそういう意味でのワクワクを大切にしたい。たぶん、ビジネス面でいけば変な店なのだとは思うのですけれど、いろいろな愉しみが一つの場所にあって、その愉しみが広がっていけば嬉しいと感じる。
     難しいことだけれど、焦らずゆっくりと。


     さ、今日はちょっとドカンとド迫力、だけれど実は実用的でもある可愛い子をご案内します。

     FABRICさんにCIRCLEが特注という具合でお願いをした、エレファントレザー・ブリーフバッグです。
     

     エレファントレザーでブリーフバッグを、というのは正直結構な贅沢な話。

     でも広い面でエレファントの味わいを感じることができるし、何よりその迫力たるやなかなか他の皮革では感じることのできないものがあるはず、と。



     もともとは、この形のブリーフバッグをFABRICさんは他の一般的によくあるシュリンクレザーで製作をして、CIRCLEにも「こんなのを作ってみたんだ」と見せてくださっていたもの。

     形としてはサイズも使いやすそうで機能も十分で良かったのですけれど、どこか物足りなかった。

     全体的にチープな空気があって(もちろん、チープさが良いという場合もあるのですけれども)、もっとこう「何コレ!?」と思うような愉しみが欲しいなと感じたのです。

     そこでCIRCLEで革を思い切り贅沢に上質なエレファントレザーに切り替え、さらにはファスナーも無論エクセラファスナーに切り替えるなどディテールを整えて、他ではなかなかそう見ないであろうブリーフバッグに仕立ててもらいました。

     出来上がりを見たときに、あまりのエレファントの空気感の良さにちょっと驚いた。



     形そのものはとってもシンプルなのだけれど、エレファントが乗るとまるで異なる個性が生まれる。



     エレファント特有の深いシワ模様が、唯一無二の表情となる。めちゃくちゃに丈夫なのももちろんだけれど、それ以前にやっぱり雰囲気がすごく良い革だなと感じます。



     FABRIC エレファントレザー・ブリーフケース ブラック ¥230,000+税

     カラーは2色製作いただいて、ブラックとグレー。まずはブラックを見てみていただくとして。

     大きさは決してものすごく大きいわけではないのに、どっしりとした存在感を感じる。

     全体的に起毛感のあるエレファントはシックで上品な趣もあり、ワイルドさと同居するのが面白い。



     エレファントレザーの丈夫さは、実験などもして強く実感しています。

     破ろうと思ってもそう破れない。こすって擦り切ろうと思っても、そう擦りきれない。

     傷をつけるだけでもちょっと一苦労。

     陸上生物として最強の革と謳われるのは、やはり伊達じゃない。



     それでいてこのシワ感の迫力。クロコダイルなどのエキゾチックレザーともまた違う魅力があふれます。



     ビロードのようなベルベットのような、そんな柔らかそうな起毛感。

     でも触るとその柔らかさはほんの表面だけで、革そのものは非常にしっかりとしている。硬くはないけれど、ぎゅっと詰まっている革。



     ファスナーとブラックのコントラストも良いと思う。



     機能などの詳細はまた後ほどということで、まずはエレファントブラックの味わいを感じていただきたい。



     吸い込まれるように、美しく黒い。



     他の皮革ではだせない雰囲気が、そこにはある。



     FABRIC エレファントレザー・ブリーフバッグ グレー ¥230,000+税

     そしてもう一色のグレーも、当然ながら溢れる魅力がある。

     いかにもエレファントっぽいこのカラー、淡くも美しいグレーは非常に上品。

     エレファントのシワ感と相まって、不思議な世界観を生み出してくれる。



     ゾウっぽい、とよく言われますけれども実際はこのグレーは染めている色です。

     もともとのエレファントレザーはもっと白っぽい感じのフラットな色。

     そこに黒やグレー、あるいは茶色などは染色で施されます。

     でもこのグレーはその具合がまた素敵。



     ものすごい、ものすごいエレファントらしい味わいの強い良いところを抜いてくれて、嬉しい。



     やはりエレファントではそのシワがいかに入るかというのも面白さだと思うので。



     ぐわわっと広がるひし形のようなシワが美しいグレー。



     ブラックの持つドンと前に出る迫力とはまた異なる、じわっと滲み出る迫力を持っています。



     無意味に触りたくなるのは、面白い皮革ならでは。



     グレーの方はファスナーテープもグレーで合わせてます。



     さ、ではせっかくなので今回はグレーで、バッグそのものの作りや機能を見て参りましょう。



     正面から見るとこのブリーフバッグはほんのり台形です。

     底部分の一番長い横幅部分で39cmほど。高さは本体部が26cm、持ち手部分が12cm。短めで、ちょっとだけ腕が入るかなというくらいの持ち手。

     サイズ感で言えばA4ファイルがしっかりと入り、それでいてブリーフとしては小ぶりに見えるつくり。

     感覚としてはル・ボナーさんのパパスショルダーの本体部分のサイズ感に結構近い。



     マチ幅は9cmほど。でもふっくらと外に膨らむ形で作っているので、実際はもうすこし余裕を持って収納できるかなという。

     横面も当然ですがフルエレファントです、はい。



     持ち手部分はこちらは短めなので、基本は手提げ状態で使っていただく。

     持ち手ももちろん、全てエレファントにしています。

     丸い形とかではなく、平たくシンプルな形状に。



     エレファントのコバ面が外に出ないように、くるっと革を折りたたむような形でベルトをつくっています。

     根元はステッチで留めて。



     真ん中のステッチはハンドル部分全体に続く。コバ面はやはり見えずに、端っこまでエレファントの銀面。



     中に伸びが出づらい芯材を入れて(入れなくても、エレファントは驚くほど伸びにも強いですが)、こんな風にエレファントを折りたたんで真ん中のステッチで留めているつくり。

     面白い仕様だなと思います、エレファントの空気感を余さず全体で味わえるという。



     そして、片面の外側には実はファスナーポケットが隠れています。



     ここ、こんな風にファスナーが基本的には表にはどんと見えないように、わずかにかぶせっぽくしてつけています。

     あ、もちろんここもエクセラファスナーにしてもらってます。



     ジジジと開けていきますと、このポケットが意外に広い。

     幅があるので、極端に厚みがあるものでなければ、結構色々と入るはず。



     L字ロングウォレットを入れてみると、こんな風にすっぽり入ってしまった。まだまだ余裕がある。



     ここの外ポケットはブリーフバッグとしてはまた便利なポイント。

     そしてまた、開けているとこんな風に見えていても、ひとたびファスナーをしめれば……



     すっと隠れてフラットな表情になるというのが、個人的にはとても良いなと思っています。

     ポケットは欲しいけど、見た目はシンプルにソリッドでありたい、という贅沢。



     反対側は隠しポケットもなく、シンプルに。

     エレファントをどかーんと全面で愉しめる。



     底部分ももちろん同じで、底鋲もあしらわれています。



     丸みのある可愛い底鋲。

     極端に大きい底鋲ではないので、見栄えも邪魔しませんし、最低限の底の汚れを防ぐためのもの。



     そしてここがメイン室の入り口。

     ファスナーはエクセラのダブルタイプで引き手も二つ。

     引き手はエクセラ純正の金属タイプにて。



     ファスナーは太すぎず、滑りが良いのを優先して。



     がばっと開けてみますと中はこんな風に、スーツを思わせるようなグレーのストライプコットン生地になっています。



     片面には長めのフリーポケットとFABRICさんのネームが。

     コットンはほどほどの厚さで重すぎない。



     このポケットもまた表同様、意外に大きくて。



     やっぱりL字ロングウォレットが入るくらいには。



     逆側には、半分サイズくらいのフリーポケットが2つ。



     ミニウォレットを入れたり、名刺入れやパスケースを入れたり。

     小分けはしっかり対応しています。



     メイン室は意外にも結構広くて……



     A4は軽々入ります。……って、これわかりづらいな。



     うん、A4サイズのこんなぶっとい写真集的な本もしっかり余裕で入る。

     あ、ちなみにこの『デザインが素敵なパリのショップ』と思い切りそのまんまタイトルの本ですが、これ結構面白いです。

     いろいろなパリの洒落感あるショップの内装や展示などがずらりと。

     パリ的な可愛さが好きな方は本屋でどうぞみてみてくださいね。CIRCLEは別に全然関係ないけれど、面白いので。



     そんなこんなで、さらにノートを入れて、紐財布入れて、ミニウォレットも入れてペンシースも差して、さらにはデブペンケースも入れてみた。

     でも、まだまだ余裕があります。見た目はすっごくコンパクトに感じるけれど、非常に容量あります。



     それもそのはず、パパスショルダーなどに入れる中のアンコ(紙を巻いたもので、形をキープするアレ)が大きめが二つしっかりとドドンと入ってしまうのだから。

     これは想定外の収納力で仕上がってちょっと嬉しかったところ。



     機能的にはこのような具合で純粋に使いやすいコンパクトブリーフ。

     でもまぁ、このバッグの魅力は何よりももちろんエレファントレザーの風合いにあるわけです。



     好みは分かれるでしょうし、使える職種ももしかしたら限られるかもしれないけれど。

     間違いなく持っていたら「おぉ、それスゲェな」となること請け合い。

     そして持ち歩く本人が誰よりも、そのエレファントの質感に惚れ惚れすること請け合い。



     あ、ブラックも内装は基本同じです、もちろん。



     中のFABRICさんのブランドタグがブラックになるくらいの違いです。



     しっとり並びます。

     このバッグ、プライス的には決して安いバッグではないと思っています。いえ、エレファントの面積やつくりからすると決して高くないのですけれど、単純にバッグとしての価格からすると。

     でも、結構頑張りました。

     当初の設定されていた価格はまた違ったのですけれど(飾られてすぐの頃にご覧頂いたお客様は、なんとなくわかるはず)、なんだかその価格の収まりが、店主としてはむずむずしてなんだか心地よくなかった。

     なので、お願いして価格を自由にさせてもらって、ギリギリまで粘って納得できる価格に収めました。一度はなんとなく納得しそうになっていたのですけれど、やっぱり今の価格が一番しっくりくる。

     革質からすると、かなり頑張ったなと思うのですけれど、そのあたりは実際見てみていただければ、と。



     それにしてもこの棚の並びがすごい。

     エレファント、エレファント、襤褸(ボロ)って……。

     いやまぁ、このカオスな感じは嫌いじゃないですし、CIRCLEとしては面白いので良いのですが。

     どうぞ、お愉しみいただければと思います!



     CIRCLE
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