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2015.07.04 Saturday

FABRIC(ファブリック)の珍しいオフホワイトのパイソンレザー・ラウンドウォレットについて。

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     しとしと……と降っては止んでの雨。そんな中でもCIRCLEに足を運んでくださるお客様がいらして、本当に感謝の尽きない7月のスタート。

     今日は店頭にakihamaこと秋濱氏が店頭にいらしてくださって、さまざまなお話をしながら製品の相談をしたり、秋頃の秋濱氏の展示の話をしたり。

     そんな中にも今月もまた珍しい入荷が一つ。

     エキゾチックレザーを得意とするFABRICさんと「縁起の良いこんなお財布はないかな……」と話していたら、一つふと持ってきてくれた、なんとも潔い白のパイソン。

     ほんのわずかに生成りの空気があるオフホワイトくらいで、使い込むのがものすごく楽しみな一つ。ご案内してまいります。
     

     パイソンレザーといえば、シンプルに言ってしまうと蛇革となりわけですが。

     昨年在庫をしていたacamalさんでもパイソンレザーを用いていて、漆で加工を施したりしていましたが、今回入荷したFABRICさんのパイソンはまるで違うスッキリと美しいラウンドファスナー財布。

     パイソンは非常に軽く、それでいて鱗面に強さがある皮革で、独特な鱗模様がやはり雰囲気のあるレザー。「鱗が剥がれちゃったりしないの?」とお言葉をいただいたりもしますが、基本的には使っていくと鱗はペタンと馴染んでは寝ていき、ツルリとした風合いが生まれてきます。
     気軽にひっかけたりぐっと引っ張ったくらいでは、鱗は剥がれません。(無論、ものすごい力で引っ張られるとさすがに痛みますが…)

     そんなパイソンレザーですが、acamalさんで用いていたのは「ダイヤモンドパイソン」という柄に特徴のあるパイソン。FABRICさんの今回のものは「レッドパイソン」というまた異なるパイソンで、規則正しい鱗の目と、元はほんのり赤みを帯びた蛇の皮革です。

     淡いレンガ色を思わせるような赤っぽいもともとの色味から、あえて強く脱色加工を施して、白さを出す。まさに素の状態のパイソンをそのまま味わえるような風合いです。通常は染色をしたり、表面にエナメル的な加工を施すものがほとんどなので、これは珍しい。
     白といっても、優しいオフホワイト的な感覚もあり、さらに白の蛇革というなんとも縁起の良い感じの仕上げ。好みはもちろん分かれる皮革お思いますが、この白の存在は面白いなと思っています。



     FABRIC パイソン・ラウンドファスナーウォレット オフホワイト ¥37,000+税

     ダイヤモンドパイソンなどの柄とは異なり、シンプルにすっと鱗が続いていく様は、どちらかと言うとクロコダイルやリザードといったエキゾチックレザーをも彷彿とさせるスッキリした雰囲気。

     お財布の真ん中部分には鱗のメインとなる部分がさっと横に走り、上下にバランスよく斑が流れていきます。

     形はFABRICさんの定番的なラウンドファスナー型に仕立てられていて、使い勝手ももちろん便利に出来ています。



     そしてこちらが裏面。おもて面と同様に、綺麗な鱗で流れていっているのがわかります。

     こちらも真ん中部分にメインの大きな鱗がしっかり入り、バランス感の良い見栄えです。

     1匹のパイソンは細長い皮革で長い面は取りやすいとはいえ、こんな風にど真ん中にしっかりくるように両面を出してくるのは、やはり美しい。



     全体の大きさは一般的なラウンドファスナーと同じくらいか、ほんのわずかに縦に余裕があるくらい。

     縦が11cmほど、横の長さが20cmほどで厚みは意外にスッキリと2cmくらい。

     見栄えは独特の雰囲気はありつつも、すっきりと軽やかに持てるお財布に仕上がっています。

     パイソンも白となると急にぐっと強い雰囲気が抑えられ、上品な趣が顔を出してくるから不思議です。

     ここから使い込んでいくと、鱗はしっとりとペタリと馴染んでいき、ぐぐっと色深く飴色にツヤっと変化していく。想像するだけで、その愉しみは奥深い。



     ウォレットの下部分はこんな風に継いで製作されています。

     クロコダイルのウォレットの際には、クロコダイルの革をあまりなく綺麗に取って、コストダウンを図る目的が強かったですが、今回はコストがどうこうというよりも、表ウラ両面どちらもにすっと横に綺麗に鱗が通るように、という目的の方が強い。

     この辺りのバランスは、FABRICさんらしいこだわりという感じがします。



     ファスナーはYKKのシングルファスナーのタイプをニッケル色にて。

     テープ部分も白になっているので、統一感があって綺麗な印象です。



     ジジジとファスナーを開けていきますと、中はしっかりラウンドファスナーらしく収納たっぷり。

     ベースには薄めのレモンイエロー色をした牛革で作られ、部分的に色を合わせた淡いベージュ系のナイロン生地を使っています。

     白蛇の革に、黄色の内装。なんとも風水的にも縁起が良すぎて、いかにも金運が上がりそうな感じがします。

     メインの札入れとなるマチポケットはしっかり広めに広がって2室。



     そしてカード棚は左右に6段ずつで、全部で12段ついています。

     また、マチなしのフリーポケットも2室ついていますので、基本的な収納はしっかりと抑えて構成されています。



     レモンイエローの革は柔らかい風合いがあって、なかなかに気持ち良い。

     華やかではありますが、男女問わず使える程度の明るさですから、使うシーンは選ばず楽しめると思います。



     そして真ん中部分にはもちろんファスナー式のコインポケットが。

     開けると片方のマチが広がるつくりになっているので、小銭も探しやすく出しやすいはず。

     中の部分は生地が用いられています。



     はじめはマットな風合いが少しあり、色も薄い(というよりも白い)こともあって、汚れなども不安になるかもしれませんが。

     多少の汚れは気にせずに、日々日々使い込んであげることで、風合いが増していきます。

     ジーンズのインディゴなどもついたりすることはあっても、それをさらに超えて使い込むことで、他には類を見ないエイジングを遂げていくはずです。



     と、このような具合でちょっと珍しい存在として入荷してきた、オフホワイトのパイソンウォレット。

     ご興味ございます方は、どうぞお手にとってご覧になってくださいませね。

     オンラインショップにもすでに反映はさせていますので、ご遠方のお客様はそちらもどうぞご覧くださいね。

     いわゆる一般的な「革の存在感」とはまるで異なる雰囲気の存在感があるお財布です。



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