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2015.03.23 Monday

辻和金網の素敵な調理器具、手付き焼き網について。

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     CIRCLEでもとってもご好評をいただけるようになってきた、京都は辻和金網さんの金網細工。

     これまでは基本的には銅製のコーヒードリッパーをメインに、少しだけ干しカゴなどを取り扱っていましたが、そこに新しい素敵な金網器具が加わりました。

     ずっとずっと、扱いたいなぁと思いつつも、在庫や展開スペースの兼ね合いなどで踏み出せていなかったもの。

     でもこれ、すっごく良いんです。

     辻和金網さんの調理器具の顔とも言える、「手付き焼き網」CIRCLEでも始まります。
     

     金網といえば真っ先にやはり京都のイメージで浮かぶのは、それこそ茶漉しであったりアクとりであったり、湯豆腐をすくうアイテムであったり…もしくはカゴだと思うのです。

     そんな中にコーヒードリッパーを生み出してる辻和さんもすごいなぁといつも思ってしまうのですけれども、それと並んで素敵だとずっと思っていたもの。



     辻和金網 手付き焼き網(大) 化粧箱付き ¥4,400+税

     パッと見ると、いわゆる焼き網然とした雰囲気で、特殊なようにも見えないやもしれませんが。

     これがとても良く考えられて出来ていて、伝統工芸を今の実用に向けてうまく具現化された製品だと感じています。

     野菜も干物もお持ちも、いえいえそしてパンだって。いろいろ焼いては美味しい焼き網なのです。



     本来は大小の2サイズがあるのですが、CIRCLEでは大きい方だけをお願いしています。というのも、せっかく焼くわけですからある程度広さがあったほうが、汎用性が高いので。

     上から見ると焼き網の面積は25cmの正方形。けっこう広いので、ご家庭で数人家族分として便利に使えます。

     そして持ち手が10cmくらいすっと出てくる具合。

     全て、ステンレスで出来ていますので取り扱いもしやすい金網です。



     持ち手がついていないものも辻和さんでは製作されていますが、やはり気楽に使うには持ち手は便利です。

     台所周りはとかくごちゃっとしやすいですし、取り回しが良くないと使う気にならなくなりますもの。
     (店主も作ることが好きなので、そういう性分です、はい。)

     ステンレスでくるっとシンプルですが、これがかなり丈夫にできてるので安定感あります。



     そして、こちらがメインの焼き網部分。

     焼き網は上段と下段の2段構造になっていて、こちらはモノをのせて焼き上げる網の方。

     太めのステンレスが波打つように編まれます。



     単純なように見えて、実は凝った編みになっていて。焼くモノをのせた時に、それが安定するように凸凹をうまく交互に配分していく具合。



     そして下段はこんな風に。ひっくり返して裏側から撮りました。

     下段はコンロに置きやすいように、上段よりも小さなサイズになっています。幅が17cmくらいの網。



     下段は上段とは異なり、極めて目が細かい網になっています。

     この下段の網が焼き網としてはポイントになってまいります。



     コンロにこうして置いて火をかけると、まずは下段の細かな目の網に火があたります。

     そこでコンロの火が細かな網に塞がれてふわっと全体に分散をします。そうすることで柔らかく綺麗な炎が生まれる。

     そしてその炎で上の金網を熱して、上にあるものを焼いていくので、火の通り方が優しく、表面はしっかりと、でも水分を中にほどよく残して焼き上げられるという構造。

     野菜を焼けば瑞々しさは残りつつ、香ばしい焼き上がりに。干物を焼けばじんわりと火が通るので、中がふっくら味わい深く。

     おもちを焼くと表面はザックリと、中はそれは言葉とおりにもちもちと。

     そして何より食パンを焼くと表面はサックリ、中はふんわりもっちりと。なんだか書いているだけですでに食べたくなるわけですが、そんな風に美味しく焼き上げられます。

     もちろん火がぐっとあたりますので、焦げ具合などは目視をしながらお好みで焼いていただくことになりますが、その調理する風景も素敵なわけです、実に。



     素敵な二段構造のなせる技。家庭に一台、あると重宝しますね。

     京都には金網細工のお店は他にもあり、下段がセラミックの製品もみかけます。それはそれで遠赤外線効果が…なんてことがあるので悪くないなと思うのですが、個人的に感じる思うところとしては、下段も金網のほうが便利だなぁと感じています。

     金網で炎を柔らかくすることで、遠赤外線的なことはともかく焼き味は良くなりますし(というよりも、遠赤外線効果を狙うには、その発生する素材で周りを囲んで焼くくらいでないとそれほど効果は感じないような、と思っていたりもします)、見栄えの統一感も素敵ですし。

     また、大きな理由もあるのですが、それはこの先で。



     その前に大きさをもう少しわかりやすく……って、乗せるもの間違えてますよね、この画は(笑)。

     ともあれ、CIRCLEがパーラー江古田さんに頼んでいる、かなり大きめなビスコッティ(大抵の方は、びっくりされます)の3本入りが3つはすぽんと収まる。

     なので、野菜もごろっと焼けますし、お餅も家族分焼けますし、パンだってきっちりと大き目パンのスライスでも焼けます!カンパーニュとか、クルミコンプレとか。



     ぐっと持ち手を持つとこんな風に。

     女性はもちろんですが、男性でもそれほど窮屈な感じはなく、自然に持つことができると思います。

     男の料理的に、ざっと野菜を焼いたものに上質な醤油をふわっとかけるだけでも、素敵な料理です。というより、ものすごく美味しいと思います。



     さ、ここからが辻和さんの焼き網の良いなぁと感じるところ。こんな風に、上段の金網はめくって開けることができ、下段の網の上部分を、しっかり洗うことができます。

     上段も下段もステンレスですから、どうぞ水洗いにて。汚れや食材の香りが強くついたときは、中性洗剤でゴシゴシしてもらってももちろん大丈夫です。この、手軽さ。
     火が直接当たるのでもちろん下段の金網は結構黒くなっていきますが、その辺は気にせずガシガシとお使いください。

     これが辻和さんの下段も金網の魅力。セラミックなどの素材になると、なぜかその部分は水洗いが出来ず、拭くだけしかできないそうで。その上、セラミックは火に当て続けると寿命があり、だいたい一年で交換しなければならない。

     あくまでも店主個人としての考えとしては、焼き網というからには野菜もおもちもパンも干物も、場合によってはちょっと香りのあるものも焼きたいのです。うまいこと片面を焼いて、ひっくり返して具材ものせて焼いたりもしたいのです。

     そうなると、下段の網にも多少なり素材の液や香りがついてきます。それを水洗い出来ないというのは、ちょっと……と。間違っても、干物を焼き上げた次の日に食パンを焼く気にならない、それは道具として困るなということで。

     そんなこんなで、辻和さんの焼き網はジャバジャバ洗えるのは便利だなぁと思うのです。きっちり洗えれば、匂いに戸惑うこともない。



     完全に分離はできませんが、十分に開くので洗いやすいと思います、ごしごし。

     また、下段の金網の目が細かいのは、そんな洗うときにも意外に実は便利で。

     食パンを焼いたり、あるいは野菜などを焼くと、思ったよりもパン粉だったり焼いたときの焦げだったりが、下に落ちます。

     そうして落ちたものは、下の目の細かい網に乗っかるので、コンロを極端に汚さずに済む、という。

     ここの網の目が大きいと、かなりコンロの上にくずが広がり、後でまたそこも念入りに掃除を……というのが、どうにもしっくりこなくて。

     店主がずぼらなだけだとも思うのですが、それでも後片付けが少しでもラクなほうが、毎日のこととなると嬉しいですものね。



     焼き網はなかなか家の中にあることは少ないと思うのですが、このタイプであれば気軽に取り入れられるのではないか、と思っています。

     まるでフライパンを出すようにこの手付き焼き網を出して、コンロにすっと乗せて火をつけて、ふんふんと焼く。

     終わったらまたフライパンを洗うようにして、気軽に洗う。

     うん、鉄で平たいか、ステンレスで網になっているかの差です。それで雰囲気も味わいもなんだかよくなるなら、もうけものです。



     ただし、ご注意いただくことももちろんございます。

     この焼き網は基本的には弱火〜中火で使っていただくのですけれど(今の調理器具は、中華鍋や銅鍋など以外は大概、そうですが)、コンロの安全装置の種類によっては、加熱されたステンレスに反応して熱を弱めます。弱めてくれる分には、結果的によく焼きあがるので良いのですが、稀に「温度高いよ!」と感知すると一気に火を消してしまうコンロもございます。

     そういった場合にはご使用が難しいので、ご注意くださいませ。

     ですが、キッチンコンロだけでなくカセットコンロでも、もちろん七輪でも使えます。七輪の上にこの焼き網は、風合いとしても味わいとしても、とってもすごい気がしますが。



     このご案内の紙ももちろんついてきますので、ご安心を。

     美味しく焼きあがるコツは、弱火から中火です!ということで。

     やはり野菜、パン、おもち。これらは特に合いますね。



     今回の手付き焼き網は、化粧箱付きのものでご用意しています。

     外にもし持ち運びがあったときにも良いですし、何よりご家庭にギフトにも喜ばれそうな一品なので、京都らしいこの見栄えは良いなぁと感じていて。

     柔らかい草色のような緑です。



     と、いうことでものすごく褒め称えていますが(笑)。

     店主は少し変わっているのが、食べることになると妙にテンションが上がります。

     それは飲み物でも食べ物でも、食器でも調理器具でも。単純に非常に好き、というだけなのかもしれませんが。

     百貨店やショッピングモールでも、まず気になるのはリビング・キッチン用品の売り場やお店で。面白いところなら、一日中いても飽きません。

     それはさておき、この手付き焼き網、今後は定番としてCIRCLEでも展開をしていきたいと思います。オンラインショップでも改めて展開を始めました。銅製のコーヒードリッパーも、近々オンラインにアップいたします。ご遠方の方はどうぞ、オンラインにてご覧くださいませね。

     いつものことながら辻和さんはかなりの多忙なようで、一部の製品は今頼んでもすでに6月にならないと仕上がらなかったりもします。ドリッパーも焼き網も長いスパンで入荷などを考えていかなければ、ですね。大量に頼んでも、そう仕上がらないものなので。

     ぜひ、愉しんでみていただければと思います。料理は愉しくするのが一番だと思っています。そうして美味しいものが出来上がる。

     辻和金網さんの金網細工は、きっとその大切な1ピースになってくれると思います。



     CIRCLE
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