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2015.01.16 Friday

1月入荷のコーヒー豆について。

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     このところ、普段の生活の中に「白湯」を取り入れています。しっかり沸かしたお湯を50度前後(店主はちょっと熱めが好みですが……)まで冷まし、ちびちびと飲む。

     朝、夕、夜と3回に分けて飲んでいると、いろいろなことがある毎日ですが、すこしほっとする。胃のあたりも良い具合に温まり、どことなく体のリズムが良くなるような。しばらく、続けていきたいなと思います。幸い、白湯が美味しくないとか変な味に感じることもなさそうですので。

     それとは別に、嗜好品としてもちろんコーヒーは日々愉しみながら。味わいや香りのメリハリもあって、なんだか面白い。

     今回入荷した豆たちは、またこれまでとも違う贅沢さ。きっと、素敵な香味の世界を味わっていただけるはず。
     

     最近すこし、コーヒーのご紹介以外のコーヒー記事が書けていないので、今度また違う切り口でコーヒーの細かななんやらを書いていきたいとも思っています。

     豆の焙煎や挽き方、淹れ方や温度などは既にもろもろと長くご案内しているので、今度は何か変わったことも書きたいものです。

     とはいえ、現実的にはもちろん、日々のコーヒーの味わいを愉しんでいただくのが、まずは一番!

     ということで、1月もいろいろと入荷が参りました。



     堀口珈琲 オリジナルブレンド フルシティロースト 200g ¥1,200+税

     言わずもがな、のCIRCLEの最定番であるオリジナルブレンド。これは今年も変わらず続いてまいります。

     毎日飲んでほっこりできる珈琲。そんな愉しみを考えながら目指した味わいは、深く香ばしく、こっくりと甘く、まるで上質なビターチョコのような風合い。やはりこの風味は、飽きがこなくて良いものです。

     店主は最近、ちょっと濃いめにわざと抽出するのにはまっています。ガン!と味わいがぶつかってきた後に、ふわぁっと柔らかく甘い香りが口の鼻をめぐるコントラストある具合が、ちょっと良いなと。そして、そろそろ2月といえばバレンタインの季節でもありますので、ザクザクと細切りにしたチョコレートや、細かな粒チョコ系のものを溶かしながら、ミルクと交えて飲むのも、美味しい。

     今年は、どこかのタイミングでオリジナルブレンドをもう1種類増やそうかなと考えています。こちらの甘い味わいが表CIRCLEブレンドであるとすれば、裏ブレンドとして、まるでキャラクターの違うものを。
     深い味わいだけれど、ぱぁっと華やぐような香り、ボルドーワインのような熟成した味わいができれば面白いなぁ……なんて。



     堀口珈琲 タンザニア ブラックバーン農園 フレンチロースト 200g ¥1,200+税

     そして、年越しのコーヒーとして選んでいたタンザニアの深煎りフレンチ。

     これが思った以上にやはり良かったこともあり、もうほんの少しだけ並べることに。これでひとまずフレンチのタンザニアは満足かもしれません。

     力強い焙煎の香りとともに、それに負けないどっしりとしたボディとコク。立体感のある味わいはブラックバーン農園の素晴らしいところ。

     色々なところでタンザニアは飲んだりもしますが、もはやブラックバーン農園以上のタンザニアに出会うことは無いのでは、と毎度思ってしまいます。それくらいに、豆そのものの出来が他のタンザニアよりもすごい。

     タンザニア(あるいは、タンザニアモカ、キリマンジャロなんて呼ばれることも)って、なんだか酸っぱいし、荒っぽい味だものなぁ……なんて感じる方ほど、ブラックバーン農園のタンザニアは飲んでみてほしいもの。
     きっと、イメージは変わります。



     堀口珈琲 パナマ コトワ・ダンカン ナチュラル シティロースト 200g ¥1,500+税

     そして、CIRCLEでは入れるのは初でしょうか、パナマのコーヒー。

     パナマといえば現代のコーヒー界では、最も注目されるコーヒー産地のひとつと言ってよいと思います。特にパナマの「ゲイシャ種」なんてコーヒーは、100gで数千円(概ね3000円〜5000円くらい)もして、あれまぁとい驚くほどの高騰ぶり。
     ある意味では、ジャマイカのブルーマウンテン、ハワイの100%コナなんかと同じような括りになりつつありますが。

     けれどそういった一面だけでなく、パナマの良い農園で育った豆はゲイシャ種以外がまたものすごく素敵な味わいなのです。

     すっきりとしながら、爽やかで華やかな香りが抜けていき、後味が非常にクリーン。日本人は好きな方がきっと多いであろう味わいなのです。
     今回のものは、その中でもナチュラル精製のものなので、香りは幾分強め。美しい香りが漂いながらも、するりと綺麗に口から喉を過ぎていくさまは、なかなか今は他の産地では出せない旨味。

     シティローストにしてもらっているので、軽やかさも適度にあり、高級感がありながらもシックすぎずカジュアルに愉しめる味わいです。



     堀口珈琲 コロンビア サン・アントニオ シティロースト 200g ¥1,600+税

     そして今回店主が一番楽しみにしていたのが、このコロンビア。普段、コロンビアはやはりCIRCLEではあまり展開しません。

     というのも、コロンビアはコーヒー産地としてはものすごく大きく、整っています。ひとつひとつの農家は小さくとも、国の政策として非常に広くしっかりと多くの豆を作り、ある意味では安定した品質を目指して、世界の各国へ輸出されています。それはそれで、とても良いこと。世界でも有数のコーヒー国となっています。

     しかしながら、その発展は良くもあり、悪くもあり、コーヒー好きにとっては非常に悩ましいところで。コロンビアはコーヒー豆発展のための組織がとっても整っていて、場合によっては様々な小さな農園たちのコーヒーをどばっとひとまとめにして、「コロンビアコーヒー」として流通させることもあったりします。
     その分、味わいは安定化し、広く多く品質が高くなるのですが、逆にいえばそれは「平均点が常に70点ある」というような風合い。そうなるといわば「コロンビアらしさの際立った、120点のコーヒー豆」は、なかなか出て来にくくなっているように感じています。

     そんな中でマイクロロット(ものすごい小さな規模の農家)で育つ一部のコロンビアである、今回のアントニオ。コロンビアの中でも良質な土壌を持つナリーニョ地区にて育ち、伝統的な製法で精製される豆は、非常に表情が豊か。

     コロンビアの特徴的なマイルドな口当たりはもちろん、その奥にあるのはドンと肉厚なボディとコク、そこにしっかりと果実のような綺麗な酸味が加わり、非常に心地よい余韻のあるアフターテイストが感じてもらえます。
     「コロンビアってよく聞くし、缶コーヒーでも店でも飲むけれど、なんだか際立った味わいもなく、普通だよね」なんて感じていた方がもしいれば、このコロンビアはまるで違う趣でたのしいと思います。



     と、今回は4つの種類となりました、いつもより若干多め。

     あくまでも店頭でお出ししている袋は見本で、中には豆は入っていなくて緩衝材で膨らんでいるだけですので、あしからず。密閉して脱酸素剤を入れて、豆はバックヤードで冷やされています。ひやひやと。

     豆を販売する側が、常に常温で豆を外に置いておきながらそれを売る、というのはなんだか耐えられません。もちろん焙煎仕立てで、少し常温に置いた方が味がなじむ場合や、ものすごいスピードで豆がなくなっていって、常に新しい豆が用意される場合などは別として。

     雑貨屋さんやデパートなどで普通にポンと置かれながら売っているのを見ると、「これは一体、いつ入ってきて、どれだけここに置かれていて、いつ旅立っていくのだろうなぁ……」なんて思ってしまうのです。

     もちろん、豆を購入して飲む側の楽しみとして、ほどよく常温に放置をして味の変化を楽しんだり、あるいは長めに熟成させるように色々な豆を常温において楽しむ、というのはアリだと思っていますが、それはあくまでも飲む側が自分たちで行うから良いわけで。

     お店側がそんな風に冷やさない状態で放置して、いわゆる「焙煎の味が馴染んだ、フレッシュで新鮮な味の状態」を提供しないというのは、首をかしげてしまうのですよね。味わいは温度と時間によって、酸化して変化していくもの。ならば、提供する側はできる限り始めのなるべく変化が少ないスタートの味わいを、まずはお渡しできる方が良いのではないかとCIRCLEは考えます。それはきっと、堀口珈琲さんも同じこと。

     そこから、味わいの日々の変化を愉しみたい方は常温に置きながら自由に楽しんで、逆にフレッシュな味わいのまま愉しみたい方は冷凍や冷蔵をしていただいて……と分かれればいいわけで。スタート地点の位置を大幅に変えてしまうのは、本末転倒ですよねぇと。フレッシュな味を愉しみたい方は、時間は戻せないわけですから。
    (もちろん、完全に酸化させないことは難しいですし、焙煎直後なんてのはむしろ味がバラバラで落ち着きがないので、アレですが。単純にそうありたいという努力の問題で。また、「今、焙煎しました!」という豆は、それこそ常温で1〜2日くらいはおいてなじませて欲しいものですが。)

     なので、CIRCLEは豆をお渡しする時や、気が向いて店内でコポコポ入れている時以外は、コーヒーの匂いはほとんどしません(笑)。むしろ、革の匂いに包まれているような気も。

     と、そんな風に相変わらずのマイペースでコーヒーをお勧めしていきたいCIRCLEです。今年も多くの方に、コーヒーの面白さを広げていければ良いなぁなんて思っています。
     あ、辻和金網さんの銅製ドリッパーはもう少しお待ちくださいませね。今、編んでいただいているので……。



     CIRCLE

     
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