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2015.01.06 Tuesday

Circus of Happinessのメッシュベルト素材のブッテーロ変化について。

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     12月の出来上がりより、革好きな方にとってもご好評をいただけている、Circus of Happinessのブッテーロ製メッシュベルト。

     既にパンツにつけて愉しんでいただきながらご来店頂いたりもしてくださり、嬉しい限り。

     店頭でご覧いただく際にやはりみなさまが気になさるのは、色のこと、どんな風に変化をするのかというところ。

     そして、メッシュにベルトピンをさしていただく時に、ちょっと迷われたり。なので今一度、その辺りなどをご覧いただこうかなと思います。
     

     メッシュベルトそのものは巷に数あれども、イタリア銘革であるブッテーロを贅沢に用いて制作するベルト、というのはそれほど多くありません。

     革としてはコシもありますし、使い込んだ光沢も美しいものですし、ベルトを制作するには厚みをあり、とっても素敵な素材ではあるのですが。

     一つは、普通に平たいベルトを仕立てると、どうしても傷が目立ちやすいことがあろうかと思います。一般的な売り場で他のベルトとガチャガチャと並ぶと、きっとそれだけで傷がついてしまうので。

     そしてもう一つは、やはり価格的な問題はあるのやも。CIRCLEではオリジナルで職人にお願いをして仕立てることが出来、そのまま販売まですっと流れが出来るので、ある程度のところで落ち着かせることが出来ますが……。
     どうしてもお財布やバッグに使われるように上質な革を使おうとすると、大手さんのベルトの価格設定ではかなり難しいのかなと感じています。



     そういう意味合いでも、やはり製作することが出来てよかったなと思うベルト。

     バッグ、お財布、靴とそれぞれの革には力を入れつつも、ベルトは以外とノータッチになってしまうことも多いのですが、そこまで揃えたらベルトもやはり上質な革を選びたいものですから。

     ファッション的にも使いやすく、かつ色によってはシックにビジネスでもつけられるメッシュベルトなら、きっと愉しい。



     そんな風に想いながらうんうんと唸って。

     デニムにつけてくださったり、スーツパンツにつけてくださったり……そういったシーンを見られるのは、本望です、はい。

     ベルトですから、もちろんどんどん使っていくと革の雰囲気は変わっていきますし、良い意味で経年変化もいたしますし、悪く言えば相応にしっかりと使っていくともちろん限界も訪れます。

     でもせっかくなら、つけて愉しめる状態のうちは良い変化をしていってほしいもの。ブッテーロの経年変化が一層気になるのも、頷けますよね。



     Circus of Happiness ブッテーロメッシュベルト ワイン ¥20,000+税

     というわけで、出来るだけ経年変化の具合がわかるように、ちょっと見て参りましょう。CIRCLEで撮れた画像もあれば、CIRCLEにてペンケースやバッグやお財布でおなじみのル・ボナーさんのブログからも、ちょっと参考画像をお借りして……。
     (ボナーさんの製品のブッテーロの経年変化は綺麗なものがとっても多いので、一番参考になるのです。どうぞ、お許しをば…)

     まずは、紅一点と言わんばかりのワインレッド。ブッテーロのワインレッドは、実は赤味は少し抑え気味です。やや茶色いニュアンスと、パープルのようなニュアンスが混ざり、まさに「ワイン」な色。ボルドーというよりも、やや濃いめのブルゴーニュという感じもしますが。

     さて、それがどんな風に変化するかと言いますと……



     驚くべき、しっとりとしたツヤ感に。

     そして色合いもより落ち着きを帯びて、深みが増すような具合に。光の当たり具合でもう少し赤みは多く見えたりもします。

     こちらは、店頭にいたっしゃったお客様のペンケースを撮らせていただいた時のもの。

     本体の色具合も良いのですが、個人的にはベルトの端部分が一層濃くなっている感じがあまりに素敵。メッシュベルトも縁部分などはそんな風になってくれるはず。



     こちらも同様の時に、ワインで揃えてくださっていて。

     赤赤しい感じは強くないので、ベルトでも実はかなりつけやすいのです。

     デニムにももちろん相性は良いですし、ウールパンツ系にも落ち着いた質感がよく合うはず。



     Circus of Happiness ブッテーロメッシュベルト ネイビー ¥20,000+税

     そして濃い色味の代表として制作をしてみた、ネイビー。カジュアルシーンだけでなく、ビジネスにもかっちり使える風格がある。

     ブッテーロのネイビーはかなり濃いめではありますが、こうしてメッシュベルトに仕立てると、ほどよく革がプルアップし(油分がしっかり浸透した革などで、折り曲げたりすると油分が革内を移動し、それに伴って色も少し変化をするのです)、青みが程よい具合で見えています。

     そんなネイビーは……



     ボナーさんのブログから失礼をいたしまして、こんな風合い。(ボナーさん、そして元ネタのお客様、どうぞお許しを〜)

     どっしりと深く濃い色合い。バッグの印象もあるかもしれませんけれども、ネイビーの重厚感ある輝きはなかなかのもの。

     部分的には色が薄くなって青色っぽい部分も見え隠れし、立体感がある。

     ベルトは面がもう少し狭いので、ここまでの重厚感は難しいかもしれませんが、メッシュベルトとしては思えぬ風合いは出てきます。

     ……そういえば、ネイビーの長いサイズはすでに在庫が一つもなくなってしまったのですけれど、近々のうちにほんの少しだけ追加が出来ることになりました。今少しだけ、お待ちくださいませね。



     Circus of Happiness ブッテーロメッシュベルト ¥20,000+税

     そしてチョコ色なのですが、こちらはどうにも経年変化の画像が、用意できず……。

     過去に自分で様々な革の写真を撮ってきて、ブッテーロも色々と撮っているにもかかわらず、なぜかチョコ色がないという……すごく良い変化なのですけれどもね。

     チョコ色はお使いいただく方によって、かなり変化の幅のあるカラーです。ヘビーにつかって全体的に濃いトーンになる方もいらっしゃれば、チョコ色がやや薄まり、ちょっと赤みが見えてくる方も。

     ツヤはしっかりと出てきて、革表面を覆うようになります。これは、白以外のブッテーロの革それぞれに共通するエイジング。

     チョコ色もカジュアルだけでなく、シックな格好でも使える落ち着いたトーン。愉しみやすいカラーですね。



     Circus of Happiness ブッテーロメッシュベルト グリーン ¥20,000+税

     最後に、グリーン。ブッテーロ好きなお客様に、「やっぱりグリーンは良いよねぇ」と言っていただくことも多く。

     グリーンはひとまず今回のスポットカラー的に考えています。やはり華やかな色には違いありませんから、そういうのは制作ごとに色々と愉しみたいというのもありまして。なので、あとちょっとの在庫でひとまず終わり。

     そのグリーンは、非常に雄弁な変化を遂げていきます。



     ボナーさんからも、また一枚ちょっとお借りして。ボナーさんのお客様で非常に手入れ上手な方が、グリーンを非常に綺麗にお使いになる。

     美しいツヤ肌に、グリーンの濃淡が生まれ、透き通ったような輝きが出てきます。



     そして、こちらは店主の私物ブッテーロ。

     このグリーンの光沢感と独特な色合いは、たまりませんね。



     基本的には濃く変化をしていきますが、傷がついた部分や、よく曲がる部分などは少し明るいグリーンが残ったりします。

     そして擦れることが多い縁の部分などは、ワインと同様にやや黒っぽく渋さも見せる。



     グリーンだけ画像が多くないか!というのはご勘弁。思い入れの強い、ある意味では冒険的な他ではまずベルトでは制作しないであろうカラーだからこその、贔屓です、はい。

     それはともかく、ブッテーロの持つツヤ感は透明感があって綺麗。



     グリーンは、他の色と比べるともちろん、ベルトとしてつける場所や格好は少し選ぶかもしれません。

     けれど爽やかかに、あるいは差し色としてなど綺麗につけこなしていただくと、通常のベルトにはない愉しみが味わえるはず。

     そんな風に思って、初めての制作では絶対に作りたかった色なわけです。

     変化の様子を見ていただければ、頷いていただけるのやも、と。



     変化についてとともに、ちょっと戸惑うことが多いのが、ベルトのピンをさしこむところ。

     メッシュベルトですので、メッシュの編み込みをかき分けていただいて、できた隙間にすっとピンを差し込んでベルトを留めていただきます。

     アップで見ると、こんな風に。こうして留められる分、状況に応じて細やかなサイズ調整が可能ですので、意外にメッシュベルトは便利なのです。

     シュッと見せたいときはちょっときつめに締め上げるもよし、今日はたらふく食べるなぁというときは、適度に緩めることもできる。



     また、ちょこちょこと通す穴の位置をほんの少しずつずらしたりしてあげることで、ベルト穴そのものの耐久性も良くなります。

     固定ベルトの場合は、どうしても同じ穴にずっとピンを通しがちになりますが、メッシュは微調整がきく。

     それぞれの形式に良さはありますが、そのようにメッシュを愉しんでいただくとまた面白いのでは、と思っています。

     ベルトが見えやすい夏頃だけでなく、常に良いベルトを腰にまくというのも、乙なものです。

     他のどこにも見ることのないメッシュ、ぜひお愉しみくださいませね。



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