<< Circus of Happinessのドラーロシリーズ小物の一部入荷とカラー廃盤(ディスコン)について。 | main | Circus of Happinessのスポット制作、GUIDIフィオーレ×プエブロシリーズ、マルチコインケースについて。 >>
2019.10.13 Sunday

Circus of Happinessのスポット制作、GUIDIフィオーレ×プエブロシリーズ、ギャルソンウォレットについて。

0

     

     今日は台風明けの日にも関わらず、店頭にお足運びくださるお客様がいて、本当にありがたい限りでした。

     

     もちろんキャンペーンでのオンラインからも多くのお声をいただきまして、ありがとうございました。

     

     発送は順次しておりますものの、どうしても台風による影響の道路状態等により、通常よりは到着まで少しお時間がかかる可能性が高いこと、ご了承いただけましたら幸いです。

     

     ちなみに、SEEGERのヌメクロコシリーズは好評いただけていて、キーケースはあと一つ、長札と二つ折りはあと二つ、と名刺入れや小銭入れもお声いただけてあとちょっとずつになってきました。

     

     引き続き何卒よろしくお願いいたします。

     

     さて、そんな本日は、まさかの今度はCircus of Happinessから新しい小物のご案内です。このタイミングで仕上がって届くとは……。

     

     スポット制作として、新しいタンナーさんの素晴らしい革を使っての制作となりました。これはぜひまた、お愉しみいただけたら嬉しく思います。

     

     

     Circus of Happinessの小物の定番シリーズとしては、ドラーロ・ブッテーロシリーズとなってくるわけですが、やはりたまに他の皮革で素敵なものがあれば、スポット制作的にしてみたい気持ちもありました。

     

     以前は周年記念的にサドルプルアップシリーズをスポットで制作し、まだ形と色によっては展開を続けておりますが、今回はまたまるで雰囲気の違うものにしたかった。

     

     

     今や、経年変化をする楽しみのある革といえば、どことなく「ハリがあって硬い革」であったり、「ぎゅっとして音がなるような革」であったりが現代では多い気がしています。

     

     でも、しっとりとして柔らかくて、それでいて使うことで経年変化がじっくり味わえる革の良さってあるよね、とここしばらく思っていました。

     

     

     それを考えた時に、「あ、ここの革が使えたら最高なんだけれどな……」とずっと好きだったタンナーさんの革を探しました。

     

     見つかるには見つかったけれど、その時には全然カラーも無ければ価格もものすごく高く、質感はとっても良いけれど厳しいな……と思ったもので。

     

     でも、しつこく色々な方面に話をだしていくと、ようやっと「ちょうど、表情良いものをサンプル的に色を仕入れたから、これなら使えるよ」とお声をいただき、念願叶っての制作となりました。

     

     

     洋服がお好きな方は聞いたことがあるかもしれませんし、あるいは知らない方もきっと多いかもしれません。

     

     でも、柔らかくしなやかでしっとりしていて、革の表情は細かなスレやシワなどあったりするけれど、それすらも良い表情で。

     

     さらには、使い込んでいくとぐぐっと味わい深く色の深さが変わり、そして良い艶も生まれてくる。

     

     ワイルド感もあるエイジングの革だけれど、でもそれを上品に仕上げられたら美しいでしょ!……と頑張ってみました。

     

     

     表のメインで使用した革はイタリアはGUIDI社のフィオーレカーフ。

     

     GUIDI社は正式にはグイディアンドロゼリーニ社となっていて、革のタンナーでもありながらファッションブランドとしても成り立っており、自社で革を作りながらも素晴らしいブーツや単靴を作ってくれていたりもします。

     

     CIRCLE店主はといえば、そのGUIDIのブーツから漂うそこはかとない奥深さ。ワイルドな雰囲気がありつつも、とても上品な面持ち。そして履き込んで行ったあとのそれぞれの個性が出るエイジングの良さが素敵だと思っていて、ずっと憧れでもありました。

     

     それを、色をある程度揃えて小物として制作できたことが嬉しい。

     

     

     フィオーレカーフは子牛の革で、非常に柔らかくしなやかで、しっとりとした質感。

     

     表面はどことなくほんのりと起毛しているような感じがするくらいしっとりとして、上質感溢れる革。

     

     イタリアらしくバゲッタ製法で鞣されていて、オイルがたっぷりと含まれているのが触ってわかる。

     

     細かなスレやシワがあったり、ワイルドな表情している部分もありますし、タンニン鞣しのバゲッタ製法なのでどうしても色移りとかも多少はするけれど、それも含めてGUIDIの革の面白さであり、また使って良い味わいになる。

     

     あ、なので「革はつるっとシワも傷もないものしかいやだ!!」という方には向きません。ですが、「革の自然な表情って良いよね」と感じてくださる方にはものすごく良い革だと思っています。

     

     

     今回はブラック、ブラウン、そしてナチュラルと素敵な3色が使うことが出来ました。でも、これらを継続して使うことはやはり難しい。(たくさんロットを組んで買えばやれるけれども、CIRCLEとしては流石に無理)

     

     なので、ある意味ではラッキーが重なって出来たスポット制作です。

     

     GUIDI社の革は正直高くて、今回のも「あれまぁ……」というくらいに高いけれども、思い切って使ってできる限りのコストパフォーマンスを実現したとも思っています。(きっと、ブーツとかの価格をGoogleさんで調べていただくとわかりやすいはず)

     

     そういう意味合いでも、ぜひお愉しみいただけたら嬉しく思います。

     

     

     これはね、気持ちいいです。

     

     実は、サンプルで先に作ってCIRCLE店主はは使っていました。

     

     ただ、サンプルの時に使った革は本当に少ししかなくて、「良い部分がないけれど……」と言われつつもそれで構わないと作ったもの。

     

     ぶっちゃけていえば、量産の子達の方が抜群に革の状態、仕上がり共に良いです。店主も量産のをむしろ使いたい……と強く思っています。

     

     

     そして今回ちょっといつもと違うのは、内装にはまた異なるテイストの革をあしらいました。

     

     内装に使ったのは、イタリアはバダラッシー社のプエブロ。

     

     SEEGERさんがクロコの内装にプエブロを使ってきた時は実は驚いて。「え、うちもちょうどそれ、内装プエブロでやるじゃん……」と不思議なシンクロだった。

     

     ともあれ、内装には同じイタリアの空気がありつつ、表情が全然違うものにしました。

     

     

     その質感のコントラスト、また色の違いなどがあることで、よりGUIDIレザーの雰囲気を良く感じていただけるな、と。

     

     かなり贅沢な作りにしてしまったけれど、良いんです。

     

     だって、仕上がりすごく素敵だもの。

     

     

     表のフィオーレレザーの色によって、内装のプエブロのカラーは変えました。

     

     こういうのも、Circus of Happinessとしては珍しいかもしれません。

     

     

     なのでこうして横からみたりすると、それも楽しさになったり。

     

     

     これまでとまた違う味わいがあるなと思っていただけたら幸いです。

     

     

     ちなみに、使っていたサンプルはだいたい3ヶ月ちょっとほどかと思いますが、だいぶ育ってきています。

     

     初めの革の状態は量産のものには及ばず、多少心配はありましたが、なんのその。

     

     

     長財布はまだまだエイジングはここからが本番。

     

     でもしっとりした手触りが良く、艶やかな感じが出てきました。

     

     

     柔らかい皮革なので、傷もつきますし、凹みなどもつきます。

     

     でも、それすら使い込んでいくと良い味になってくれるGUIDIの革の素敵さ。

     

     むしろ、そんな風に傷などが付いてからがさらに良いのです。

     

     

     ミニウォレットの方はかなりエイジングしっかりと。

     

     しっとり上品かつ強い艶が生まれてきていて、これはまたすごい。

     

     

     まだまだ、もっと使い込んでいくとさらにこの艶は上がっていく。

     

     でも硬いわけじゃなく、しっとり柔らか。こういう感じがまた楽しい。

     

     

     サンプルの時はオリーバのプエブロで作ったのですが、仕上がってきた時になんだかちょっと微妙に合ってないな……と量産では変わってます。

     

     でもプエブロも徐々にですがエイジングしてきています。

     

     

     内装はゆっくり少しずつですが、だからこそプエブロの表情が長く楽しめつつエイジングもみていけるので面白い。

     

     ベストな組み合わせだな、と思っています。

     

     

     Circus of Happiness GUIDIフィオーレ×プエブロ ギャルソンウォレット ブラック×コッチネラ ¥35,000(税込38500)

     

     それでは、今回の3つをご覧いただきましょう。まずは、ブラック。ギャルソンウォレットの機能そのものは、ドラーロシリーズと同様なのでこちらのブログもご覧ください。

     

     GUIDIといえば、このブラックは欠かせません。しっかりぐっと黒いけれど、どこか優しく柔らかい発色。

     

     しっとり感も強く、とにもかくにもブラックはGUIDIらしい色だなと思う。

     

     

     初めはマットな質感ですが、これが艶やかに育っていく。

     

     でも、あれですね、サンプルと違って最初っからもうすごい雰囲気ある……。

     

     

     ステッチは表のGUIDIフィオーレの色に合わせています。

     

     

     細かなシワ感や表情がぐっと魅力的。

     

     ワイルドさも感じるこの革を、綺麗に上品に仕上げることで他にない面白さ。

     

     

     靴はもちろんですが、革ジャンとか作っても最高でしょうね。

     

     でもそれを小物で使う贅沢さ。

     

     

     さて、内装の色はこうしてコバ面からも見えてきます。

     

     コバはもちろん顔料等使わずに素磨きでしっかり綺麗に。

     

     

     ギャルソンウォレットのフラップを開くと、中の色がお目見え。

     

     

     ブラックにはコッチネラ(赤茶、煉瓦色)のプエブロを合わせています。

     

     このコッチネラはプエブロでしかない独特なカラーで、赤さと茶色味が絶妙な塩梅。

     

     

     ブラックとのコントラストも極めて美しいので、選びました。

     

     コッチネラは結構茶系の革と合わせて使いたくなるブランドさんが多いと思うけれども、フィオーレのブラックとの相性が最高。

     

     あ、もちろんホックはYKKシュトッコのめちゃくちゃ強いホックです。

     

     

     内装全部がプエブロ。

     

     こうして上から見ても対比が美しいですね。

     

     

     収納としてはまず前の広いポケット。

     

     カードを色々や領収書など入れても良い。

     

     プエブロほんと綺麗。

     

     

     その後ろにはもっと広い1室。

     

     カードでもお札でも。

     

     

     そしてファスナー式の小銭入れとの間が、実は隠しポケットで。カードは3枚くらい入ってしまう便利さ。

     

     

     そしてファスナー式のコインポケット。

     

     YKKのエクセラファスナーのアンティークシルバー色で。

     

     

     こうして片マチになっているので、広く小銭スペースも開いて使いやすい。

     

     

     次のポケットとの間に、やっぱり隠しポケット。

     

     

     で大きな広いポケット、ここを札室にするのがスムーズに使いやすいと思っている。

     

     セミロングサイズですが、しっかり万札入ります。

     

     

     そしてさらに隠しポケットはもう一つ。

     

     実はめちゃくちゃ収納力高いギャルソンウォレットさん。

     

     

     そして一番後ろのスペース。ここもカードや領収書などなんでもござれ。

     

     

     この黒く見えている部分は、フィオーレレザーの綺麗な床面。

     

     なるべく原厚で使えるところは原厚にして、しっかりこの革のオイル感を味わってもらおうと思いました。

     

     

     それにしても今回のスポット制作は大変で、革の柔らかさや質感がこれまでと大きく異なるため、全てのパーツで革の厚みなどを見直しました。

     

     なので、形部分の型こそ同じく使えるものの、全部また構成しなおしたような感覚。

     

     でもその甲斐あって、かなり仕上がりは良い感じ。

     

     

     こうして手に持って使いたくなるウォレット。

     

     

     Circus of Happiness GUIDIフィオーレ×プエブロ ギャルソンウォレット ブラウン×ペトローリオ ¥35,000(税込38500)

     

     続いては、このカラーのGUIDIレザーを小物に使っているのは相当珍しいと思うけれども、ブラウン。

     

     このブラウン具合がまた良い。ダークブラウンでもなくキャメルでもなく、チェスナット的なブラウン。

     

     

     明るいところでは少し薄めに、暗いところでは濃いめに、と色も違って見えるけれどどちらも良い印象。

     

     しっとり感がありつつも、ブラウンはコシ感も少し強めな感。ここは個体差もあるけれど。

     

     

     ステッチはもちろんブラウンで合わせて。

     

     

     良いですね、表情がもうほんと素敵すぎる。のっぺりしていない、複雑な表情。

     

     

     コバ面はこちらもまた綺麗なんです。

     

     

     ドーンと開くと、中はまた違うカラー。

     

     ブラウンにはペトローリオ(青緑)という色味を合わせています。

     

     

     このペトローリオがまた良い色と表情を出してくれる。

     

     ヤスリですった部分はほんのり明るく、そうでない部分は深く。これが使い込んでいくとまたぐっと表情を変える。

     

     

     ブラウンとペトローリオ、せっかくイタリアコンビで革を使うので、イタリアっぽい色合わせにしたかったのです。

     

     通常とはまたちょっと違う、洒落感のあるアズーロ・エ・マローネ。

     

     

     もちろんこうして上から見た感じも最高に美しい。

     

     

     プエブロって深いですよね、ほんと。

     

     GUIDIの奥深い味わいに合わせるには、これしかないな、と思った。

     

     

     ブラウンの床面も落ち着いていて綺麗。

     

     

     プエブロはまた芯通しの革なので、床面も綺麗で。気分上がる。

     

     

     ブラックとはまた違う味わい、ありますね。

     

     

     Circus of Happiness GUIDIフィオーレ×プエブロ ギャルソンウォレット ナチュラル×コニャック ¥35,000(税込38500)

     

     そしてラストが、まさかのナチュラル。

     

     このカラーが使えるとは全然思っていなくて、すごく良い味わいで嬉しい。

     

     ナチュラルなんで経年変化は間違いなく大きく、ドラマチック。

     

     

     どことなくブッテーロのナチュラルにカラー感は近い。

     

     でも、柔らかさや表情などの質感はまるで違う。

     

     

     ナチュラルにはきなり系の糸で。

     

     

     これは横から見るとよりナチュラル感を感じられる塩梅にしてみました。

     

     

     では、と開くと中はまた違うカラー。

     

     ナチュラルだから中のプエブロはサビア(ナチュラル)?と思いきや、違います。

     

     内装はプエブロのコニャック(キャメル)色で合わせています。

     

     やっぱりコントラストが少しあるとどちらの革も綺麗に見えて、かつエイジングした後のバランスも面白いな、と。

     

     

     いわゆるキャメル色をヤスリですって、複雑な表情に。

     

     

     ナチュラルとの相性もかなり良いですね。

     

     

     バリバリ使い込んで、色を変えていきたい。

     

     もちろん、初めにあえて日焼けさせて使うのも一興。

     

     

     特に深いエイジングを楽しみたい方にはきっと相当に楽しいと思う。

     

     

     ナチュラルは幾分他の色よりもさらに柔らかい印象。

     

     ブラウン・ブラック・ナチュラルの順に硬さは違うかな、と。

     

     でも、どれも基本はしなやかで柔らかで、とにかく気持ちいいです。

     

     

     小銭入れ部分の革の厚みは、一番考慮したポイント。

     

     おかげでしっかり使いやすい。

     

     ちなみに、サンプルはそこを変えずにやったので、ミスでした……やっぱりね、量産って良いですね。

     

     

     ナチュラルもこうしてお財布になるのはそうそう多くは見かけないかな、と。

     

     味わってみていただきたいエイジング。

     

     

     と、このような具合で3パターンで仕上がりました。

     

     GUIDI特有のしっとりとした質感、ぜひこれは体験してみていただきたいところ。

     

     もちろん、靴が好きで「グイディ&ロゼリーニ最高だよね!!」という方にも味わっていただきたいものです。

     

     ギャルソンウォレットと、今日はマルチコインケースも仕上がってきているので、それもあとでまたブログを更新できたら……と。

     

     どうぞ、よろしくお願い申し上げます!!

     

     

     

     

    コメント
    コメントする








     
    Calendar
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    << November 2019 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    • CIRCLE店主は父親になりました!色々考えて、CIRCLEにて生誕記念祭を行います!!
      MK (05/22)
    • CIRCLE店主は父親になりました!色々考えて、CIRCLEにて生誕記念祭を行います!!
      ピヨ (05/22)
    • ル・ボナーさんから久々登場の、天ファスナーブリーフについて。
      CIRCLE 青山 (05/07)
    • ル・ボナーさんから久々登場の、天ファスナーブリーフについて。
      SNK (05/06)
    • 寒くなってまいりました。冬支度はまだまだいろいろ愉しめます。
      CIRCLE 青山 (12/15)
    • 寒くなってまいりました。冬支度はまだまだいろいろ愉しめます。
      SO (12/15)
    • ル・ボナーさんのデブペンケース、久しぶりにどーんと勢揃いです!!
      CIRCLE 青山 (12/08)
    • ル・ボナーさんのデブペンケース、久しぶりにどーんと勢揃いです!!
      Kun16 (12/07)
    • Circus of Happinessのドラーロシリーズのエイジング定点観測 その4
      CIRCLE 青山 (11/24)
    • Circus of Happinessのドラーロシリーズのエイジング定点観測 その4
      ぎんなん (11/23)
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM