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2014.06.24 Tuesday

日本の皮革・クロザンカク(黒桟革)について

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     製品に関することが随分と続いてしまったので、今日は久しぶりに革について。

     世界を見渡すと様々な皮革がありますが、その中でも特異な革の一つであろう、クロザンカク(黒桟革)。

     日本のタンナーが生み出した、日本を体現するような面白い皮革であり、独特な風合いが魅力的なものです。

     少し巷でも名前が出るようになってきましたが、まだまだ知られていない革と思いますので、改めてご紹介。

     CIRCLEのブログ内では、幾度も名前が出てきているために少しずつ馴染みが出ているようにも感じますが、実はまだまだ特殊な存在であるクロザンカク。

     クロザンカクは日本の姫路にあるタンナー(というより革問屋と言ってもいいでしょうか)、坂本商店さんが手がける純日本産の皮革。

     幾度かご紹介をしているように、牛革を伝統的な白なめしという製法で極端に滑らかにしたて、そこに揉み加工を施してシボ革にし、さらに全体に上から本漆を擦り込んで仕上げられるクロザンカク。あえて「純日本産」と申し上げたのには、少し訳があります。



     日本のタンナーさんが鞣す革は基本的には「日本産」なわけですが、実はその原皮には、海外から輸入されているものも多く使用されています。海外の原皮は量そのものも多いですし、えてして品質が高いことも多いので、皮革を愉しむことおいてはどうしても通らざるをえない現実。

     日本には総てをまかないきれるほど、そこまで多くの革が作れるほどの高品質な原皮が無いため、北米やヨーロッパなどから原皮を買い、そこから日本国内でタンニンやクロームなどを用いて鞣し、皮(かわ)を革に仕立てています。もちろん、それが悪いわけでもなく、海外産の原皮は質の高いものが多く量も豊富ですので、そういった流れになるのはごく自然のことかもしれません。
    (もちろん、日本産の原皮も国産の革には多く使用されています。様々な形式で日本ではたくさんの革を用いますので、それだけでは色々な観点で足りない部分を海外産で補填している側面もあろうかと思います)

     そこで、クロザンカクの「純日本産」といったのはつまり、クロザンカクの原皮は基本的には「国産の黒毛和牛」を用いているからです。
     無論、だから革が素晴らしい、という単純な話ではありませんが、漆と組み合わせる日本らしい皮革という意味合いにおいては、その純日本産であることは、少なからず筋の通った良い印象を感じます。



     先ほど申し上げた行程は、とても手間のかかるものです。

     白なめしはそれ自体がとても特殊ななめし方法で出来上がります。通常の皮革は原皮をタンニン液に長くつけ込んだり、あるいはクローム液を浸透させて皮の組織を固定化し、腐らない革を生み出します。

     ところが、白なめしは原皮を長い時間をかけて綺麗な川の水にさらします。この川も適した川が存在し、やはり水の成分や綺麗さが関わってくるよう。そしてそれを天日干しにした後、塩と菜種油をもみ込んでいって、仕上げます。その過程は数ヶ月にもおよび、ヨーロッパの伝統的なつくりであるタンニンなめしのように、長い時間をかけて行われます。

     そうして透き通ったベージュ色のように、白っぽく鞣された白なめし革を、丁寧に揉み込みます。クロザンカクの表面にあるドコボコは決して型押しではなく、しっかりと揉み加工をすることで作られるもの。

     そしてその後に漆を擦り込んでは乾かし、擦り込んでは乾かし……を10回以上繰り返していきます。漆は通常の塗料とは異なりますので、ただ干しておけば乾く、というものではありません。一定の湿度と温度を保ち、化学変化をさせて固めていくというのが、漆を乾かすということ。

     それは時間だけでなく環境を維持する意味でも、手間と根気のいる作業です。「革を鞣す」作業と「漆で仕立てる」作業の両方が綺麗に成り立つことで、クロザンカクは生まれます。



     もちろん、大切なのはそういった過程だけではなく、実際に仕立てられた革の表情や風合いなのだと思います。

     手間や時間をただかければ良いという話ではありません。

     クロザンカクはその表情としても、奥深い特殊さを持っていると思います。不規則に入った細かなシボの雰囲気、見た目とは裏腹なしなやかで柔らかな手触り、そしてしっかりと擦り込まれた漆の持つキラキラとした美しい光沢。

     まるでそれは、細かな宝石を革にちりばめたようでもあり、「和」のイメージを飛び越えた存在感があります。

     革に漆、といえば鹿革に漆で模様を仕立てる「印でん(にんべんに専)」を想い起こしますが、まるで異なる風合いと表情をクロザンカクは持っています。



     かつてはインドより伝わり、日本でも伝統的な技術として存在のあったもの。しかしながら、そのクロザンカクは時代とともに姿が薄れ、なかなか知られないものになってしまいました。

     戦国時代などでは、甲冑などの武具に用いられたり、剣道の世界では高級品の一部に使われていたものの、それはごく一部の話。どことなく寂しくも感じます。

     漆を擦り込まれたクロザンカクは、見た目の綺麗さは勿論のことながら、本来の目的は強度です。白なめし革はそれだけですと、柔らかく決して強靭とまでは言えない皮革です。しかしそこに漆によりコーティングがされることにより、刃物でも切りづらくなるほどの強度を得るようになります。

     漆は手のかかる素材ですが、その強度はとてつもないもの。長い時代を経て、漆ものの器や重箱などが美術館で綺麗に輝くように、素材をぐっと強くするのです。

     だからといって、「誰でも作れる」というわけでもないのが、クロザンカク。先日はクロザンカクのもう少しシボが大きい革にて、レザーアワードを受賞するほど、やはり特別な皮革なわけです。



     海外産の皮革は、やはり素敵なものが多いですし、品質としては圧倒的に優れたものが多いと思います。

     けれど、クロザンカクのように「純日本産」の皮革でも、これほど面白い表情のものが出来るのか、と初めて見たときは感じた物です。

     使い込んで行くことで、その魅力はいっそう増して感じて頂けるはず。



     クロザンカクはどんな風に経年変化していくのか、というのは表だった見本がないのが申し訳ないところですが、ゆっくりゆっくりとエイジングはしていきます。

     使用を重ねるにつれキラキラとした光沢を持っていた漆部分は、少しずつ擦れていき、初めの光沢感とは異なる渋い艶感に変わります。いわば、シルバーがいぶし銀になるような。現象としては異なるものですが、風合いとしてはそんな具合。

     そして素地となっている革の部分は、手で使用を重ねることで徐々に潤うような艶を帯びるようになっていきます。

     その両方が合わさって、どことなくぬめっとしたような、柔らかく奥行きのある光沢感に変わって行くのが、クロザンカク。



     色の変化はというと、黒はやはり黒のままですが、その黒さがさらに黒くなっていくような感覚。それは皮革全体にも言えることですが、はじめよりもさらに漆黒という言葉にふさわしいような黒に。

     そして茶は、素地の革がアニリン染めで染色をされているので、日の光や手の油などをまといながら、徐々にムラ感が出て参ります。色濃く茶を醸し出す部分、少しずつ色が淡くなり赤みが強くなる部分など、茶独特の変化を見せてくれるようになります。これもやはり、茶の皮革らしい愉しみ。

     と、なんだか妙に熱い具合でご案内をしてしまっているようにも思いますが、これはやはり日本に対する想い、なのかもしれません。



     CIRCLEではル・ボナーさんの製品にて、クロザンカクはお愉しみ頂いています。

     先日入荷したポーチ・ピッコロではクロザンカクを広い面積で味わえますし……



     残心シリーズの小物では、手軽に身近にクロザンカクを愉しんで頂けると思います。

     革には本来、順位なんてものは無いのだろうと思っていますが、クロザンカクは現在の日本産の皮革では、飛び抜けて面白く深い皮革ではないか、と思います。

     遠くない将来(既に、もう一部ではなってきているようですが)、クロザンカクが海外に多く飛び立ち、これまで日本で「海外産の皮革はやっぱり良いよね」と言われてきたように、「日本産のクロザンカクは良いよね」と海外で言われるようになってくれるのかもしれません。

     それはそれで、とても愉しみなことです。

     そういう意味でもクロザンカクは、CIRCLEとしてはボナーさんにずっと続けてもらいたいなと思う、大切な皮革です。



     CIRCLE
    コメント
    「日本のタンナーさんが鞣す革は基本的には「日本産」なわけですが、実はその多くの原皮は海外から輸入されているものが中心です。」

    平成25年の原皮輸入量は成牛皮49万4130枚。
    原皮輸出量は47万3222枚。
    ウェットブルー輸入量は約56万8051枚。
    内地物原皮使用量は約70万枚。
    • みき
    • 2014.06.27 Friday 12:02
    みきさま

    コメント頂き、ありがとうございます。
    おそらく、「日本の原皮の方が、多く出回っているし、海外からの輸入には頼っているわけではない」ということをご指摘頂いているのかと思います。
    まず、ややオーバーに聴こえる表現をしてしまったこと、お詫び申し上げます、すみません。

    確かに、日本の原皮も数値上では70万枚を使用され、原皮としても相当量の輸出をされていると思います。
    牛だけでなく、豚などにも話を広げれば、なおさらといったところかもしれません。

    ところが、データには様々な集計の仕方や見方があるのでは、と考えています。
    そして、データと実態がまるで比例するとも思っていないのです。

    日本でも屈指のタンナーが多い姫路や関西の革の地域ですら、「牛の原皮の85%以上は海外産に頼っている」と地域でご案内をしてしまうほど、現実的には海外産の原皮を使っていることが多いのだと思っています。
    データ通りに国内産の牛を多く鞣しているのであれば、それは誇って語るべきことでしょうし、簡単にそうは出来ない現実もあるのだと思います。
    だからこそ、クロザンカクは黒毛和牛を用いている、と全面に押し出しますし、
    それが革にとってプラスの影響を及ぼすのではないでしょうか。
    (もちろん、革の種類や質、地域などにもよるかと思いますが)

    また、データ上だとしても輸出量や消費量の数値の通りの現実だとしても、牛の全体使用を考えると、
    50万枚近くを輸入に頼る部分は、決して少ない量ではないと思います。
    (まして、日本産と海外産の成牛では、サイズがかなり異なりますが、
    同様に1枚とカウントされるわけです)
    豚を除く他の動物の皮革を加えると、さらに多いと思います。

    加えて、日本では多くの原皮となりうるものを生み出してはいますが、それが総て鞣す最終段階までたどり着き、製品になっているでしょうか?
    海外に比べてどうしても狭い国土で育てられる牛達はぶつかることもストレスも多く、食肉の後に原皮をはぐ段階で既に、多くの傷や肌荒れに悩ませるそうです。
    そうして鞣した原皮でも1枚は1枚です。そこから、どれだけの綺麗な革をとることが出来ているのか、とても悩ましいところです。
    (傷や荒れた部分が多いものを革としないつもりはありませんが、どうしても製品として使う立場になった時には、肌が綺麗な革を愉しみたくなる気持ちはあります。
    もちろん、鞣す過程や製品にする際に様々な傷や表情が出てしまうことはありますが、
    それは味わいの一つとして)

    様々な状況や現状があいまって、特に「質の良い皮革」を探そうとすると、「海外産の原皮を用いられていることが多い」という実体験になりました。
    あくまでも「高品質で愉しみが多い皮革」においての話であることを、ブログでは書いていませんでした。
    あまり、そういったように区分けをして記載するのも、皮革業界に対して申し訳ないところがありましたので…。
    データだけでは計ることが難しい、実態の部分においてです。

    しかし実体験に基づいているとはいえ、ブログの記載の仕方には、
    少しオーバーな印象を与えやすい部分があったかもしれません、大変申し訳ありません。
    まずは、記載の部分を少し改めさせて頂こうと思います。

    ご指摘くださり、ありがとうございます。
    決して、日本産の皮革を悪く考えているわけでも、皮革業界に良くない印象を与えようと思っているわけでもありませんこと、
    ご理解を頂けますと幸いです。

    クロザンカクのように、海外の皮革に負けることの無い、純日本産の素晴らしい皮革がこれから出来てくれることを、願っています、切に。
    長くなってしまいましたが、どうぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

    また何かございましたら、コメントやメールなどでもご指摘頂けましたらと思います。
    重ねまして、よろしくお願い致します。

    CIRCLE 青山



    • CIRCLE
    • 2014.06.27 Friday 13:10
    平成21年度製革業実態報告書39ページ
    「各企業が使用している原皮は1種類とは限らず、何種類もの原皮を使用している場合が多い。そのため複数回答になっており、回答の合計と回答企業数は一致していない(表2.1-8)。全国で最も多いのはヘビーステアで、全国で91社29.7%の企業が使用している。次いで内地ホルスが87社で28.4%、内地一毛が82社26.8%となり、牛床皮61社19.9%、デイリーステア52社17.0%、中牛革33社10.8%の上位6位までの順位が前年と変わっていない。
    総企業数が減少する中、ヘビーステアを使用する企業も前年の93社から91社に減少したが、内地ホルスは84社から87社、内地一毛は81社から82社、牛床皮は60社から61社に増加している。一方、デイリーステアは58社から52社に大きく減少した。」
    • みき
    • 2014.06.27 Friday 16:49
    みきさま

    追加のコメントを頂いたようですので、ご返信しておきます。

    実態報告書のコピーペーストのようですので、みきさまの真意がどこにあるのかは、分かりませんが、
    様々な国内での革の実態報告を鑑みた際に、豚や他を入れても牛革が最も使用され、
    かつ大きな成牛で内地のものを使用するタンナーが多い(増えている側面もある)こと、
    をご指摘頂いたのかと認識します。

    もちろん、牛があらゆる革の中でも量も多く、割合が高いのは確かと思います。
    つまり、他の動物の革などを加えたところで、日本国内のタンナーさまが日本の牛の原皮をしっかりとたくさん用いているということを仰って頂いたのか、とも。

    あくまでも資料上のことなのでなんとも言えませんが、内地ホルス・内地一毛は随分と使用するタンナーさんの割合そのものは増えてきているのかもしれません。
    そういう意味で、良い革が生まれてくれるのであれば、それは嬉しいことですし、
    ある意味ではクロザンカクもそのような流れがあればこそ、の素敵な革なのかもしれません。

    その流れのまま、出来うる限り日本国内の原皮で、日本国内の鞣しで、海外産のレザーよりも魅力的な革が出来て行けば、それほど嬉しいことはありません。
    その評価は、良くも悪くも世界各国で使用される製品を通して、ご使用になるお客様や扱うショップなどを含めてされることだとは思いますので、
    現時点で何も言えることはありません。

    あまり、こういった状況での、互いに良いことのない言い合いは好みませんが、
    元々のご指摘の論旨からややずれていることを考慮させて頂きながらも、資料を参考にお話をするのであれば、
    最も使用されるヘビーステアや多く使用されているデイリーステアなどは、総て内地のものなのでしょうか?

    国産の原皮によるものであれば、基本的には「内地」あるいは「地生」と表記されるでしょうから、国内原皮だけではないということであろうと思います。
    そうなると、もちろん国内原皮も多く使われているということには、上のコメントでもあるように反意は全くございませんが、海外原皮を用いられる場合も多いということには変わりないように思います。
    また、使用する社数の増減は、決してその種の革の様々な使用量の増減を指すデータには完全にはならないと考えています。(これはあくまでも、データの見方における問題ですが)

    ともあれ、国産の原皮も日本の皮革にはもともと多く使われているのだ、ということに関しては、認識をさらに改めさせて頂こうと思います。
    様々な種類の皮革を総て見てみれば、国産原皮も多く使われているのは事実ですので。
    ですが、ブログ記述に関しては、一部を除きこれ以上の変更をするつもりはありませんので、ご了承を頂ければと思います。
    (国内産の原皮も多く使われている旨を、本文内に追加させて頂きます)

    いずれにせよ、本来は原皮が日本国内のものであっても、あるいは海外のものであっても、
    生きているものから頂いている大切な資源であり、そこに至るまでもたくさんの方々の想いがこもったものであるのは間違いありません。
    ごく個人的に、革そのものを生み出して下さるタンナーさんもそうですし、牛や動物そのものを育てて下さっている方々には強い敬意を持っています。

    そしてそれが、国内の鞣しにせよ海外の鞣しにせよ、素敵な皮革となり、そして素敵な製品となり、
    多くの方々の生活に彩りを加えるものであれば、それが何より素晴らしいと思っています。

    私としては、無意味に海外産を賞賛するわけでも、国産を礼賛するわけでもありませんし、ましてや悪く何かを言いたいわけではありません。
    そんな悪い何かを申し上げても、何の意味もないことだと思っています。
    ごく単純に、様々な革がある中でも魅力的に感じる革の、より魅力的に思えるポイントやディテールや、その流れなどを、
    同じように革に魅力を感じて下さる方に、何かお伝えは出来ないものかと革のことを書いています。

    そういった真意が伝わりづらく、分かりづらく、言葉が上手くないブログであろうことは、真摯に受け止め、より良い何かをお伝えしていけるよう、
    少しずつですがこれからも努めていければと思います。

    この記事の件におきまして、さらに詳しくお話をさせて頂くようであれば、
    ブログ内コメントでなく、どうぞメールやお電話にてよろしくお願い致します。
    その方が、きちんとお話が出来ると思います。

    いつもブログをご覧頂いております、皆まさにも長々と、失礼を致しました。
    より良いブログになりますよう、日々努めて参ります。
    よろしくお願い致します。

    CIRCLE 青山
    • CIRCLE
    • 2014.06.27 Friday 17:55
    「最も使用されるヘビーステアや多く使用されているデイリーステアなどは、総て内地のものなのでしょうか?」
    せめてその位の知識は身につけてから発言しましょう。
    違います。

    「海外原皮を用いられる場合も多いということには変わりないように思います」
    兵庫県皮革産業の歩み(4)戦後の皮革産業 昭和30以降6.平成時代幕あけ(平成期初頭)より
    「●製革量の横ばいと輸出革の激減
    一方、皮革業界の動向は昭和60年(1985)以降それほどの変化はなく、成牛皮輸入数量でみると、同60年から同63年にかけては年間750万枚前後で推移し、国産原皮とウェットブルーを含めた全消費量は950万枚前後で経過した。平成元年は成牛皮の全消費量は900万枚を切ったが、同2年には好景気を反映して1,000万枚を超えた。」
    この頃のデータが更新されずにコピペされ続けているため、「牛の原皮の85%以上は海外産に頼っている」という言葉だけが一人歩きを続けています。

    「「質の良い皮革」を探そうとすると、「海外産の原皮を用いられていることが多い」
    質の悪い原皮とは一毛の事だと思われますが、世界的に見てあの価格であれば、恐らく上位1割から2割に含まれる原皮です。
    世界ではどの位ひどい原皮が流通しているのか、日本人は恵まれすぎていて気がついていないし、今の状況が当たり前だと思い込んでいる様です。
    非常に危険な事であり、間もなく現実を突きつけられる事になるでしょう。

    元々の文章が変更されてしまったため、私の指摘も焦点のボヤケたものになるので、特にこれ以上申し上げるつもりもありませんが、自分の周りだけで判断される事の無く、より広い視野で物事を見られる様期待しております。

    • みき
    • 2014.06.30 Monday 14:24
    みきさま

    先にお願いしておりますように、こちらでの争いは余計(他にご覧頂いている方に申し訳ないことですし)と思いますので避けて頂きたいと思いますが…。
    仰られている部分に関しては、「違っている」ことを前提に、それでは海外のものも多く使われている、
    というのに変わりはないということを問うただけのことです。要は反語です。
    それは、他の部分をしっかりと読んで頂けているならば、ご理解頂けるはずではないかと思います。

    みきさまのご指摘も頂いたように、今現在も85%が海外産だとは記事内では元々、申し上げたことはありません。とはいえ、決して低いパーセンテージではないことは、
    むしろみきさまが前に添付された幾つかものからも、感じられることではないでしょうか?
    コメント内にて85%の言葉例を出したのは、「現在でもそのように言われてしまうほど、海外産も多い」という意味合いでのこととして、話をしただけです。
    85%という数字は現代では訂正した方が良いでしょうが、その認識が変わるほど海外のものでなく国産のものばかりになっているわけではない、ということの現れでしょう。

    もちろん、10%だから低いのか、30%はちょうどいいのか、50%は高いのか、というのはそれぞれの見方による部分があろうかとは思いますが、
    その境目などは議論をしても意味がない部分であると感じています。

    言葉の一人歩きによってオーバーな印象がついてしまう、という面においては、今後はこのブログにおいてもさらに気をつけていこうとは思います。
    それは、ブログにとっても大切なことなので。

    ぜひ、みきさまにはその皮革における「言葉の一人歩き」や偏った表現が無くなるよう、様々な皮革業界に対して大きな意味での進言をして頂ければ良いかな、と感じてます。
    当ブログ以外にも、もっと影響力の大きい皮革業界のウェブサイト上など、オーバーな表現をしなくなる方が、きっと良いだろうと思います。
    そうして広い意味でもっと認識が変わるのであれば、非常に大切なことと思います。
    ここまでお詳しいのでしたら、何かしら皮革業界に関わっていらっしゃるか、
    あるいは相応の知識をお持ちで言葉を発することが出来るはずですので。

    もちろん、世界中の原皮を見て比較まですることはありませんし、世界の中でももちろん国や地域により、
    日本国内の原皮よりも質的によくないものも、状態としても良くないものもあると思います。それは、広い世界の中では語るまでもない当たり前のことです。
    もちろん、海外産の原皮に関しても年々質の観点も落ちている現実もあると感じます。

    仰られる通り、皮革のことに関しても日本はおおいに恵まれていますが、今の状況が当たり前だとは、「革が好きである人間ほど、感じていないこと」です。
    無論、世界の革の「良い部分だけ」を出来るだけ日本では導入しようとするので、逆の部分が見えづらいことはあるとしても。

    このまま世界的に良い革がさらに無くなり、逆に日本の中でもさらに国産革の評価が高まっていくとすれば、
    皮革全体の縮小傾向は寂しく悲しいことであっても、もしかしたら日本の皮革業界にとっては相応の評価が加わり素晴らしいのかもしれません。
    そんな状況になれば、それだけ世界でも日本でも日本の革は消費されるでしょうし、良くも悪くも経済的には潤う側面も出てくるでしょう。

    あるいは、世界も日本も厳しくなり、皮革というもの自体が危うくなることもあり得ることではありますが。
    これから先にどのような状況になっていくかは、しっかりと見ていきたいところです。
    いずれにせよ、皮革全体がまるで愉しめなくなるようなひどい状況にはなって欲しくないなと祈りながら。

    ご指摘を頂いた部分に関してオーバーな表現に受け取られることもあるのだ、と感じオーバーにならないように修正はしています。
    そこは、ブログを書くにおいて単純に申し訳ないと反省した部分です。
    記事そのものを消去しても構いませんが、記事の趣旨としては「魅力的な国産革である、クロザンカクをより見て頂くこと」が中心で大切ですので、
    消去しないこととしました。

    私としてもこれ以上の修正をするつもりはありませんし、これ以上ここのコメント欄にて申し上げることもありません。
    前にも申しましたが、これ以上はどうぞメールにて。

    広い視野、仰る通り大切で必要なことと思います。
    決してこの記事そもそもが、日本の何かを否定するためではなく、
    国産の皮革の良いモノを広げるための記事であることも、広い視野にてご認識頂ければ幸いに思います。

    どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
    CIRCLE 青山
    • CIRCLE
    • 2014.06.30 Monday 15:54
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