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2018.10.25 Thursday

日本の文化と伝統を巡るー岩手・盛岡編その2

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     もうすぐCIRCLEの秋休みも終わりまして、26日(金)からまたいつも通りの営業となります。

     

     そうこうしている間にしっかり秋は深まりを見せてきて、空気もいつも間にか変わって。

     

     でもどことなく、夏が暑すぎた反動なのか「今年は結構秋が秋してるじゃん」と思える。

     

     せっかくなら11月いっぱいくらいまでは、冬ではなく秋を感じていたものです。

     

     さて本日は前回に引き続き、日本の文化と伝統を巡るの岩手は盛岡編。

     

     木やモノも面白いところですが、盛岡といえばコーヒー文化が欠かせないものだ、と。

     

     

     CIRCLE店主はどこかに足を運ぶとなると、ひとまず面白そうなお店やコーヒー屋さん(あるいはカフェ)を必ず探します。

     

     今東京で飲めるコーヒーのいろいろは、好みはあれども美味しいものや質の高いものは揃っていると思いますし(無論、おしゃれなだけでそうは思えないところも多いけれど)、十分多様なコーヒーを味わえます。

     

     でもまた違うところへ行くと、また異なるコーヒー文化や味わいがあったりして、それを経験することでさらにコーヒーの世界を深くご案内できるようになるだろうな、と感じている。

     

     ともあれ、盛岡はコーヒーというかいわゆる「喫茶店」の文化が根強い。

     

     古き良き、という言い方が正しいかはわからないけれど、とにかく雰囲気出てるような長く続く喫茶が多い。

     

     

     それはそれで素敵だけれど、CIRCLE店主としてはよりコーヒー感を打ち出してくれているところに興味があって、いくつか足を運んで。

     

     まず訪れたのは、先月オープンしたばかりというBOUND COFFEEさん。

     

     たまたま盛岡で良いコーヒーは……と探していたら事前に見かけて、プレオープンで堀口珈琲さんの豆を出しているとあったので、きっと本オープンしてからもきっと堀口さんなのかな?と思いつつお邪魔しました。

     

     シンプルだけれど、すっきりと洒落た感じ。

     

     

     9月28日オープンということは、ほんともうオープンしてそれほど経たない時にお邪魔出来たのも面白い。

     

     

     盛岡のカフェって、なんか洒落てます。きっと喫茶や珈琲好きな人が多いからなのか。

     

     なんだか東京のいわゆる今時感よりも、むしろ落ち着くおしゃれ感。これは好みの問題かもしれないけれど。

     

     

     BOUND COFFEEさんの店内は、まだオープンして間もなくという感じもあって、とってもスッキリシンプル。

     

     でもカフェの開店って相当大変だろうな、と感じます。

     

     CIRCLE店主も、興味があるところではあるのですが。

     

     

     店内で焙煎してコーヒーは提供される。

     

     釜は3キロ釜。やっぱりこれくらいのサイズはないと……ですよね。

     

     1キロとか、少量ずつ焙煎だとどうしても安定感が出てこない。

     

     5キロ釜とかまでいければ相当なものだけれど、いち店舗でやるとしたらやっぱり3キロ釜くらいがベストなのかな、と。

     

     

     優しい感じの店内。これからきっと、もっといろいろ変わっていくに違いない。

     

     

     コーヒーカウンターやテーブルなども木材で、やっぱり岩手って木が素敵なんだな、と感じさせてくれる。

     

     そしてコーヒー豆を数種類から選んで、淹れてもらいました。

     

     

     豆を選んでいる時にエチオピアをチョイスした。馴染み深いウォテ。他の豆を見ても産地・農園からしてやっぱり堀口珈琲さんから生豆を入れて、という感じなんだなと。

     

     飲みなれたものを選んで飲むことで、BOUND COFFEEさんがどういう味わいを目指しているのか、がわかるかなぁとエチオピア。(いや、ただ好きなだけでもあります)

     

     エチオピアを選ぶと店主さんが「ちょっと酸味ある感じですけど、大丈夫ですか??」と聞いてくれたので、「あ、ウォテはよく飲んでるんで大丈夫です」と話になり。

     

     さらにちょこまか話をしていて、東京で堀口さんの豆を売らせてもらってるんですよという話にそりゃなった。

     

     そこでまさかのBOUND COFFEEさんの店主さんが、「もしかして、CIRCLEさんですか??」と知っててくださった。

     

     というのも、奇跡的な偶然かもしれないけれど、BOUND COFFEEさんはもともと堀口珈琲さんにスタッフでいた方が独立して盛岡で始めたそうで、堀口さんにいた時には「CIRCLEの豆も出荷してくれていた」という。

     

     いやはや、そんな偶然があるんだな……と驚きつつも、なんだか嬉しかった。(堀口さんのコーヒー豆をコーヒー屋以外で豆売りしているところが、単に珍しいということもあろうけれど)

     

     

     と、そんなこんなでハンドドリップしてくださって出てきた、エチオピア・ウォテ。

     

     波佐見の焼き物マグに入って。

     

     エチオピアらしい華やかさとフローラルな酸味も感じられて、良い具合。

     

     濃すぎないくらいで抽出してくれてる感があって、個人的にはちょうど良い。

     

     しっかり焙煎で水分も綺麗に飛ばされていて、煎ってからちょっと数日落ち着かせたくらいの新鮮な味がちゃんとする。

     

     

     カフェって良いな、とやはり憧れます。

     

     コーヒーを淹れて1日過ごしたいな、とも。

     

     

     BOUND COFFEEさんに小さな本棚があって、ちょろっと本が。

     

     巴里の空の下、オムレツのにおいは流れる。レシピ版があって良いよね、と。

     

     レシピ版ではなく、通常の方だけれど好きな本の一つ。

     

     

     BOOK NERDさんという書店と仲がよいようで、そこのミニコーナーみたいな。

     

     独特な書店さんらしくて足を伸ばしたかったけれど、時間が足りず断念。また機会があれば行ってみたい。

     

     

     興味を惹かれたのが、持ち帰り用のコーヒーパッケージ。

     

     袋ではなく、なんと箱。いやこれは、洒落ててギフトとかにすごく良い。

     

     豆の鮮度や保管のことを考えると、諸刃の剣かもしれないけれど、こういうパッケージングがされるとコーヒー豆を人にあげる、という文化が育ちそうな感もある。

     

     しかも150gという普通よりもちょっと少なめなぐらい。消費しやすいグラム数を意識しているのかなと思いつつ、その方がこの形式には良いなと感じた次第。

     

     「相変わらず、脱酸素剤入れて真空にして、で販売してるんですか?」と言われて、「変わってないです」とCIRCLE店主。

     

     やっぱりその方式が豆の鮮度という意味合いで行けば、一番理に適ってますもんねと話しつつも、でもこういう箱売り素敵だなと思った。

     

     自分のところで焙煎しつつ、淹れながら販売しつつ……という感じであれば、豆の種類を増やしすぎなければこの箱売りでも鮮度的には良いもので回せるはず。

     

     常に新しい展開を考えていて、素敵だなと思う。

     

     

     釜は、この写真だと写っていないけれど、地味に改造されていました。

     

     すっごく大変だったと言っていたけれど、そのおかげで焙煎はしやすいそうな。

     

     しっかりデータも取っている最中だったりで、良い時に来られたな、と。

     

     

     エチオピアだけでなく、もう一つ飲んでおこうということで、今度はコロンビア。

     

     農園がCIRCLEでは入れたことのない農園さんのものだったので、どんなもんだろう、と。

     

     飲んでみると、ある種クセが少なくて飲みやすく、きちんとコクのあるコロンビア。

     

     「めっちゃくちゃすごい!」とかそういう感じよりも「あぁ、これ日常的に落ち着くね」というとっつきやすさのあるコロンビアでした。

     

     

     ついでに奥様が焼いているとかだったような気がする、チーズケーキもいただいた。

     

     これがね、とても美味しかった。

     

     チーズケーキが好きな店主としては嬉しい。

     

     と、一通り飲ませてもらって話をして、「盛岡はカフェというか喫茶豊富ですよね」と。

     

     他に面白いコーヒー屋さんありますか、と話をするとちょうど行こうと思っていたところの名前をあげてくれたので、よかったよかったと、次に進みます。

     

     

     続いて伺ったのは、NAGASAWA COFFEEさん。ナガサワコーヒーさんは盛岡ではもう何年か長いようだけれど、ここも事前に見ていて行きたくて、BOUND COFFEEさんからも名前はやっぱり出て。

     

     どうやらこちらは先日改装を終えたばかりということで、めっちゃくちゃ綺麗でオシャレ感満載なカフェ。

     

     「おおぅ、眼に映る全員が女子だな……」と若干のアウェイ感を覚えつつも、CIRCLE店主は大学生くらいからずっとそんな風にカフェを回っていたので(当時は、今よりもっとカフェは女子しかいなかった)、ある種慣れっこ。

     

     

     「エチオピアのゲイシャ出してるみたいですよ、ちょうど」と聞いていたので、それは飲んでみたいよね、と。

     

     オークションロットはともかくとして(あんまりそういうのは興味ない)、ゲイシャと言えば今はパナマ(エスメラルダ農園)が現代で綺麗に実をつけることに成功した兼ね合いで代表的で、どの界隈でもなかなかな高級品で販売提供される。

     

     でもゲイシャ種のもともとは、エチオピアのゲシャ村発祥。向こうではゲイシャというよりゲシャだそうだけれど、馴染みあるのでゲイシャで。

     

     生育がかなり大変なこともあって、どうしてもゲイシャ種のコーヒーは高い傾向にある。だから美味しい、とかではなく好みは人それぞれなわけですが、香味として特徴的で面白いというのはCIRCLE店主も感じている。

     

     

     オシャレです。コーヒー屋って言い方が出来ない雰囲気。

     

     コーヒーも種類選べて、お菓子も豊富。

     

     

     水のコップを珪藻土のコースターに置いてくれて、素敵な。

     

     

     スペースが豊富だからこそ出来る見せ方と、展開。

     

     こういう言い方はアレだけれど、東京の「なんとなくオシャレっぽい」カフェと比べると、もう段違いで盛岡のカフェの方が雰囲気良いなぁと思った。

     

     

     こちらも改装して釜も変えたのか、データ取りをしながら回してました。

     

     配置が綺麗で、焙煎機もオブジェのように店に溶け込んでいるのが良い。

     

     

     贅沢なスペース使い。こればかりはやはり、都心ではなかなか難しいところ。

     

     

     エチオピアのゲイシャと、それに合わせてバターサンド。

     

     お菓子を選ぶ時にもお勧めをお聞きしたらきちんと、「ゲイシャに合わせるとなると、それなりに強い味わいが無いとほぼコーヒーに負けてしまうので」ととっても適切な案内をしてくれた。

     

     

     バターサンドは近所の別のお店の方が焼いてくれてるそうで、しっかりしてた。

     

     食べづらさが若干あったけれども、まぁバターサンドって基本崩れたりして食べにくいもんな、と。

     

     

     そして、エチオピアのゲイシャ、オークションロット。

     

     これがまた、かなり素晴らしい豆でした。

     

     正直、パナマのゲイシャより素敵。抽出の仕方もよかったのだろうな、と思わせてくれるよさだった。

     

     盛岡のコーヒー文化のレベルの高さがすごい。

     

     ナガサワコーヒーさんにせよBOUND COFFEEさんにせよ、それぞれしっかり感あるコーヒーたちを、何気無い家の近所で飲めるのかと思うと、それはかなり幸せなこと。

     

     

     盛岡にいらっしゃる際は、どうぞこの二つのコーヒー屋さんは楽しんでほしいな、と思う。

     

     

     久々に、普通に豆買って帰りました。

     

     やっぱりスペース贅沢に使ってて羨ましい。

     

     

     で、実はもう一件足を運んでいて、先ほどのバターサンドを作っているところのコーヒー屋さんへ。

     

     kita coffee standというところで、こちらはコンパクトな感じで、どことなく古道具とか好きそうな感じの店内。

     

     コーヒーは先ほどのナガサワコーヒーさんの豆と、東京でも店舗があるノルウェーのフグレンコーヒーの豆を使って、エアロプレスで抽出、と今時感溢れるコーヒー。

     

     豆もかなり浅煎りが中心で、いわゆる東京でも流れであるサードウェーブ的なコーヒー。

     

     普段東京にいるのに、盛岡に来て、あえて東京のフグレンの豆を飲む、というこのアンビバレンツ。

     

     最近のコーヒーはこういう系統だよな、と改めて感じつつ。まぁ流行り云々は関係なく、好みの味のコーヒーを愉しむというのが一番だと思います。浅煎り深煎り、酸味かコクか、濃いめか薄めか……いろいろある中から好みが見つかるとコーヒーはまた面白い。

     

     

     バターサンドを作っているUNIさん(奥様なのかな)のクッキーとパウンドケーキも。

     

     どんだけ甘いもの食べるねん、って話だと思いますが、コーヒー単体で飲んで、甘いものと一緒に食べながら飲んで……までセットで味の比較が出来ると良い感じだなと思っているので。

     (それに、パーラーさんにお願いしているお菓子の味わいも、常に考え続けていたいというのもあって)

     

     とにもかくにも、盛岡のコーヒー文化はなんだかとても良い感じでした。レベルが高い、と言うとアレなのですが、正直美味しかった。

     

     CIRCLEはコーヒー屋じゃないけれど、とはいえ負けられないよね、ともっと淹れるのもコーヒーについても勉強しよう、と思ったのでした。

     

     盛岡訪れる際は、どうぞコーヒーや喫茶文化に触れてみてくださいね。ほっこり楽しいと思います。

     

     

     

     CIRCLE

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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