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2018.10.22 Monday

日本の文化と伝統を巡るー岩手・盛岡編その1

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     製品以外でのブログが続くのは、基本的には滅多にないCIRCLE。

     

     長いおやすみの期間だからこそ、ちょっといつもと違う感じのブログです。

     

     今日は前回の台湾編に引き続き、日本の文化と伝統を巡る、の岩手は盛岡編。

     

     つい先日打ち合わせで訪れた地は、なかなか刺激的にも思えました。

     

     

     岩手県はKUONさんが刺し子や裂き織りでいろいろしてくださっていたり、店主自身もそう遠くないところに親戚が多いこともあって、馴染みがないわけではなかった。

     

     のですが、じゃあ実際に足を運ぶ機会があったのかと言われるとなかなか無くて、今回初めて足を運び、そして縁が繋がった土地。

     

     

     東京駅から新幹線に揺られて一路盛岡。飛行機好きとしては「飛行機で行きたいなぁ」とかあったけれど、ちょっと難しかった。

     

     で、新幹線「はやぶさ」に揺られてがたんごとん。

     

     朝一番並みに早く起きて動いていたので、気がつけばあっという間に盛岡。

     

     よくおでんした、というのはきっと「よくおいでなさった」的な歓迎の意味なのだとう、と。歓迎って書いてありますしね。

     

     

     盛岡と言えばわんこそばか……と駅についた瞬間に思わせるわんこそばのキャラクター的な子。

     

     ラグビーW杯とコラボしてるのですね。来年はそう、ラグビーがきっと盛り上がる。

     

     

     ともあれ駅の中を進んでいると、東北らしい洗礼が。

     

     駅の中で思いっきりたくさんキノコを売ってらっしゃる。しかも基本はむき出しでパックに入るこの豪快さ。

     

     秋ですね、キノコはとても好きなので素敵ですが、こんな風に集まって売られているとちょっとびっくりする。

     

     

     駅を出て盛岡駅の記録。

     

     なんだかすごく明るく写ってますが、天気はさほどよくなかったのが残念。

     

     

     駅から振り返ると、いかにも盛岡らしい焼肉と冷麺の文字が。

     

     やっぱり名物なんだな、こんなに大きいところもあって……とこの時はさっと歩いていたけれど、まさかのここが在住の方におすすめされて美味しかったご飯どころで、夜に行きました。

     

     

     ともあれひとまず荷物を……とホテルの受付にもやっぱりわんこそばの子。

     

     うん、わんこそばはやってみたいものですが、なかなか……。

     

     

     盛岡を訪れた大きな仕事は、ここで打ち合わせ。

     

     盛岡で洒落たモノがお好きな方なら、きっとほとんどの人が知っているのではなかろうか、という感じで老舗のHolzさん。

     

     ひょんな展示会での出会いで、いろいろさせていただくことに。

     

     

     Holzさんは家具屋さん。

     

     雑貨も取り扱っているけれども、素敵な木材系の家具がメインの素敵なところ。

     

     

     玄関先も洒落てるもんなぁ……と思いながら中へ。

     

     

     良い雰囲気。家具は木が好きです。アクリルとかも嫌いじゃないけれど、やっぱり木が好き。

     

     そこにあるだけで柔らかい空気になりますし、使い込む楽しみがあって。

     

     

     ものすごく広い!というわけではないけれど、でもぎっしりしっかり良い家具たちが並ぶ。

     

     家具の業界だと顔も広くて、CIRCLE店主も好きなデザイナーともいろいろしてたりして驚いた。

     

     

     照明とかも洒落感満載ですね。

     

     CIRCLE店主は家具とかデザインものも好きなもので、Holzさんと話をしているとあれやこれやと共通点が多くて面白い。

     

     

     ただひたすら家具が欲しくなって、「いやいや、打ち合わせに来たんだって」と我にかえる。

     

     でもやっぱり家具が素敵で欲しくなって……って脳内で何度繰り返したか。

     

     

     家具屋さんとCIRCLEで何が繋がるというのか、と言われるとアレです。

     

     もちろんCIRCLEで家具を扱うわけではありません。広さ的にも絶対無理。

     

     

     家具ではない小さないろいろで、Holzさんにお世話になって素敵なものをCIRCLEで並べさせていただくことに。

     

     そのもろもろの細かいところを話すために盛岡へ来た、という。

     

     

     わざわざ遠くへ行かなくても、という風に大手のお店さんやバイヤーさんから言われることは多い。

     

     でもそれって、むしろ行かない方がおかしいよね??とCIRCLE店主的には思う。

     

     扱いたいものや、関わりたいところがあって、ある種そこにはリスペクトするものが多いから繋がりたいという話になるわけです。

     

     それなのに現地に足を運ぶことなしに、ただモノだけ話し合ってボーン!!なんていうのは、気持ち悪い。

     

     というか、そういう「ただ売れればそれでいい」というやり方をしたくないのです、つまらないし、それなら人が関わる意味なんてないと思うから。

     

     

     Holzさんではこんな風に木を使ったオブジェなんかも置いていたりして、Holzさんそのものもセレクトショップ的な側面も持ち合わせています。

     

     でもHolzさんもやっぱり職人さんやデザイナーと直接話して、「ここはこんな風にできないか」とか「これができたらきっと良いんじゃないか」とかそういうステップを踏んだモノたちが並んでいる。

     

     きっと、だからこそCIRCLEとしても魅かれる何かがあったのだ、と感じています。

     

     

     盛岡近くに住んでいらっしゃる方は、どうぞ一度足を運んでみてください、と思う。

     

     CIRCLEでお願いするいろいろはまた別として、Holzさんは良い空間で、素敵なモノが盛りだくさんです。

     

     

     岩手を盛り上げるために、いろいろ展示会を行ったり、イベントに出たり、そういう意味でもとても積極的。

     

     CIRCLEももっとそんな風に頑張らねば、と改めて思わせてもらいました。

     

     

     かわいいですよね、木の小物ってね。

     

     ちなみに一番右の足のある鳥さんは、我が家へ嫁いでまいりました、可愛い。

     

     

     Holzさんオリジナルの小物やいろいろを見ていると、飽きない。

     

     もちろん家具屋さんという前提もありますけれども、小物を見に来るだけでもきっと楽しい。

     

     そんなお店さんと繋がって、CIRCLEとして面白いものを展開できるのもまた嬉しい。

     

     

     何をやるのか、どんなことをするのか、はどうぞ始まってからのお楽しみで。

     

     きっと「また自由に好き勝手やって……」となりつつも、味わい深く愉しんでいただけるのではないか、と。

     

     

     この感じ、とても素敵でしょう、と。

     

     こういうお店があるから、東京以外の地もまた楽しい。

     

     もちろん、盛岡にはきっとHolzさん以外にもそういう店舗はいくつもあると思うけれど。

     

     きっと素敵なことができると思うので、それはどうぞご期待ください。(というよりもCIRCLE店主が念願だったことが出来る、というか)

     

     

     で、全然関係ないですがHolzさんとお話していて「びっくりドンキーの一号店、そこにあるんですよ」というので記念に。

     

     中に入ってはいないのですけれども、なんとも独特なこの佇まい。

     

     名前もびっくりドンキーではなくて、「ベル」。

     

     一号店だけははじめの名前のこれで通しているそうな。

     

     

     この外装が何故ここにたどり着いたのか、がすごく気になる……。

     

     なんにせよ全国的に展開出来るほどすごいチェーンがここから始まった、と。

     

     飲食ってすごいな。

     

     

     また、少し時間を置いて、光原社さんも通ったりしました。

     

     民芸的ないろいろがあって、雰囲気が良い。柳宗悦にせよ柳宗理にせよ、柳家好きなCIRCLE店主としては、民芸はやっぱり面白い。

     

     

     もともとは小さな出版社で、宮沢賢治の「注文の多い料理店」の発刊元だったそうな。

     

     光原社という名前も宮沢賢治がつけたとかで、なんとも羨ましい響き。

     

     

     盛岡、もっと時間をかけて回ってみると、なお面白いものが多そうな気配がしました。

     

     

     CIRCLE店頭のドアに、新しいプッシュ・プルのサインがつきました。

     

     これはHolzさんオリジナルの木製のサイン。

     

     なんだか良い感じで、木にサインを彫って、そこに貝で象嵌してあるという。

     

     これがやりたいこと、ではもちろんなくて、これはCIRCLEのドア表示がわかりづらいみたいだったので、ちょうど良いやということでつけられました。

     (すみません、ドアのガラスもっと磨きます……)

     

     盛岡、次のブログでもまたちょっと違う側面をご紹介しますが、面白い土地です。

     

     

     

     CIRCLE

     

     

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