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2018.09.16 Sunday

KUON(クオン)のヴィンテージ襤褸裂き織りカーディガンについて。

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     明日は3連休のラスト、と言っても今月はまだ3連休がもう一度ある、というある意味では素敵な月。CIRCLEは明日ももちろん12時〜20時でオープンしてます。

     

     対して、明後日の18日(火)はCIRCLEおやすみいただきます。

     

     19日(水)〜25日(火)までの一週間、東京駅からほど近い、丸善さんの丸の内本店4階(OAZO4階)にて、テルコ雑貨店もフェアに参加致します。実演をしながら、新作含め様々なノートを持ち込んで販売となります。

     

     CIRCLE店主は設置と撤収で参加という具合になりますので販売にはいませんが、丸善さんでフェア参加なんてのはなんだか凄いような気がしているので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

     

     さて本日はと言いますと。昨日に続いて、もう一つのものすごい子を。

     

     KUONさんからのシグネチャーシリーズの一枚。ヴィンテージ襤褸裂き織りのカーディガンが到着しました。

     

     

     ヴィンテージ襤褸裂き織りを用いたカーディガンは、CIRCLEでも幾度か製作をお願いしては販売をさせていただいている、KUONさんのシグネチャーシリーズの一点物。

     

     数十年前に、その当時ですでに古布であった布を細く裂いて、様々な色の糸と組み合わせて裂き織り生地にしたもの。

     

     それが実際に使われたり、あるいは長く保管されたりしながら、現代まで残ったヴィンテージ生地。

     

     今裂き織りにしたものとはまた異なる、生地そのものが時間を経過してきた趣があります。

     

     

     KUON ヴィンテージ襤褸裂き織り カーディガン Mサイズ ¥250,000+税

     

     ヴィンテージの襤褸裂き織りは、その出てくるタイミングや生地の大きさなどにもよって価格も異なるけれど、やはり襤褸として価値が高く見出されていて、少し値が張る。

     

     でも以前に比べるとちょっとだけだけれどその価格は落ち着いてくれて、若干だけれど着やすくなった。

     

     今回の裂き織りは、しかもちょいとこれまでのヴィンテージ裂き織りとも違う、独特な空気。

     

     見た目もヴィンテージ感ありつつも、どこか上品で華やかさもあるウールツイードのようにも感じるバランス。

     

     

     ハイブランドさんとかが好きそうな色柄の上品さ。

     

     ベージュやグレーや白を始め、紫やブラック、水色に紺色、オレンジも赤もグリーンも……とにかくたくさんの色味が合わさることで生まれているこのボーダーの裂き織りは、美しすぎる。

     

     これだけの色が混じりながらも全体としてはシックにまとまっていて、がちゃがちゃとしない。

     

     

     それでいて今回のヴィンテージ裂き織り、何かいつもと違うかと言えば、特筆すべきはその柔らかさ。

     

     厚みはそれなりにしっかりあるのだけれど、どこかふわっとクタリと柔らかい。

     

     ヴィンテージ裂き織りはこれまで基本はちょっとハリのある質感だったから、これが妙に新しい感覚。

     

     

     がほっとした感じもありつつ、滑らかに体に沿った感じも強い一枚。

     

     

     それはきっと、裂き織りの生地幅によるものと、裂いて使われいる生地の柔らかさによるものなのだろうな、と思う。

     

     見た目だけでなく質感もまた世界に一つ、というのがシグネーチャーシリーズの素敵なところ。

     

     

     どの箇所を見ても同じ部分は二つとありません、もちろん。

     

     

     これだけたくさんの色味が交差しながらも、シックで綺麗なバランスになっている不思議。

     

     和の素材なのに、どこか今回の裂き織りはヨーロッパ感がある。

     

     

     唯一無二の存在感は、やはり着るアート。

     

     

     隅々までを目で楽しみながら、そしてそれに袖を通して着て味わえるという面白さ。

     

     

     このプロダクトはやはり、KUONさんならではだな、とまた強く感じさせてくれる。

     

     

     前のV開きももちろん下になんでも合わせやすいバランス。

     

     

     特に今回のものは柔らかさも相まって、さらに下に仕込んで着るものは幅広く重ね着しやすいように思う。

     

     また、この上にざっくりと大きめなコートを羽織ったりするのも良い。

     

     

     パイピング部分は茶系の細畝コーデュロイ。これももちろん柔らかく良い質感。

     

     

     ボディはゆとりがあるフォルムで、中にいろいろと着やすい形。

     

     今回入荷はMサイズ。一般的な洋服で言えば、ちょっとゆとりのあるM、くらいな感じです。タイトLと言っても良いか。

     

     

     前の開きはボタン開閉で。

     

     いやもう、美しすぎるこの見え方。絵画ですね、本当に。

     

     

     ボタンはホーンボタン。今回はボディの雰囲気に合わせてか、ヴィンテージ感よりも透け感を感じる色合い。

     

     

     腰回りにはポケットがしっかり。

     

     

     やっぱりこのヴィンテージバージョンも、ポケットに手をずっと入れて佇みたい。

     

     

     裾はフラットで、前の部分だけカーブで動きやすく。

     

     

     アームホールは腕のあたりは、タイト目です。でももちろん、中にいろいろ着るゆとりはあります。

     

     

     柔らかい裂き織りなので、腕の動きも非常にスムーズ。

     

     

     本当に多くの色味が入り混じる。

     

     

     袖先はボタンでやはり開けて、コーデュロイで気持ち良いパイピング。

     

     

     左腕はまたもちろん色の流れは異なる。

     

     

     華やか色味はたっくさん使われているのに、なぜか派手さはないこの裂き織り。

     

     大人な華やかさとシックさ、です。

     

     

     ところどころにブラックや濃紺的な色味が入っているのも、その一役なのかも。

     

     

     前を開けると、もちろん総裏地でコットン。

     

     

     着心地も良く、暖かさもしっかりです。

     

     

     内側の裾部分にも裂き織りがしっかり主張する。

     

     

     見る角度や光の当たり方でまた、色の塩梅が変わって面白い。

     

     

     紫の色味が地味に良い働きをしていると思う。渋い。

     

     

     色の濃さだけでなく、占める面積がまたランダムでまるで異なるからこその、良さ。

     

     ランダムだからこそ全体で見たときにどこか一つの部分がうるさくならないバランスが取れている。

     

     

     昔昔にこの裂き織りを織った方が、そこまでバランスを考えて織ったのか、はわからないけれど。

     

     でも少なからずここまでの色を使いつつも、パッと見て美しいものを織れるなんてのは、昔の方の美意識ってすごいと思う。

     

     

     このカーディガン、CIRCLE店主は特にこの後ろ姿が好き。

     

     この色のバランス、最高としか言えない。

     

     

     濃い色も淡い色も、華やかな色も地味な色も、全てが入っていて渋かっこいい。

     

     

     一つの色の帯に見える部分でも、近づいてみるといくつもの色味で構成されている面白さ。

     

     

     なんでこんなに裂き織りは美しいのか。日本人だからそう感じる、とかそういうことでもない。

     

     世界的にも裂き織りの美しさは広がってきていて、評価はやはり高い。

     

     

     良いですよ。右肩の渋いグリーン。左にある絶妙なイエローグリーン。

     

     ともすれば、落ち着いたワインレッドのような色も効いてくる。

     

     

     近づくと、横ラインの色だけではなく、縦糸による色の入り方がまた美しい。

     

     

     生地の風合いもとても柔らかでよく、色の雰囲気と似合っている。

     

     

     鮮やかな色だって、様々色合いの交差で出来る。

     

     

     世界広しと言えども、ここまで独特な素材感はなかなかない。

     

     

     さらに着込んで行くことで、自分だけの歴史と時間がここに織り込まれる。

     

     

     ロマンですね、うん。単なる格好良さではない、ロマンがそこにある。

     

     

     どうぞ、新しく入荷したこの子も、お楽しみくださいませ。

     

     ヴィンテージ裂き織りはまだまだ奥が深いなぁと感じさせてくれます。

     

     

     

     CIRCLE

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