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2014.06.03 Tuesday

ACAMALブランドの取り扱いについて

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     トン、と急に色々な物事は進むもので。スッ、とCIRCLEの店頭に突然と姿を現した、ちょっと特殊な革小物たち。

     そういえば、5月はボナーさんのバッグの仕上がりなども多く、革バッグ月でした。それに対して、今月はちょっと「革小物月」になるような、いろいろが起こっています。

     ACAMAL(アカマル)はデザイナー・長谷川真弓が手がける、ちょっと、いえかなり独特な空気感の溢れる、日本の職人の粋を集めようと目指しているブランド。

     そんな長谷川さんが先日店頭にいらっしゃり、色々な話をしながら、まずは少し革小物をCIRCLEにて展示販売をすることとなりました。また時期がくれば、竹を使ったちょっと珍しい凄いものも……なんて色々。
     

     長谷川真弓さんは、現在では「蛇革を日本に広めたデザイナーの一人」として取り上げられることも少なくありませんが、元々は色々な天然素材(革・漆・木材など)を用いて、日本の職人と時には寄り添い、時には対峙しながら、独創的なモノづくりをされる方。

     経歴も少し不思議なところがあり、若くしてミハラヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)に出会ってはコレクションにて自ら仕立てたベルトを提供していたり、壁に用いる革のデザインや制作をしていたり……気がつけばアパレルから飛び出し、まだそれほどメジャーではなかったパイソン(蛇革)を主体として革にまつわる制作を長く続けたり……と、とにかく革に関することにフレキシブルに活動をするデザイナー兼アーティスト。

     特に近年では上質なダイヤモンドパイソン(アミメニシキヘビ)の革表面に漆を塗ったり、特殊な加工を施した制作を中心に、一点一点味わいの異なる製品を生み出しています。



     他にも様々に木や竹や漆を用いたモノを制作しており、CIRCLEではその中の一つのプロジェクトを非常に愉しみに見ており、それもしばらく細かな色々が落ち着いたら、ご案内が出来るかもしれません。

     それに先駆けて、ダイヤモンドパイソン革を用いた小物の中でも、ちょっと面白いものだけをピックアップ。

     ダイヤモンドパイソンはいわゆるニシキヘビの一種で、和名ではアミメニシキヘビと呼ばれる皮革。

     特徴的な鱗の具合や模様の美しさ、また革そのものの丈夫さ、そして他に類を見ない表情から、エキゾチックレザーの中でもとりわけワイルドかつ希少性のある革として、特殊な存在の革。



     ACAMALブランドでは、そのダイヤモンドパイソンをそのまま使用する、ということは極めて少なくそこからさらに、「普通はなかなか出来ない加工」をさらっと自由にこなします。

     その中でも、CIRCLEとして、少しだけピックアップしたのは3種類。

     染色されたダイヤモンドパイソンの上にかなりしっかりと朱漆を塗り施したもの、素に近いダイヤモンドパイソンに同様に黒漆を手で塗り施したもの、そしてまるで素のパイソンに長谷川氏が徳島にて直に藍染めを施したもの。

     それぞれ、ちょっと普通には見かけない、どちらかと言えばアート作品にも近いような、けれどパイソンらしい趣を活かした小物達。

     少し長くなりますけれど、ざっと見て頂こうかなと思います。



     ACAMAL ダイヤモンドパイソン朱漆長財布 ¥70,000+税

     パイソンに漆を塗ることで、もとより丈夫なパイソンがさらに漆の皮膜で覆われることで、強度がより一層増していきます。

     そしてその強さよりも何よりも、やはり特徴的なのはその風合い。これまで見たことの無い革感。



     機能ももちろん相応に考えられており、しっかりとサイズのあるラウンドファスナータイプ。ファスナーもさらっとエクセラを用いています。

     中の革は、この長財布はクラック加工を施した牛革を使用。どこまでもワイルドな雰囲気です。



     ACAMAL ダイヤモンドパイソン朱漆ショートラウンド財布 ¥53,000+税

     ほぼ正方形に近い形状をしたラウンドジップ。革は同様に朱漆をパイソンに塗ったもの。漆を革に定着させるには、相応の時間がかかりますし、なかなかこんな風に全面にぎっしり塗って乾かすのは大変なこと。

     ボナーさんで用いられるクロザンカクも漆を塗りこんで仕立てられる革ですが、アプローチの方法が異なるからか、表情や風合いはまるで別物です。

     ちなみに、長財布ともにパイピング部は馬革となっています。



     こちらはあけると二つ折り財布のような形状になっています。CIRCLEとしては、小銭入れ付きの二つ折り財布はどうしても型が崩れやすいためあまり用意をしていないので、ちょっと珍しいかもしれません。

     こちらは長財布と異なり、リザード型押しの牛革を。すこしカッチリとした印象になるでしょうか。



     ACAMAL 藍染めダイヤモンドパイソンショートラウンド財布 ¥60,000+税

     こちらは今度、ダイヤモンドパイソンに藍染めを施したショートラウンド。

     型こそ先ほどの朱漆のものと同様ですが、革の仕上げが異なるだけでやはりまるで別物。藍という色は本当に綺麗だな、と見るたびに感じます。



     こちらの中はやはりリザード型押しのネイビー。

     インパクトはありながらもシックで落ち着いた印象も同居したお財布です。



     ACAMAL 藍染めダイヤモンドパイソン L字コインケース ¥24,000+税
              黒漆ダイヤモンドパイソン L字コインケース ¥24,000+税

     こちらは藍染めと黒漆のタイプで同様の型のL字ファスナーコインケース。

     クタっと柔らかい質感なので、薄くポケットインがしやすい仕様。



     藍染めのタイプはこちらは中にワインレッドの馬革が用いられています。

     それにしてもACAMAL、もとい長谷川真弓氏のモノづくりは本当に自由が溢れています。型や素材によって、内装もそれぞれ異なるのは普通は珍しいもの。



     黒漆のタイプは今度はエナメル加工の牛革が。内部ポケットにはクロコダイルの型押し牛革まで。

     表面の漆や藍などの風合いを考えて見ると、これら小物総てはほぼ1点もののようなもの。

     やっぱりアーティスティックなモノづくりのタイプ。



     ACAMAL 黒漆ダイヤモンドパイソンミニコインケース ¥15,000+税
           藍染めダイヤモンドパイソンミニコインケース ¥18,000+税

     そして最後に、それぞれ少し形状の異なるミニコインケース。

     黒漆のほうは少し多きめでカードもなんとか入るサイズ。藍染めの方はデニムの前ポケットにも入りそうな、ミニサイズ。



     藍染めの方は、今度は中身はヴィヴィッドなブルーのリザード型押し。

     こちらはたっくさん小銭が……というタイプではないので、少し携帯すれば十分というくらいの小銭を気軽に持ち運ぶためのコインケース。



     黒漆のタイプな内装は迷彩柄の生地になっています。

     引き手にはストラップ上の革ひもが付属しており、どこかに下げたり手を通したり、多用途のケースとも言えるでしょうか。



     と、いうように色々と革製品のあるCIRCLEの中でも、とりわけ独創的なACAMALの革製品たち。

     実は、まだ紹介しきれていない、そしてまた店頭にもお出ししない、もはやアートピース的な1点ものもあったりします。長谷川氏が直接色々と自由に加工を施した、不思議な世界。それはまた、ご興味がございましたらお申し付け下さい、店頭に飾ることはないのですが、お出しさせて頂ます。

     ちょっと今回は目一杯で長かったですね、それでは。



     CIRCLE
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