<< 4月のCIRCLEのおやすみ、営業予定について。(2018年4月) | main | Circus of HappinessのミニL字ウォレット、サドルプルアップバージョンについて。 >>
2018.04.02 Monday

Circus of Happinessのセミロング・ギャルソンウォレット、サドルプルアップバージョンについて。

0

     

     4月の今日から新社会人!という方もきっと多いのだろうと思います。あるいは新社会人でなくとも、やはりこの4月から新しい環境で仕事をスタートしたり、生活を新たにする方も季節柄多いのかな、と。

     

     CIRCLEはそういう中でも、ある意味では変わらず出来るだけいろいろな愉しみをお届けしたい、と思っています。

     

     長くお店が続けられた嬉しいとうのはもちろん生活や食べていく意味合いもあるけれど、なんというか「いつか何かが変わっていっても、この店は変わることなくある」みたいな、そういう感じが素敵だなと思うのです。

     

     長く続けていく中では、ずっと見続けてくださるお客様もいらっしゃれば、ふとしたことで離れていくお客様ももちろんいる。でも例えば5年10年と過ぎて行った時に、ふと懐かしく感じて足を運んで、やっぱり何か変わらないものがそこにある。

     

     お店ってそういう部分でも存在する意義や意味があると思っています。これだけウェブの世界が大きくなっても、きっとそれは変わらない。そう信じて、この4月の新しい空気もまた感じていきたいものです。

     

     さて本日は、ちょっと特別な感じで4月はスタートします。

     

     Circus of Happinessの革小物、今年もちょっとスポットアイテム的なものを製作してみています。

     

     今回は、ベルギーはマシュア社、サドルプルアップレザーを用いたバージョンです!

     

     

     昨年はCIRCLEの3周年記念に合わせて、ドラーロシリーズの小物からロングL字ウォレットとミニL字ウォレットのスポットカラーとして、グレーバージョンを製作させてもらいました。

     

     今はロングL字の方で在庫が1つだけという感じになっていて、多くのお客様にスポットカラーを愉しんでいただけて嬉しく思っています。(ぜひ、最後の一つ愉しんでみてくださいね、グレーはトープっぽい趣があってまた素敵なので)

     

     そして今年、言うなれば本来は4周年記念として!!なんてやりたかったのですけれど、全然間に合いませんでした。

     

     理由の大半は「いや、革の入荷がもう数ヶ月単位でもうアレだったんで……」というどうにもならないものなので致し方ないのですが。

     

     そんなわけでこの4月に、CIRCLE4周年第二弾ではありませんけれども、スポットアイテムとしてのCircus of Happinessの革小物、展開してまいりたいと思います。

     

     

     まず出来上がってきてくれたのは、セミロングのギャルソンウォレットでした。店主がもう、お気に入りで大好きすぎる形。

     

     基本的な大きさ、構造、機能などはドラーロシリーズのタイプと同様ですが、今回は革を違うもので製作。

     

     

     以前から、「ブライドルレザーでまた作らないの?」とか「型押し系じゃないスムースレザーは使わないの?」というお声もちょこちょこいただいていました。

     

     ブライドルを今やらない理由はいろいろあって(大半は品質と価格のバランスです)、いずれは良いタイミングあれば良いなぁと思いつつも、スムースレザーに関しては確かに一度また信頼出来る革で作ってみたいなぁという思いになりました。

     

     今回ご案内するセミロング・ギャルソンウォレット、そしてもちろんミニL字ウォレットとロングL字ウォレットの3型を作りました。

     

     今日からギャルソン、明日にはミニL字、ロングL字だけ少し遅れてますが、少なくとも今週中にはご案内出来るようになったので、順次展開してまいります。

     

     

     じゃあ素直にドラーロの延長線上でイタリアのブッテーロでやれば……というのはあまりに安直な気もしましたし、店主の感覚としてはそれはテンションが上がらなかった。だって、ドラーロが表の方が傷にも強いですし、深い味わいも感じられるし、良いと思ってしまうから。

     

     では異なるスムースレザーで、素敵な風合いを愉しんでいただけて、またこれまでとも違う愉しみを感じていただけるものは何だろう……と思案を重ねた結果。

     

     CIRCLE店主のいろいろをご存知のお客様は「あー、なるほどね」という感じだと思いますが、店主も慣れ親しんだ、そしてやっぱり今でも信頼感を持って愉しんでいただける革として、ベルギーはマシュア社のサドルプルアップレザーを用いることにしました。

     

     サドルプルアップレザーも今はいっても結構入荷も不安定だったりしていろいろ大変だったけれども、なんとか良い具合に仕上がってくれました。

     

     遅れてしまったのは純粋のその革入荷のタイミングゆえ。なんせ去年の夏前には動いていて、夏に入荷するな〜なんて言っていたらそれがもろもろあって、結局冬の入荷のものに。そりゃ、間に合わないですよね。

     

     でも待った甲斐ありまして、かなり良い雰囲気だと思っています、はい。

     

     

     ではまず、チョコ色をサンプルにサドルプルアップバージョンのギャルソンウォレット、見てまいりましょう。

     

     カードを実際に入れたりなど細かな機能面に関してましては、ドラーロの時の詳細ブログもぜひご参照くださいませ。形や機能はもちろん一緒なので。

     

     

     セミロング、と言っているだけあって、一般的な長財布よりはちょっとだけ短い。

     

     通常の長財布は19cm〜21cmほど、でもこのギャルソンウォレットは18cm。万札収納を考えると、このサイズがギリギリ入るサイズなのです。

     

     その分、少しだけ縦を長めにとって独特なフォルムに。パリのギャルソンさんがお財布抱えて買い物に走る、あの感じのイメージです。

     

     

     サドルプルアップは表面はつるっとスムースなレザーです。タンニン鞣しでしっかり油も入っていて、経年変化がすこぶる楽しい。

     

     色合いも顔料系のべったりした色づけではなくて、染料系での染めが中心で薄化粧のレザー。

     

     それゆえ、牛さん独特のトラだったり血筋だったり、そういったものも見えやすくなりますが、自然な風合いでよい質感を感じていただけます。

     

     

     表面は一度軽く擦られて、そこからオイル分やロウ分などを擦り込み、そこからさらに表面をつるっとした感じにカゼイン等を用いながら綺麗に整えていきます。

     

     中に入っている油の量がしっかりしているから、革をぐぐっと曲げると革の中で油分が移動して、ぐっと色が変わったりする。

     

     その感じをプルアップと表現して、サドルレザーでプルアップする革だもんでサドルプルアップとそんな塩梅。

     

     いずれにしても表面はとっても滑らかでさらっとしつつしっとり感もあります。

     

     

     もちろんこれだけスムースだとトラや血筋が見えたりするのももちろんですが、革の鞣し過程や輸送過程、あるいは製作時のちょっとしたことでも、どうしても薄い傷やスレがついたり、ミシン跡が残ったりもします。

     

     もはやそれは、これだけ綺麗なスムースレザーの宿命みたいなものでもありますし、それを含めても使い込んでいくことでギラっと美しく強いツヤが生まれていくと基本気にならなくなるので、そこはご理解頂ければと思っています。

     

     トラも血筋も、スレも傷もミシン跡も何もなく〜なんてのは、この系統のタンニンレザーではまず無理なので。

     

     そういった面も天然革の愉しみとして味わっていただきたければ幸いです。

     

     

     CIRCLE店主は前にいたブランドにて、このサドルプルアップという革にはそれこそイヤというほど触れてきて、思い入れも馴染みも深い。

     

     いざブライドルレザーを除いたスムースレザーで素敵な革は……と思った時に、やっぱりこの革になった。

     

     手で撫でて使い込んでいくだけで素敵な光沢を放ち、しっかりした質感を維持してくれる。

     

     

     ただ、やっぱり製作上のこともあれば革入荷のこともあるので、Circus of Happinessとして定番に出来るのかと言えばそんな感じでもなくて。もっとCIRCLEが大きくていろんな体力があれば出来るのだけど。

     

     なのでスポットアイテムという具合で製作となりました。準定番と言いますか、もし作れる革のタイミングがあって、その上で店主的に作りたいなが重なれば作ろうかな、くらいの感覚です。(4日追記:やっぱりスポットアイテムだな……という感覚強いので、準定番にはなりません。今回の生産だけ、になります。

     

     

     でも今回の仕上がり、とっても素敵だと思うのです。

     

     ドラーロシリーズとはまた違う面白さがしっかり出せたかな、と。

     

     ただ革価格がどうしても高い感じなので、全体的にちょっと価格は高くなります。(でも、相当ギリギリの計算して最低限の価格幅ですが)

     

     

     どうしてもスムースレザーがよかった!という方や、サドルプルアップ好きだよ!という方はぜひお愉しみ頂けたら嬉しいです。

     

     ギャルソンウォレットも大小のL字も。

     

     あ、ギャルソンウォレットは手に持つとこんな具合です。

     

     

     さ、弧を描いたフラップをあけまして……と。

     

     

     フラップ上部分には、中にも革がついてます。フラップのハリ感を出すためだったり、もちろん見栄えのためでもあったり。

     

     

     そしてギャルソンウォレットでポイントなのはこのホック。

     

     YKKシュトッコというドイツ系で開発されたこのホック。

     

     いやもう、極めて丈夫。これまでの金属バネ式のものとは受けの構造が違うので、パチン!と小気味いい締まり方が本当に長持ちする。

     

     データ上では10倍は強度があるということになっているので、まぁ実際の実用となっても平気で2〜3倍以上は強く長持ちしてくれる。

     

     

     こっち側は普通のポチっとした感じなのですけれどね。

     

     このホックは本当に素敵。

     

     

     フラップ裏の部分にちょっとだけロゴ入れてます、空押しで。

     

     これくらいでCircus of Happiness的な主張は十分です。

     

     

     それでは収納をご案内。

     

     まずは一番手前の部分にロングのカードポケット。

     

     横向きでずらしながらドサドサと入れても良いですし、縦向きに入れると3枚分きちんと並ぶようになっています。使い方は自由に。

     

     

     で、その後ろには札入れ相当の部屋が一つ。

     

     もちろん領収書入れにしても良いですし、ここにもカード入れたっていい。

     

     

     で、そこからファスナーの間部分に、隠しカードポケットが。

     

     ここもカードが2〜3枚入ります。

     

     CIRCLE店主はこの隠しポケット(他に2箇所、計3箇所あるので)の部分に、ジャンルごとによく使うカードをまとめて入れたりしてます。

     

     ここは銀行系、ここはクレジット系、ここは身分証名系……って感じで。便利です。

     

     

     その後ろにはファスナー式のコイン室。

     

     開けると片マチがぐわっと大きく開くようになっているので、収納量もかなりありますし、小銭を探しやすいです。

     

     

     そしてファスナー部分のさらに奥に、ここにも隠しカードポケット。

     

     

     さらに後ろに札入れ相当の部屋が一つ。

     

     

     で、また後ろに隠しカードポケットがいます。

     

     

     そして一番奥に最後のロングポケット。

     

     チケットやメモでも、領収書でももちろんここも札入れやカード部屋にしても良い。

     

     広いポケットと細かいポケットが交互にいろいろあるので、自由にレイアウトしやすくて、かなり便利なのです。

     

     結果としては、ロングカードポケットが1室、札室相当の部屋が3室、ファスナー式コインポケットが1室、そして隠しカードポケットが3室。

     

     なかなかの収納力なんです、実に。

     

     

     あ、もちろんファスナーはYKKさんのエクセラ。

     

     Circus of Happinessでおなじみのアンティークシルバー色です。

     

     このファスナーやっぱり良いと思う。ギラギラしすぎず、自然な風合い。

     

     

     内装も含めて、革は全面サドルプルアップです。結構贅沢だと思います、正直。

     

     見えにくい部分は他の革使って……とした方が、コストとしてはもちろん助かるのだけれど、それはしたくなかった。

     

     コバはこんな感じで色を揃えて磨いてます。顔料はのせていないので、ポロポロコバが取れるみたいな感じにはなりません。

     

     

     その分擦れたりするのが続くとケバだったりすることはあるけれど、それはまたクリームつけながら磨くだけでつるっとしていくので、むしろメンテナンスとしてはやりやすい。

     

     その辺りはドラーロシリーズと共通なところ。

     

     このコバの連なりの絵も好きなので、ギャルソンウォレット面白い。

     

     

     サドルプルアップレザーそのものは、さほど目立った手入れは入りません。普通に水気には気をつけていただいて、手で撫でてもらったり、柔らかい布で乾拭きを日常的にしていただくと、良い感じに育ちます。

     

     よほどカサつきを感じたり等あれば、その時は少しクリームつけて磨いて……というくらいです。

     

     スムースレザーなので、傷は絶対につきます。擦れも絶対におきます。それを前提にしながらも使い込んでいくとサドルプルアップらしいギラっとした表情になっていくので、ご理解いただきながらお使いくださいませ。

     

     

     Circus of Happiness セミロング・ギャルソンウォレット サドルプルアップ ブラック ¥34,000+税

     

     それでは各色をご案内してまいります。まずはもちろん、この色無くして始まりません、ブラック。

     

     はじめはマットな質感もあるところから、ガシガシ使い込んでいくともう驚くくらいの艶が生まれる。

     

     色の変化、という意味では「より黒く感じる」くらいではありますが、ツヤ感という意味合いでは一番はっきりと強く変化を感じやすい色です。

     

     

     ステッチもブラックで合わせて、ぐっと漆黒的なブラック。

     

     良い表情だと思います。

     

     

     ブラックでも多少、血筋などが見えることもあります。でもそれもサドルプルアップの良い味わい。

     

     

     もはや傷とか気にせず、ラフにガンガン使って欲しい。

     

     

     独特な迫力のあるブラックです。

     

     

     開いてみるとこんな感じで。

     

     

     パーツなどはもちろんどの色も一緒です。

     

     

     ギャルソンウォレットは革の床面も見える作りをしていますが、サドルは床面も雰囲気あるのでドラーロやブッテーロ同様、良い。

     

     

     なんだかスタイリッシュな感じとぐっと強さを感じますね。

     

     

     持つとこんな感じで。いやまぁ、使い込んだ後の方が、サドルプルアップもやっぱりもっとかっこよくなります。

     

     その辺は、ドラーロシリーズの方も含め、タンニン鞣し系の革はそんな感じあります。

     

     

     ということでブラック、もちろん欠かせません。

     

     

     Circus of Happiness セミロング・ギャルソンウォレット サドルプルアップ チョコ ¥34,000+税

     

     続いてはサンプルでも見ていただいた、チョコ。

     

     経年変化の風合いや、ぐっと渋い雰囲気がある色合いとしてチョコはやっぱり良い。

     

     もちろん艶もしっかりと出てきますし、色の変化も艶の変化もいずれもバランスよく味わえる感じ。

     

     

     まぁチョコはさんざん詳細で見ていただいたので、さっくりと。

     

     

     濃いめの茶色で、サドルプルアップはやっぱりこの色が好き、という方も多い気がする。

     

     

     革の床面も茶系です。

     

     

     使い込んでいくと、透明感もやはり感じるようになる。

     

     

     ブラックに負けじと、こちらの存在感。

     

     

     Circus of Happiness セミロング・ギャルソンウォレット サドルプルアップ キャメル ¥34,000+税

     

     そして最後の色味として、キャメル。

     

     サドルプルアップにおいてこのキャメルは、とっても定番にはしにくい色合い。革の時点での仕上がりにムラも大きく、血筋などもかなり見えやすくなることがある。

     

     でもサドルプルアップのキャメルの色合いが店主は個人的に好きだから、どうしても入れたかった。

     

     結果、ブラックとチョコにも負けない良い雰囲気に。

     

     

     もちろん使い込んでいくと色濃く育っていく。

     

     

     ブッテーロのキャメルとも、シュランケンカーフのゴールドとも違う、どことなくずしっとしたある種の重量感を感じるキャメル。

     

     それがサドルプルアップらしい感じもする。

     

     

     もちろんムラは多少あります。スレやシワもどうしても見えます。でもそれも使い込むと良い雰囲気に変わります。

     

     

     キャメルも作ってよかった、やっぱりこの3色あると落ち着く。

     

     

     開いた感じはこう。

     

     

     もちろん素敵ホックさんです。

     

     

     床面は革らしい薄茶感。

     

     

     ブッテーロの茶の感じも好きですし、どちらも個性ある感じで良いと思う。

     

     

     こんな具合で明るいところからスタートで、育てていく感じ。

     

     

     ツヤっとしたキャメルです。

     

     

     とこんな具合でスポットアイテムのまずはギャルソンウォレット。

     

     なかなかどうして、すごく良いんじゃないかな、と。ありそうでこんな感じ、あんまり無いと思います。

     

     またいつもと違う空気感のスムースレザーバージョン。

     

     ぜひ、お愉しみ頂けたら幸いです。

     

     明日は、ミニL字をご案内できると思います。ロングL字も遠からず。どうぞ順次ご案内してまいりますので、宜しくお願い申し上げます!

     

     

     

     CIRCLE

     

     

     

     

     

     

    コメント
    コメントする








     
    Calendar
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << October 2018 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    • ル・ボナーさんから久々登場の、天ファスナーブリーフについて。
      CIRCLE 青山 (05/07)
    • ル・ボナーさんから久々登場の、天ファスナーブリーフについて。
      SNK (05/06)
    • 寒くなってまいりました。冬支度はまだまだいろいろ愉しめます。
      CIRCLE 青山 (12/15)
    • 寒くなってまいりました。冬支度はまだまだいろいろ愉しめます。
      SO (12/15)
    • ル・ボナーさんのデブペンケース、久しぶりにどーんと勢揃いです!!
      CIRCLE 青山 (12/08)
    • ル・ボナーさんのデブペンケース、久しぶりにどーんと勢揃いです!!
      Kun16 (12/07)
    • Circus of Happinessのドラーロシリーズのエイジング定点観測 その4
      CIRCLE 青山 (11/24)
    • Circus of Happinessのドラーロシリーズのエイジング定点観測 その4
      ぎんなん (11/23)
    • ちょっとずつ、揃えられるものを揃えて、選んで楽しくなるように。
      CIRCLE 青山 (11/20)
    • ちょっとずつ、揃えられるものを揃えて、選んで楽しくなるように。
      ryo (11/20)
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM